闇属性の魔法使いだが、なぜか勇者になってしまった 3
~それはともかく嫁にいい暮らしをさせるために頑張って成り上がろうと思う~
2019年1月21日
キングノベルス
著:サンマグロシホタテ
画:池咲ミサ
5巻発売記念 試し読み!

屍鬼の騒動が一段落したある日、空から落ちてきた少女・ティータニアに求婚されたクリス。カールの妹・アルチーナとの婚約、正妻・オリヴィアの懐妊など、幸せが続くなか、彼らの日々を脅かそうとする不穏な動きがあった……。

作品情報・人物紹介はこちら
4巻試し読みはこちら
「姉の誘惑」
ヴィヴィアンと、その姉であるメリッサに押し倒されるクリス。
巨乳美人姉妹に迫られたら誰だって無抵抗にならざるを得ない…よね?


 優しい眼差しで俺を見るメリッサさんにドキッとした拍子に、あっさりと唇を奪われる。彼女の舌が歯茎を舐め、自然と口が開いてしまう。

「むぐっ……んんぅ……」

 舌が絡み余りの気持ち良さに声が漏れてしまう。無意識に俺の手は彼女の胸に伸びて、指が埋まるほど柔らかいおっぱいの感触を堪能してると、彼女は俺に組み伏せられるような体勢になってしまう。
 俺としては普段通りに、積極的に感じさせてやりたい。しかしメリッサさんに限っては、動きを読まれてるかのように先手を打たれて為す術なく手玉に取られてしまう。いや、経験豊富なお姉さんにリードされるのもそれはそれで興奮するけど、嫁に情けない姿は見せたくないのだ。
 反撃しようにも彼女の繊細な舌の動きは、生き物のように俺の口の中を愛撫して、頭が痺れる。その淫靡な肢体は俺の手に吸い付くようだ。気が付けばまだチンポを触られてもいないのに、すでに勃起してしまっている。
「んっあっ……んくっ……くぅ……メリッサさん……」

「キスで感じてるクリス君可愛いわ、お姉さんにもっと任せてね?」

 唇が離れ、しばし見つめ合う、彼女の目はどこまでも優しく、甘い温もりに包み込まれたかのような感覚に陥っていく。身も心も彼女に委ねてしまいそうな、甘く、優しい快感に酔っていく。駄目だ……経験値が違い過ぎる、娼館に嵌る奴の気持ちが分かった気がする。
 勿論セックスはまだまだ始まったばかりだ、キスして終わりな筈もなく。ヴィヴィアンは俺の股間の前に跪つき、チンポに舌を這わせ。メリッサさんはその巨乳で竿の部分を挟む。
 ヴィヴィアンのフェラチオは嫁の中ではディアーネと並んで、すごく上手だ。しかし、全体を包み込むように柔らかい胸に挟まれ扱かれる甘い刺激に、あっという間に痛いくらいに勃起してしまう。やばい、パイズリがこんなに気持ち良いとは思わなかった。



「う……あっ……すげぇ気持ちいい……」
 オリヴィアを始め巨乳の嫁にもパイズリはして貰う事が多いけど、どっちかと言うと奉仕して貰ってるという、視覚的な快感の方が大きかった。しかしメリッサさんの柔らかく張りのあるおっぱいに挟まれると、膣内とは全く違う予想外の動きで快感が齎される。
 収まりきらずに、はみ出た先端をヴィヴィアンは口に含む。そしてヴィヴィアンがパイズリを始めると、今度はメリッサさんがフェラしてくれる。
 二人同時にチンポを舐めたかと思えば、左右から二人の巨乳で挟んだりと、射精しないように必死に我慢する。

「まぁ! こんなに大きくて逞しいオチンチン初めてよ、お嫁さんたちがクリス君に夢中になるのも当然ね」

「ちゅ、くちゅ……クリスさんは大きくて硬いだけじゃなくて、絶倫で凄いから」

 お世辞なのだとは思うのだけど、メリッサさんにそう言われると、なんとなくいい気分になってしまうのは俺が単純だからか? この人褒めるのが上手くて、的確に男の自尊心をくすぐってくるのだ。
 美人姉妹がベッドに寝る俺の股間の前で、跪いて奉仕してくれているシチュエーションに、二人の髪を撫でると、ヴィヴィアンとメリッサさんが照れたような表情で笑いかけてくれる。印象が違ってもどこか似ている微笑みにやっぱり姉妹なんだと納得する。

「んむっ……んっんっ」

 竿の部分をおっぱいで扱くメリッサさん。先端を口に含んだヴィヴィアンの唇と舌は的確に感じる部分を刺激し痺れるような快感に、気を抜けばあっさり射精してしまいそうだ。いくら二人が年上でも、こんなに早く射精してしまうのは些か情けない。
 唐突にメリッサさんはパイズリを中断し、玉袋に舌を這わせる。ヴィヴィアンの単独のパイズリも気持ちいいけど、そこは俺以外に経験のないヴィヴィアンと、プロだったメリッサさんの差なのか? まだ我慢できる刺激だ。

「あぁクリスさん、頑張って気持ち良くするから……んっんくっ……」

 鈴口に舌を這わせ先走りを舐めるヴィヴィアン。陰嚢を優しく刺激するメリッサさん。美人姉妹の奉仕に我慢にも限度がある、俺がヴィヴィアンの頭を撫でるように両手を添えると、心得たようにチンポを口の奥に含む。
「ごめん! もう出すぞヴィヴィアン」
 ヴィヴィアンは俺の腰に手を回し、逸物を深く咥えると、いつでも良いと言いたげに俺を上目遣いで見る。年上なのに幼く見えるヴィヴィアンの頭を両手で抑えると昂りきった性欲を解き放つ。
 我慢したせいで、勢いよく口内に吐き出された精液を飲み干したヴィヴィアンは、トロンとした情欲に火が灯ったような、淫らな表情を浮かべる。

「クスッ、いつもより多いね、クリスさん」

「二人のパイズリとフェラが気持ち良すぎたんだよ」
 体勢を変えて二人をベッドに寝かせると、フェラチオで興奮したのか、すでに愛撫が不要なほど濡れていた。
 並んだ巨乳美人姉妹が、脚をMの字に広げて俺に抱かれるのを待ってる。思わずゴクリと喉が鳴るくらい淫らな光景だ。この姉妹を今から抱くのだと思うと、さっき大量に射精したにも関わらず、先ほどと変わらない大きさまで勃起している。

「あぁ……出した直後でもこんなに逞しいなんて」

 メリッサさんの驚いたような表情に気分を良くした俺は、彼女の割れ目にチンポをあてがい……キスをする。軽く唇に触れただけで離すと、メリッサさんは優しく微笑みながら俺の耳元で小さく、だけど確実に聞こえるように「きて」と囁いた。この声はどこまでも甘く、その誘いに抗うことはできなかった。








お試し版を読んで気に入られた方は、
『闇属性の魔法使いだが、なぜか勇者になってしまった 3』
を是非お買い求めください!

1巻試し読みはこちら
2巻試し読みはこちら
4巻試し読みはこちら
5巻試し読みはこちら