闇属性の魔法使いだが、なぜか勇者になってしまった 1
~それはともかく嫁にいい暮らしをさせるために頑張って成り上がろうと思う~
2019年1月21日
キングノベルス
著:サンマグロシホタテ
画:池咲ミサ
5巻発売記念 試し読み!

山奥で闇魔法の修行を続けてきたクリス。成り上がるために都会へと向かう旅の途中で、襲われていた奴隷姿の美少女を助けた。 その少女・オリヴィアにひと目ぼれしたクリスは、彼女に結婚を申し込み、『成り上がり』に加えて『嫁を幸せにする』という目的ができたのだった!

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「運命の出会い」
オリヴィアにひと目ぼれしたクリスは、彼女に結婚を申し込む。
その申し出を承けたオリヴィアと、初めての夜を経験する……。


 とりあえずボロボロの服は捨て、濡れタオルだけじゃ拭えない汚れを落とすのに近くの川にやってきた。
 幸いにして川の水はそのまま飲めるくらい綺麗だ。岩陰を見つけそこに人払いの結界を構築する。
「そのボロは捨てて、どっかの村に着くまで俺の予備の服を着な。ダボダボだろうけどその辺は紐かなんかで調整すりゃいい。その前に体を綺麗にするぞ」

「はい、クリス様、それではお召し物をお借りいたします。身を清めて参りますので……」

 なんか自分一人で川に入ろうとしてる俺の嫁(予定)だが、肩を抱き一緒に川辺へ、そしてボロ布をはぎ取る。奴隷の服に下着なんてあるはずもなく当然裸だ。そして俺も服を脱ぐ。

「きゃっ! クックリス様!?」

 いきなり全裸にされ驚き狼狽してるオリヴィアは、胸と性器を隠し真っ赤になってる。おうっ! 分かってたけど彼女の細腕では隠しきれないほどおっぱいでかい。直で見るとでかいだけでなく形もイイのが最高だ。
「なんだ? 川で水浴びするのに服を脱いで駄目なのか?」

「だ、駄目ではございませんが……み、未婚の身で殿方に肌を晒すなど、まして屋外ではないですか……」

 あぁ、恥ずかしがる姿も可愛い、腰まで届き軽くウェーブのかかった銀の髪は日の光を反射して煌めいて、まるで女神のようだ。宿まで我慢? 無理だ。
 脱がしたときは胸にばかり視線が向いていたが腰から尻へのラインもまた実にエロい。超絶美少女でスタイル抜群とか……もう一度言う我慢とか無理だ。多少強引に恥ずかしがるオリヴィアの体を濡らした手で撫でる。

「ひゃっ! あっあっ、く、クリス様ぁ……むぐっ」

 混乱しているオリヴィアを正面から抱き、キスをする。動きが止まったところで片手を胸へ、もう片方の手を膣口へと這わせる。

「んむぅ!」

 未知の感覚にどうしていいか分からなくなってるようだ。最初はキスとか胸を触るだけにするつもりだったが、無理。結婚を申し込んでOKしてくれた女の子が、しかも全裸でなすがままにされてるんだぞ。
 愛撫しているうちに、元から大して強度のなかった理性の糸は呆気なく千切れた。
 抱き合ったまま、俺は大きな岩の上に仰向けになる。嫁を硬い岩の上に寝かせるわけにはいかないからな。

「い、いけません、殿方の上に乗るなどはしたないですわ……」

「気にするな、それよりも……わかるな?」
 俺の逸物はもうかつてないほど昂ってる。肌に触れてる彼女が気づいていないはずはない。
 顔を真っ赤にして頷く、世間知らずの令嬢でも性教育は受けてるだろう。俺の胸元に当てていた手を下げ、俺の逸物に触れる。自分で触るのとは全然違う。女の子の手ってこんなに気持ち良いのか、それともオリヴィアだからか。
 彼女は俺のペニスを自分の膣口まで導く。そして潤んだ瞳で俺を見て微笑む。その顔は蕩けてしまいそうな程美しく、なによりも淫靡であった。

「クリス様、様々な不幸のあったこの身でございますが、幸いにも未だ乙女でございます。今日この日に愛する貴方様へ純潔を捧げることができて、オリヴィアは幸せでございます」

 オリヴィアは俺の逸物を掴んだまま、徐々に腰を落とす。俺の肉棒を自ら秘所に迎え入れる。痛みに顔を顰めつつも、隠しきれない興奮に紅潮していた。
 そして、一気に腰を沈める、同時に俺も彼女の尻を掴み突き上げた。



「ぐっ! あぁぁぁぁぁ!!」

 彼女の秘所からは、破瓜の血が流れている。オリヴィアの膣内を俺が、俺だけが好きにできるのだと思うと、更に昂ぶってくる。だが痛がってる彼女を見てこのまま無遠慮に動くわけにもいかない。
「オリヴィア、痛いだろう? そのまま動くな」
 両手は尻を掴んだまま、触れるだけのキスをする。少なくとも痛みが引くまでは、このままでいよう。

「はぁはぁ……クリス様、わたくしのことは気にせず、この身体を好きにしてくださいませ」

 涙を浮かべながらも健気に微笑み、そんなことを言ってくるオリヴィアが、ますます愛おしくなってくる。

「やっあぁん! むぅぅん!」

 腰は動かさないが、巨乳を揉みながら舌を絡めたキスをする。

「だ、だめです……胸は……」

「なんだ? 気持ち良くないのか? それとも痛いならすぐ止めるぞ」

「い、いえ、痛いわけでは……」

 嫌がってはいないようなので、たわわに実った二つの果実を時に強く、時に弱々しくその感触を堪能する。
 しばらく巨乳を堪能してるうちに彼女の顔から苦痛の色が消えた、どうやら落ち着いてきたのか。軽く腰を突き上げてみる。

「あっあぁぁぁん! やっあっあっあっ!」

 どうやらもう痛みは消えたようだ。このまま小刻みに動かすだけで蕩けそうな程の快感が襲って来る。ヤバイ気持ち良すぎて腰が止まらない、止められない。

「あぁ! クリス様、これが、これがセックスなのですね! オリヴィアはクリス様に処女を捧げることができて幸せです」

「俺もだ、俺もオリヴィアと出会えて最高に幸せだ!」
 俺は自分が彼女の肢体に溺れつつあるのを自覚したが、構わない、彼女は俺の嫁だ、溺れて何が悪い。オリヴィアの喘ぎ声が更に俺の理性を溶かす。俺は無言で突き上げ続け……限界が近づいてきた。
「出るぞ、オリヴィアの膣内に射精するぞ!」

「はっはっ! はい、クリス様ください、クリス様の妻である証として……孕ませてくださいませ、オリヴィアにクリス様の御子を孕ませてください!」

 ――ドピュドピュドピュ……。

「はっ! あっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 射精した瞬間、オリヴィアは身体を仰け反らせ、そのまま力尽きたかのように俺の胸元に顔を埋める。
「はぁはぁ……ふぅ……ありがとうオリヴィア、愛してるぞ」

「わた……わたくしも……クリス様を愛しております」

 抱き合ったまま、繋がったまま俺たちはキスをし、その場で微笑み合うのだった……勿論その後、体を洗い終わり直ぐに二回戦に突入し、夜になってしまったので川原で野宿した。








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