どっちのiが好きですか?
2020年8月18日
ぷちぱら文庫
著:Fuzisawa
画:ねたろぅ
原作:HOOKSOFT
好評発売中のぷちぱら文庫『どっちのiが好きですか?』のお試し版です!



作品情報はこちら
原作ページはこちら

年上の彼女ができたら
そのコをリードしたい?
それともリードされたい?







「小柚子、可愛い……」
「ん……」

 震える小柚子の唇に自分の唇を重ね合わせる。隙間からこぼれる甘い吐息に、胸の鼓動は徐々に高鳴り始める。

「ちゅぷっ、ちゅっ……んん、忠臣」

 キスが終わるタイミングで上着を脱がせ、下着を押し上げて小柚子の胸を露出させる。ぷるりと震える乳房の先端の乳首は、すでにツンとその存在を主張し始めていた。

「ぁ……。ん……ふふっ、そんなに乳首ばっかり見ちゃって……ほんと忠臣はエッチなんだから」

 俺の視線を感じた小柚子がくすぐったそうに笑い、わずかに身を捩る。その動きで乳房はまたふるっと揺れ、真っ赤な果実のように熟した乳首がぷるんと弾んだ。

「でも、忠臣にだったらそんなふうに見られてもいい。だって大好きな人、だから……」
「俺だって同じ気持ちだ」
「んぅ……ちゅぷちゅ……だぁいすき……」

 今度は唇を触れ合わせるだけじゃなく、舌も絡め合わせる。舌先は小柚子の味を確かめるように、ゆっくりとその口内を蹂躙していく。

「んぁ……私にも、忠臣の口の中舐めさせて……。ちゅる、ちゅっ……んっ、こうしてるだけで……ちゅっ、ちゅるっ……どんどん濡れて、きちゃう……」

 俺の口内に舌を差し入れ、ねっとりと絡め取る小柚子。表情はどんどん蕩け、唇の隙間からは熱い吐息がこぼれ落ちる。

「今の小柚子すごくエッチな顔してる」
「そ、それは……忠臣だってすっごくエッチな顔してるし、お互い様でしょ……。だからその……キスだけじゃ満足できない……」

 小柚子の言いたいことを察し、その豊かな膨らみに手を伸ばした。

「んはぁぁ……忠臣の手、熱い……」

 乳房に手のひらを当て、柔らかさを確かめるように優しく揉む。手のひらを押し返すような弾力と柔らかさに、興奮がさらに加速していく。

「ふふっ、食い入るようにおっぱいばっかり見ちゃって……んぁ、そんなに慌てなくても、逃げたりしないわよ。んっ……だって私のおっぱいは……あ、あっ、忠臣だけの……ものなんだから」
「小柚子……」

 胸全体に触れる愛撫を、乳首を指で挟む集中的なものへと変えていく。ぷっくりと膨らんだ乳首を強く摘まみ、芯の硬さを確かめるように指先で転がしてゆく。

「んっ、あっ、乳首、コリコリされるのも、気持ちいいっ……! あっ、あっ、それ好き……っ、んっ、んっ! 指でぎゅってされると、背中ゾクゾクって……してぇ……!」

 俺の指先が乳首を軽く押し潰すたびに、小柚子の身体がビクビクと跳ねて甘ったるい声が漏れる。俺はさらに手を動かし、もう片方の手でうっすら汗の浮かんだ乳房をやわやわと揉みしだきながら乳首を責めてゆく。

「あっ、んんッ、つ、強くするのっ、ダメぇっ……声、我慢できなく……んんっ! なっちゃう、の、んっ、あっ、ふあぁっ……!」
「それなら我慢できないように――」

 俺は小柚子の恥部を覆い隠していたストッキングに爪を立て、破いていく。布が破れる音とともに、清楚な下着が露わになる。クロッチ部分は滲み出る愛液で、早くもうっすらと湿っていた。甘酸っぱい小柚子の香りが俺の鼻をツンと刺激して、興奮をいっそう煽る。











「た、忠臣……ストッキング破るなんて……もう……これじゃほんとにAVみたいじゃない……ヘンタイ……」

 俺から目を逸らすと、恥ずかしそうに言葉をこぼす。そのまま下着の上から指で股間に触れると、くちゅっという粘っこい水音が立った。

「あ、んぁっ……や……んんっ」
「小柚子のここ、もう濡れちゃってる」
「バカ……あれだけして、濡れないわけないじゃない」

 拗ねたような表情で俺を見上げる小柚子だが、身体のほうは俺の指先が秘部を刺激するたびに、正直にヒクヒクと震えている。

「大好きだよ。小柚子」
「……私も……。ちゅっ……んちゅっ、ちゅぷっ、ちゅ……触られたままキスするのも……んちゅっ、好き、ちゅぅっ……」

 指で愛撫を続けながら、求め合うようにキスしていく。

「んぁ……ちゅ、ちゅぷ、忠臣の指……グリグリって、ちゅ……っぱ、私のアソコいじってる……ふぁあっ、あっ、はふぅ……あっ、んっ、指、上下に擦れてぇっ……」

 ゆっくりと膣口全体をなぞるように、指を下着に這わせていく。下着の下で綻び始めている秘裂の縁を俺の指が擦るたびに、小柚子は身体を小刻みに震わせ、蕩けた声で喘ぐ。潤んだ瞳の先は俺の指先を追っている。

「ん……あっ、ふぁ……そこ、クリトリスは、んっ、んぅ……あっ、はぁんっ」

 指を動かし、膣口全体からクリトリスを集中的に愛撫する。ぷっくりと膨らんで下着を押し上げている陰核を俺の指が軽く摘まみ上げると、小柚子は感電したように全身をビクビクとわななかせる。

「ふぁっ、あっ、あぁぁっ……! んはっ、つ、強くしたらぁ、んぁっ、ダメぇ、感じすぎてっ……はぁ、ふぁ、あぁんっ……」

 ぶるっ、ぶるっと身体を震わせ、呼吸を乱す小柚子。ぱっくりと開いた秘唇の奥からはトロトロと愛液が滲み出て、下着のクロッチをぐっしょりと濡らしていた。上気した彼女の表情に、俺自身我慢できなくなってしまう。

「小柚子、このまま挿れるからな?」
「うん、忠臣の指……んぁ、早く欲しい……お願い、早くちょうだい……あんっ……」

 腰をくねらせ、小柚子はいやらしく俺におねだりをしてくる。俺に媚びるようなその姿に、頭の芯がかっと熱くなり劣情を抑えられなくなる。すでにぐっしょりと濡れている下着をずらして花弁を露出させると、蕩けきったそこに指を挿入する。

「ふぁあっ、あ……っ、忠臣の指、挿入って……きたぁっ……んぁっ、あぁぁっ……!」

 ゆっくりと指を差し入れると、熱くトロトロとした粘膜がねっとりと絡みついてくる。根元まで挿入すると、きゅうきゅうと収縮する膣洞を指で押し返される刺激に、小柚子は大きく身体を震わせた。

「やっ、んんっ、指、ふぁ、感じ、ちゃうぅっ……くぅんっ、くちゅくちゅって聞こえて……んぁっ、キス……キスもして?」

 切なげな声でおねだりしてくる小柚子に応え、ふたたび唇に吸いつき、舌を絡め合う。

「んぅ……ちゅれろっ……下の口も、上の口も忠臣でいっぱい、ちゅぱっ……ちゅる……ちゅっ、今は下の口、んちゅっ、指だけど……ちゅぷっ、あなたのアソコでも子宮にキスしてほしい……」
「ああ、いっぱいキスするから……」

 深く差し入れた指を大きく動かし、膣の内壁をくちゅくちゅと何度も擦り上げながら、小柚子の熱い舌を強く吸い上げる。擦られるたびに膣全体はいやらしく収縮して、俺の指を強くしめつけてくる。

「あっ、うぅっ、んっくっ、んふぁっ……私、忠臣とエッチするたびに、あっ、あぁ、どんどんエッチになってっ……今じゃキスするだけで、んぅっ、あなたの太いのがほしい身体になっちゃってるのぉ……」

 俺の指の動きに合わせて小柚子は腰をくねらせ、自分から膣粘膜を指に擦りつけてくる。かき回された膣からとぷぷっと愛液が溢れ出て、肉襞がいっそう熱くドロドロに蕩けてゆく。

「ふぁ、あっ、あぁっ……もっと乱暴にしても、いいから……っ、指で、くちゅくちゅしてぇっ……、あっ、ふぁ……んっ、少しだけだと、切なくて……んぅ……」
「じゃあ、もっと――」

 小柚子の切なげなおねだりに応え、指の抽送を速める。膣内から響くぐちゅぐちゅという淫靡な水音がいっそう大きくなる。

「あっ、ああっ、んんっ、あっ、ふぁあっ! それ、気持ちいい……っ」
「小柚子の大事なところから、こんなにいっぱい溢れちゃってるぞ?」

 奥から溢れ出した愛液は愛撫する指先から手のひらに流れ、それでも収まることはない。俺のあからさまな言葉に小柚子は頬を真っ赤にしながら、視線を逸らして小さな声で答える。

「だって、んぁっ、忠臣の指、んんっ、気持ちいいから……私のアソコも、あっ、あっ、喜んでるから、こんなにエッチな汁出ちゃってるんだよ? だから、こんなにした責任は、あぁっ、忠臣に、んぁっ、あるんだからぁっ……」
「だったらちゃんと責任取らないと、だな?」
「うん……ちゃんと責任、取って……ちゅるっ、ちゅぷっ、忠臣じゃないと、ちゅぷ、ちゅ……だめ、だから……」

 顔を近づけると、小柚子のほうから唇を奪われる。お互いの唇を貪り、舌を深く絡め合いながら、唾液を交換する。甘くトロトロとして蜜のような小柚子の唾液が俺の口の中に流れ込んできて、頭の芯がジンジンと痺れた。




この続きは、発売中のぷちぱら文庫『どっちのiが好きですか?』でお楽しみください!!
(C)Fuzisawa / HOOKSOFT