異世界娘発情中
~俺のアレをハムハムしまくり!?~
2020年7月10日
ぷちぱら文庫
著:ヤスダナコ
画:七瀬にちか
原作:Calcite
7月10日発売のぷちぱら文庫『異世界娘発情中 ~俺のアレをハムハムしまくり!?~』の特別書き下ろしショートストーリーです!



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転生魔王の独身リーマンがエルフ・獣人・悪魔 etc.
異種族ヒロインたちに惚れられまくりの大騒動▼
ヤスダナコ先生書き下ろしショートストーリーが登場!!





 夕暮れどきの路地裏に、美麗なエルフの喘ぎ声が響いていた。

「ハァ……こんな、場所で……本当にするんですか?」
「ああ。フィアだって、嫌じゃないだろ?」
「嫌ですよ。こんな場所でするなんて……誰だって嫌って言うに決まってます」

 フィアと呼ばれた長い耳の美女エルフが、そう言って拗ねた顔を向けてくる。
 穏やかで優しい美貌。腰まで伸びたサラサラの美しい髪。細身だが肉付きが良い身体。白くてスベスベの肌は夕日に照らされ、この瞬間だけ淡いオレンジ色に見えた。
 夕暮れの路地裏という特殊な場所で、フィアを抱こうとしている男の名は狭間康介。
 魔王として、自分の国を所有している男だ。
 今日は愛する恋人のひとりであるフィアとのデートだった。そのデートの最中、本来ならば夜まで待つべきなのだろうが、我慢することができなくなった康介はフィアを路地裏へと連れ込み、彼女の柔肌を堪能することにしたのだった。

「あぁぁ……康介さん。そんなふうに、わたくしの身体を……んッ。あッ……いやらしく触って……あッ、あぁぁんッ。本当に……ここで、するつもりなんですね?」

 フィアの頭に乗った薄手のヴェール。エルフの神秘性や処女性を演出するための物だが、いまは艶めかしく動く肌に絡みつき、男を欲情させるためのアイテムとなっていた。

「当然だろ。俺はこの国で一番偉い魔王なんだ。すると言ったら、絶対にするからな。それに嫌だって言ってるわりには、フィアもココをこんなに濡らして……もうすっかり、発情しちゃってるっていう感じだな」
「それは……あの……相手が…………だから、ですよ」

 モジモジとした態度で、フィアが恥ずかしそうに何かを囁く。よく聞こえなかったのでもう一度聞きなおすと、フィアは処女のように肌を赤らめ、瞳を潤ませながら言った。

「相手が……大好きな康介さんだから……身体が勝手に発情しちゃうんですッ。だから、本当にするのであれば、ちゃんと気持ち良くして……ほしいです」

 神聖なる乙女の美しさと、発情したメスのいやらしさを感じさせながら、フィアが健気なおねだりをしてくる。
 欲望に火がついた康介は、大急ぎで勃起したペニスを取り出した。そして、グッショリと濡れたフィアの割れ目に、灼けるように熱い自らのモノを押しつけていく。

「っく、うぅぅぅぅぅぅ……挿入ってくるッ。康介さんの、熱くて立派なモノが……わたくしの奥まで……あはッ。あッ、はあぁぁぁぁぁぁぁ」











 フィアの片脚を持ち上げ、向かい合ったまま立ち姿勢で、フィアの膣内へと侵入していく。汗で濡れたフィアの首筋が、男を興奮させるためのフェロモン臭を放っていた。

「フィア……最高だよ。こんな場所で、慣れない姿勢だっていうのに……フィアの膣内、最高に気持ちいい」
「わたくしも……康介さんのモノが……奥に届いて……んぁッ。あッ、はぁぁぁぁんッ」

 火がついたふたりの身体はもうとまらない。
 それが快感に繋がるのであれば、誰かに見られても構わないという気持ちで、ふたりは一心不乱にお互いの身体を求め続けた。
 そして数分後。愛し合い気持ちが、絶頂というかたちとなって爆発する。

「フィア……出すぞッ」
「はいッ……はぅぅぅッ、きて……くださいッ……んッ、んッ、あッ……はぁッ」

 愛するエルフの膣内にドロドロの精液を撃ち出す。
 子宮が満たされたフィアが、背中を仰け反らせながら大きな声を上げた。

「だめッ。イクッ、イクッ……イックぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッ」

 お互いに相手の身体を抱きしめながら、絶頂の余韻を堪能する。
 息を切らしながら、康介はエルフの長い耳に向かって囁いた。

「愛してるぞ。フィア」
「はい。わたくしも、康介さんのことを愛しています。だから今度は……お部屋に戻って、ベッドで上でたくさん……んんッ▼ チュッ……んッ。クチュ……」

 了解という意味を込め、康介は愛するエルフに淫らなキスをしてあげるのだった。




気になる本編ストーリーは、7月10日発売のぷちぱら文庫『異世界娘発情中 ~俺のアレをハムハムしまくり!?~』でお楽しみください!!
(C)ヤスダナコ / Calcite