魔法戦士エメロードナイツ
-絆を紡ぐ女神たち-
2020年5月15日
ぷちぱら文庫
著:野山風一郎
画:瀬之本久史、JAMBREAD、斎藤なつき、佐藤匠
原作:Triangle
「フィーネ! すぐにそこから出してあげます!」
捕らえられたフィーネを救うべく、ミスティはゴーレムに矢を放った。
ミスティの攻撃は寸分違わず、狙い通りにゴーレムの腕に直撃する。
しかし、石で造られたボディは堅固で、矢は小さく表面を削っただけで弾き返されてしまった。
と、不意にフィーネの口から声が漏れる。
「あっ……!?」
どこか艶を含んだような響きに、ミスティの手が思わず止まる。
「フィーネ……? どうかしたのですか!?」
ミスティの問いかけに、フィーネは首を左右に振る。
「だ……大丈夫……な、何でもないから……!」
やや不自然な態度に見えたが、まずは救出することが先決だと、ミスティは魔力を集中する。
「物理攻撃が効きにくいなら、魔法攻撃で!」
ミスティはフィーネに当たらぬよう狙いを絞り、細く束ねた魔法の雷を放つ。
電撃はフィーネを避け、ゴーレムの岩石のボディを黒く焦がす。
効果ありと思われた、次の瞬間、
「んあぁあぁあ!」
フィーネの口から甲高い嬌声が迸った。
「え……!?」
明らかに情欲を含んだ叫び声に、ミスティはたじろいて動きを止める。
「あ……あはぁ……い……いい……こ……こんなの、私……あはぁん……!」
手足をゴーレムに取り込まれたまま、フィーネの肢体は艶めかしくわなないていた。
「フィーネ!? ど……どうしちゃったんですか!?」
何が起こっているのか分からず、ミスティが困惑していると、どこからともなく笑い声が聞こえてきた。
「フフフ、驚いているようだね、ミスティ」
その声がキールのものだとすぐに理解したミスティは、怒りのこもった瞳を素早く周囲に巡らせる。
「キール!? 隠れてないで出てきなさい!」
姿を見せない相手に、ミスティは怒鳴り声を上げる。
キールの声は何か細工をしているのか不自然に反響しており、出所がつかめなかった。
そんなミスティを嘲笑うように、キールは姿を隠したまま話を続けた。
「俺は臆病でね。姿を見せるわけにはいかない。だけど、そうだね、フィーネに何が起こっているかくらいは教えてあげるよ」
「……! フィーネに何をしたのですか!」
「フィーネがよがり声を上げているのには、ちゃんと理由があるのさ」
「よ……よがり……!?」
キールの物言いにミスティは思わず頬を赤く染める。
「そのゴーレムはいかなる攻撃も吸収してエネルギーにしてしまう特性を付与していてね。そしてそのエネルギーはゴーレムの体内で魔力に変換され、一部は取り込んだ者のシナプスを刺激し、性的快感を与える仕組みになっているのさ。なかなか面白いだろう?」
キールの説明に、ミスティはハッとなる。
「じゃ……じゃあ、まさか、私の攻撃が……!?」
「そういうこと。フフフ、さあ、どうする、エメロードミスティ?」
ミスティは奥歯を軋らせる。
攻撃すれば、フィーネを辱めてしまう。しかし何もしなければ、フィーネを助けることができない。
八方ふさがりになってしまったミスティに、フィーネが弱々しく声をかけた。
「ミ、ミスティ……私は大丈夫だから……お願い、ゴーレムを倒して……!」
「フィーネ……!? で、ですが、それではフィーネが……!」
「キールの思惑通りになんてなってはダメ……! 大丈夫……耐えて見せるから……!」
フィーネは安心させるようにミスティに微笑みかける。
それを見て、ミスティも覚悟を固めた。
「分かりました……! 少しだけ辛抱してください……!」
ミスティは矢をつがえ、ゴーレムに狙いを定める。
すると、拍手の音が聞こえてきた。
「美しい友情だね。感動したよ。魔法戦士のこの素晴しい舞台に、俺も花を添えさせてもらうよ」
その言葉に続き、キールは呪文の詠唱を始める。
「何を……!?」
ミスティが警戒を強める。
そして、呪文が終わると同時に訪れたのは、ストーンゴーレムの変化だった。
ストーンゴーレムの下半身??主に股間の辺りでひび割れるような音が鳴りだしたかと思うと、その部分が隆起を始めたのである。
「な……こ、これは!?」
ミスティは驚きつつも矢で狙いを定める。
隆起はまっすぐ伸びると、まるでペニスのような形になって、その成長を止めた。
「ひっ……い、嫌っ……!」
自分の股間のすぐそばにある石造りの巨大なペニスを見て、フィーネの口から悲鳴が漏れる。
ゴーレムは軽く腰を突き出すようにし、石の雄棒をフィーネの膣口に近づけた。
「ま、まさか!?」
ゴーレムのやろうとしていることを察し、フィーネの顔面が蒼白になる。
フィーネの想像通り、ゴーレムがその冷たく固い石の凶器をフィーネのまだ小さく狭い膣穴にねじ込もうとした。
「こ、この化け物!」
それを見たミスティが怒りを滾らせ、魔力を込めた矢をゴーレムのペニスに放つ。
そして、矢が当たると同時に、フィーネが背を仰け反らせながら絶叫した。
「ひはぁあぁああぁ!」
フィーネの秘裂からは半透明の液体が噴き出し、下半身が小刻みに震える。
「おっと、どうやらイッてしまったようだね」
キールの笑い混じりの声が響く。
「ゴーレムのペニスは特に敏感になっててね。今みたいな強烈な攻撃を受ければ、フィーネもたまらないだろうね」
「そ、そんな……」
キールの言葉にミスティは愕然となる。
「ほら、ぼんやりしていると、君の大事なフィーネがゴーレムのペニスで犯されてしまうぞ」
先ほどのミスティの攻撃はペニスの中心を捉えていたものの、表面の小さな傷をつけただけで、破壊することはかなわなかった。
それに、ペニスを攻撃したときのフィーネの反応を見れば、これ以上迂闊に手を出すことはできなかった。
「く……うう……!」
ミスティが躊躇している間に、ゴーレムのペニスの先端がフィーネの膣口に押し当てられる。
「ま、待って……! そ、そんな大きいの、無理……!」
フィーネはたまらず悲鳴を上げるが、命令のままに動くだけのゴーレムは、力任せに石茎を突き入れた。
「んぎぃいいいぃいぃい!」
フィーネの口から苦痛に満ちた声が迸る。
頑なな膣口を強引に押し広げ、無理矢理ペニスを押し込んでいく。
「ひあっ、あぁああぁ! さ、裂けるっ、裂けちゃうぅぅうう!」
「フィ、フィーネ!」
この続きは、5月15日発売のぷちぱら文庫『魔法戦士エメロードナイツ -絆を紡ぐ女神たち-』でお楽しみください!!
(C)FUICHIRO NOYAMA / Triangle
捕らえられたフィーネを救うべく、ミスティはゴーレムに矢を放った。
ミスティの攻撃は寸分違わず、狙い通りにゴーレムの腕に直撃する。
しかし、石で造られたボディは堅固で、矢は小さく表面を削っただけで弾き返されてしまった。
と、不意にフィーネの口から声が漏れる。
「あっ……!?」
どこか艶を含んだような響きに、ミスティの手が思わず止まる。
「フィーネ……? どうかしたのですか!?」
ミスティの問いかけに、フィーネは首を左右に振る。
「だ……大丈夫……な、何でもないから……!」
やや不自然な態度に見えたが、まずは救出することが先決だと、ミスティは魔力を集中する。
「物理攻撃が効きにくいなら、魔法攻撃で!」
ミスティはフィーネに当たらぬよう狙いを絞り、細く束ねた魔法の雷を放つ。
電撃はフィーネを避け、ゴーレムの岩石のボディを黒く焦がす。
効果ありと思われた、次の瞬間、
「んあぁあぁあ!」
フィーネの口から甲高い嬌声が迸った。
「え……!?」
明らかに情欲を含んだ叫び声に、ミスティはたじろいて動きを止める。
「あ……あはぁ……い……いい……こ……こんなの、私……あはぁん……!」
手足をゴーレムに取り込まれたまま、フィーネの肢体は艶めかしくわなないていた。
「フィーネ!? ど……どうしちゃったんですか!?」
何が起こっているのか分からず、ミスティが困惑していると、どこからともなく笑い声が聞こえてきた。
「フフフ、驚いているようだね、ミスティ」
その声がキールのものだとすぐに理解したミスティは、怒りのこもった瞳を素早く周囲に巡らせる。
「キール!? 隠れてないで出てきなさい!」
姿を見せない相手に、ミスティは怒鳴り声を上げる。
キールの声は何か細工をしているのか不自然に反響しており、出所がつかめなかった。
そんなミスティを嘲笑うように、キールは姿を隠したまま話を続けた。
「俺は臆病でね。姿を見せるわけにはいかない。だけど、そうだね、フィーネに何が起こっているかくらいは教えてあげるよ」
「……! フィーネに何をしたのですか!」
「フィーネがよがり声を上げているのには、ちゃんと理由があるのさ」
「よ……よがり……!?」
キールの物言いにミスティは思わず頬を赤く染める。
「そのゴーレムはいかなる攻撃も吸収してエネルギーにしてしまう特性を付与していてね。そしてそのエネルギーはゴーレムの体内で魔力に変換され、一部は取り込んだ者のシナプスを刺激し、性的快感を与える仕組みになっているのさ。なかなか面白いだろう?」
キールの説明に、ミスティはハッとなる。
「じゃ……じゃあ、まさか、私の攻撃が……!?」
「そういうこと。フフフ、さあ、どうする、エメロードミスティ?」
ミスティは奥歯を軋らせる。
攻撃すれば、フィーネを辱めてしまう。しかし何もしなければ、フィーネを助けることができない。
八方ふさがりになってしまったミスティに、フィーネが弱々しく声をかけた。
「ミ、ミスティ……私は大丈夫だから……お願い、ゴーレムを倒して……!」
「フィーネ……!? で、ですが、それではフィーネが……!」
「キールの思惑通りになんてなってはダメ……! 大丈夫……耐えて見せるから……!」
フィーネは安心させるようにミスティに微笑みかける。
それを見て、ミスティも覚悟を固めた。
「分かりました……! 少しだけ辛抱してください……!」
ミスティは矢をつがえ、ゴーレムに狙いを定める。
すると、拍手の音が聞こえてきた。
「美しい友情だね。感動したよ。魔法戦士のこの素晴しい舞台に、俺も花を添えさせてもらうよ」
その言葉に続き、キールは呪文の詠唱を始める。
「何を……!?」
ミスティが警戒を強める。
そして、呪文が終わると同時に訪れたのは、ストーンゴーレムの変化だった。
ストーンゴーレムの下半身??主に股間の辺りでひび割れるような音が鳴りだしたかと思うと、その部分が隆起を始めたのである。
「な……こ、これは!?」
ミスティは驚きつつも矢で狙いを定める。
隆起はまっすぐ伸びると、まるでペニスのような形になって、その成長を止めた。
「ひっ……い、嫌っ……!」
自分の股間のすぐそばにある石造りの巨大なペニスを見て、フィーネの口から悲鳴が漏れる。
ゴーレムは軽く腰を突き出すようにし、石の雄棒をフィーネの膣口に近づけた。
「ま、まさか!?」
ゴーレムのやろうとしていることを察し、フィーネの顔面が蒼白になる。
フィーネの想像通り、ゴーレムがその冷たく固い石の凶器をフィーネのまだ小さく狭い膣穴にねじ込もうとした。
「こ、この化け物!」
それを見たミスティが怒りを滾らせ、魔力を込めた矢をゴーレムのペニスに放つ。
そして、矢が当たると同時に、フィーネが背を仰け反らせながら絶叫した。
「ひはぁあぁああぁ!」
フィーネの秘裂からは半透明の液体が噴き出し、下半身が小刻みに震える。
「おっと、どうやらイッてしまったようだね」
キールの笑い混じりの声が響く。
「ゴーレムのペニスは特に敏感になっててね。今みたいな強烈な攻撃を受ければ、フィーネもたまらないだろうね」
「そ、そんな……」
キールの言葉にミスティは愕然となる。
「ほら、ぼんやりしていると、君の大事なフィーネがゴーレムのペニスで犯されてしまうぞ」
先ほどのミスティの攻撃はペニスの中心を捉えていたものの、表面の小さな傷をつけただけで、破壊することはかなわなかった。
それに、ペニスを攻撃したときのフィーネの反応を見れば、これ以上迂闊に手を出すことはできなかった。
「く……うう……!」
ミスティが躊躇している間に、ゴーレムのペニスの先端がフィーネの膣口に押し当てられる。
「ま、待って……! そ、そんな大きいの、無理……!」
フィーネはたまらず悲鳴を上げるが、命令のままに動くだけのゴーレムは、力任せに石茎を突き入れた。
「んぎぃいいいぃいぃい!」
フィーネの口から苦痛に満ちた声が迸る。
頑なな膣口を強引に押し広げ、無理矢理ペニスを押し込んでいく。
「ひあっ、あぁああぁ! さ、裂けるっ、裂けちゃうぅぅうう!」
「フィ、フィーネ!」
この続きは、5月15日発売のぷちぱら文庫『魔法戦士エメロードナイツ -絆を紡ぐ女神たち-』でお楽しみください!!
(C)FUICHIRO NOYAMA / Triangle