家の彼女
~癒やし系幼馴染みが「おかえり」と迎えてくれる同棲ライフ~
2020年3月25日
ぷちぱら文庫
著:望月JET
画:やまかぜ嵐
原作:Argonauts
僕たちは部屋で二度目のキスをしていた。
忙しかった時期が少しだけ緩んで、絢萌ちゃんと楽しい夕飯のひとときを過ごしている最中だったんだけど……。
「ん、んふ、んっ……ちゅ……」
会話の流れで、絢萌ちゃんが『将来は啓輔君のお嫁さんになりたいよ』と言ってくれたので、僕が我慢できなくなった。
「ん、はぁっ……ん、啓輔君……もっとキス……」
「ああ」
絢萌ちゃんを膝に乗せて口づけを繰り返す。最初は遠慮気味に抱いていた腰も今は撫で回したり、しっかり抱きしめたりしている。
「ン……ちゅっ……はぁはぁ……んちゅ……はぁっ……ちゅぅ……」
今回は自宅なので誰にも見られない。
存分に絢萌ちゃんの果実のような甘い唇を味わおう。丁寧に唇を重ねていると、初めてのキスに勝るとも劣らない感動に全身が満たされていく。
「ちゅ、ちゅ……ンン……啓輔君……んちゅ……ちゅぅ……んんふ……」
恋人に甘い声で呼びかけられると、それだけで全身が痺れたようになってしまう。
絢萌ちゃんも同じなのか、ますます僕の胸にしがみつくようにして、自ら柔らかい唇を押し付けてきていた。
「んちゅ……はぁはぁ……チュ……んん……はぁっ……ちゅ……」
二十年以上生きてきて、ようやくキスを体験した僕だけど、こんなに心地いいものだとは思わなかった。絢萌ちゃんの唇は、少し柔らかくて、ぷりぷりとした弾力があって、そして、見た目通りのすべすべした滑らかな感触だ。
僕の中でこの次を望んでしまう。もっと絢萌ちゃんと触れたい。キスをしながら大きな胸が擦れるたびに下半身が熱く充血していく。
この次をしたい。絢萌ちゃんは嫌がるだろうか……。
「はぁ、ん……はぁ……ん、啓輔君……オチンチン、おっきいよ……?」
「うっ……ごめん、その。絢萌ちゃんとキスしていたら堪らなくなってきて」
オチンチンと言われてまた反応しているし。
こんなの間違っているだろうか。絢萌ちゃんはまだ学生で受験まっただなかで、こんなことしている場合じゃないのに、いきなりセックスなんて……でももう、僕が限界かもしれない。
「……エッチ、する?」
絢萌ちゃんから言われて心臓が跳ね上がった。しかも、結構好感触な口調だ。だが一応確かめておこう。
「絢萌ちゃん、エッチって、わかる?」
「わかるよ。大好きな人ともっともっと触れ合って、たくさんいやらしいことをして、赤ちゃん、できたりするんだよね」
「だ、だいたい合ってる」
絢萌ちゃんは僕にしがみついてきた。
「私、もっと啓輔君に触れて欲しい。もっと、もっといやらしいことして欲しいの」
衝撃の発言から三十分後。絢萌ちゃんはシャワーを浴びて出てきた。やはり初めての体験は綺麗な体でしたいということだったので、僕も先に浴びて下着一丁で待っていた。
絢萌ちゃんは裸にバスタオルを巻いただけの艶姿だ。僕は喉を鳴らして見つめた。
「絢萌ちゃん、とても綺麗だ」
「恥ずかしいよ……でも、嬉しい」
「おいで」
絢萌ちゃんがゆっくりと近づいてきて、僕とベッドに座って抱き合う形になる。そしてそのままキス。
「んぅ、んっ……んん」
今からする体験に、絢萌ちゃんの小さな体が震えている。優しくするのだ、僕。決して焦らず、絢萌ちゃんが気持ちよくなるようにしよう。
「んっ……はぁ、啓輔君とキスするの、好き」
「僕も、絢萌ちゃんとキスするの大好きだ」
「あなたと、んちゅ……ちゅーするたび、こんな……ちゅ……うぅんっ……」
切れ切れの言葉を補うように、絢萌ちゃんは僕のことをぎゅっと抱き締めた。彼女の柔らかな体を全身に感じて、下腹部にぐんぐん血液が流れ込んでいく。
タイミングを計りつつ、僕は絢萌ちゃんの口腔内にそっと舌先を伸ばした。
「ンッ、ハァッ……ッ……ちゅっ……んんっ……」
やっぱり少し驚いたみたいで、体がピクンと振動した。それでも、体を離そうとはせず、むしろますます抱きついてくる。
僕は普通のキスと、舌先で唇をくすぐるような動きとを交互に取り混ぜていった。そうするうち、彼女の反応も明らかに違ったものになってきた。
「はぁあ、あっ……んちゅ……はぁっ……ちゅ、ちゅぅ……んんちゅ……うぅんっ……」
呼吸が少しせわしなくなって、閉じ気味だった唇も、次第に開いてきて僕の舌を迎えるように、彼女のほうも舌先を伸ばしてきた。
「ちゅぴっ……んちゅるっ……ンッ、ハァッ……!」
舌と舌が触れると、絢萌ちゃんはまた大きく震えた。まるで落下感を感じたみたいに、僕の体にぎゅっとしがみついてくる。そんな彼女を優しく抱き締め、彼女の舌先を求めた。
「んちゅっ、はぁっ、はっ、ちゅ、んん、ちゅく、んんっ……」
思っていた以上の強い快感に、僕のほうも体の震えを抑えることができない。
「んちゅる……れるれる、んちゅ、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……はぁふぅ、ちゅる」
絢萌ちゃんももうすっかり性感が昂ぶっているのか、豊かなバストをしきりと押し付けるようにしていた。
やがて絢萌ちゃんの手が僕の勃起しているペニスに伸びた。下着の上から確かめるように指先で軽く触れられてビクッと反応してしまう。
「ふぁ、あ……ん、すごい……啓輔君のオチンチン、こんなに大きくなってる」
可愛い声でオチンチンなんて言われると、やはりドキッとする。
「入るのかな……そんな大きいの。性行為は、男性のその部分を、体に受け入れるということだけど……」
「そうだね。無理はしないでね」
僕自身、絢萌ちゃんの中に入れたくて仕方がないけど、お互い初めてだ。無理はよくない。すると絢萌ちゃんが首を振った。
「大丈夫。がんばるよ。触ってみていい?」
「絢萌ちゃんが嫌じゃなければ」
「嫌……? あぁ……うん、自分から触るなんて、あんまり考えたこともなかったけど啓輔君なら、むしろ触りたいの」
嬉しいこと言ってくれる。僕は下着を脱ぎ、絢萌ちゃんに任せた。
「それじゃお願いします」
僕たちは再び唇を重ねながら、彼女は手をそっと陰部に置いた。
「これが……オチンチンの感触なんだ……すごぉい……こんな熱くて硬い」
絢萌ちゃんは、子供が初めて触れる玩具を確かめるみたいに、亀頭を握ってきた。
気持ち良くて小さな声が出てしまう。
「痛い?」
「ううん」
初めて好きな子に触られて恥ずかしくなってしまう。絢萌ちゃんは少し僕の反応を気にしたようだが、それ以上は言わず、またペニスのほうに意識を向けた。ゆっくりと亀頭を撫でて、雁首を握る。ぞくぞくとした快感が這い上がってくる。
「オチンチンて、こんな不思議な感触だったんだ。熱くてゴツゴツで……でも表面は結構すべすべしている」
絢萌ちゃんは感触を確かめるように、手を小さく動かす。その動き自体は小さなものではあったのだけど……。
(やばい……すごい気持ちがいい……)
「すごいんだね……でもこうやって棒みたいになるから、女性器も受け入れることができるのかな……ん、キス、していい? なんだか私、体が熱くなってきちゃった」
惚けたように言われて、僕はさらに興奮する。
絢萌ちゃんと唇を重ねてキスを繰り返す。キスの水音に合わせて絢萌ちゃんの手もリズミカルに動き出してきた。
「ちゅ、ちゅぴ……ちゅる……んちゅる……はぁはぁ、んちゅる……」
手の刺激にキスも加わると、途端に快感も跳ね上がった。
「はぁっ……さっきはしなかったと思うけど……ちゅ……オチンチンが、ビクビクしているみたい……んちゅ、ちゅぱっ……」
「それ、気持ちよくて。自慰ってあるだろう? オナニー。手で刺激すると気持ちいいんだけど……はぁっ……絢萌ちゃんの手のほうが、全然気持ちいい……比較にもならない」
そう言われると嬉しいのか、絢萌ちゃんは微笑んだ。
そして僕が喜んでいることを知ると、彼女もその気になったのか、さらに手を動かし始めた。僕はもっとして欲しいという気持ちを伝えるように、彼女の体を抱き寄せる。
恋人の柔らかな体を感じつつ、恋人の手で性器を愛撫されると、もう快感を通り越して幸福感さえ覚える。
「はぁはぁ……ちゅ……啓輔くぅん……ちゅる、ちゅく……んんんっ……」
僕が感じると彼女も嬉しいみたいで、動きもますます熱のこもったものになった。
(あ……)
バスタオルがずり落ちて、思わずハッとしてしまうほど綺麗なバストが露わになった。
(絢萌ちゃん、すごく綺麗な胸だ。しかも大きい。当たり前だけど昔はツルペタだったのに、まさかここまで立派に成長するとは)
「んちゅ、はぁっ、ちゅぱちゅぴ、んん、はぁ、ちゅ、ちゅく、んんちゅ……」
熱心にキスと手コキ行為を続ける絢萌ちゃんは、気がつかないようだ。漲っている竿を上下に擦るたびに、柔らかそうな胸も揺れる。
(キスも手コキも、視覚的にもやばい……!)
「ん、はぁっ……ちゅる、ちゅっ、はぁはあっ、ちゅっ」
やがて尿道からカウパー液が滲み出てきた。絢萌ちゃんは気づいてないみたいだけど、それが潤滑油になって摩擦をよりなめらかにする。
「ん、んん……? ちゅく、ちゅぷ……オチンチンが、はぁはぁっ、ちゅ、もっとおっきくなったような? あれ、濡れてるよ?」
「も、もう出そうだ」
「出る……? はぁ……ん、ちゅ、精子……?」
絢萌ちゃんの手コキがさらに速度を上げる。
「どんなふうに出るのか、見てもいい?」
「い、いいよ、あ、ああ、そう、そんな感じで上下に扱いてくれるかい?」
「うん」
絢萌ちゃんは扱く動きを休めず、僕の亀頭に見入る。そんなふうに間近で見られたことないからすごく恥ずかしいんだけど、なんだろうこれ。恥ずかしいのに同時に見られて興奮もしている。
「あ……ここの部分が開いてきた……カサの下もビクビク脈打ってる。すごい、こんなふうになるんだ……可愛い」
絢萌ちゃんの吐息が亀頭に触れて、体中が甘く痺れてくる。もう我慢は無理だ。
「絢萌ちゃん、出るよ……!」
「うん!」
柔らかい手の平と、揺れる大きな胸。そして、愛情たっぷりの愛撫に胸がいっぱいになってしまう。
「あっ……出るっ……うっ……!」
呻き声のような吐息が出て、僕は思いきり射精した。
「きゃっ……!?」
絢萌ちゃんに握られたまま、ドクドクと精液を放出させる。これは……今まで感じたことない快楽だ……!
「ふあぁあっ……あっ……? あ、す、すごーい……はぁあーっ……こんな……はぁはぁっ……はぁーっ……」
射精中のペニスを引き続き刺激され、自分でも驚くくらいの勢いで、びくんびくんと精子が放出されていく。
「すごい。オチンチンがビクンビクン震えて……ぴゅっぴゅって、たくさん出てくる……白くて熱いの……」
自慰ではあり得ない解放感に、僕は目眩まで感じていた。
「精液って、こんなふうに出るんだ……はぁ、はぁ……オチンチンってすごい」
「はぁっはぁっうっ、絢萌ちゃん、そんなに擦ると、感じてしまうよっううっ」
射精中もずっと握られていた竿は、敏感になってビクビクと跳ねた。
「あ、ご、ごめんなさいっ、射精がすごくて」
そう言いながらも、竿を放さない。ああ、感じすぎてまた膨らんできそうだ。
「うう、はぁ……」
やがて握られていたペニスが縮んで射精が止まった。大きくひと呼吸する。
「はぁ、はぁ……ごめんね、絢萌ちゃんの手が気持ちよくて我慢できなかった」
「ううん、びっくりしたけど……これが射精なんだね……すごい……」
絢萌ちゃんはうっとりとして言う。手にも胸元にも精液がついてしまったな。
ああ、顔にも少しついている。
僕は絢萌ちゃんが巻いていたバスタオルで精液を拭いた。
「あ、バスタオルが外れてた……」
今頃気づいて、恥ずかしそうに胸元を隠す。
「絢萌ちゃんのおっぱいを見て、もうほんとに我慢できなくなっちゃったんだ」
「そういうものなの?」
「うん……すごいエッチだ」
「エッチ……」
絢萌ちゃんは少し不思議そうにバストを見下ろした。彼女の乳房はブラジャーの支えがなくてもピンと前に張り出していて、サイズが大きいだけじゃなく、形まで綺麗だ。こんな最高のバストを目の当たりにしたら、あれだけ大量に吐き出したペニスにまた血が集まるのを感じた。
「絢萌ちゃん、ひとつになろう」
「うん」
頷くと、彼女は白濁で濡れたペニスをまたやんわりと握る。
「こんなおっきいの、ほんとに受け入れられるのかなって思ったけど、自分の手で触れてみたらなんだか安心できたの。それに、興奮もしたし……啓輔君とひとつになりたい」
顔を赤くして告げる恋人に、ペニスは完全に勃起を回復していた。
今度は生まれたままの姿で横になってもらう。絢萌ちゃんの全身はさっき以上に上気しているようだった。元は色白の肌が、ピンク色に染まると、それだけでもそそられるものがある。
「すごい綺麗だよ……絢萌ちゃん」
絢萌ちゃんは恥ずかしそうに身をよじった。
「こんなに綺麗になっちゃうなんて、正直言うと、子供のときは想像もつかなかったな」
「それは啓輔君だって……こんなに背中が大きくなって、オチンチンも立派になるなんて思ってなかったよ?」
幼い頃、よく庭にビニールプールを出して裸で水遊びしたり、一緒に風呂に入ったりしたけど、さすがに成長した姿まで想像することはできなかったようだ。純粋に子供同士の遊びだったのだな、と当たり前のことに気づく。
でも、その頃から絢萌ちゃんは僕に好意があったのだ。そう考えると、この成長の結果はやはり嬉しい。
「私、おっぱい大きい?」
「ああ、大きくて綺麗だ」
「嬉しい。大好きな啓輔君にそう言われたら、自信持てちゃう……」
絢萌ちゃんの瞳が潤む。僕は覆い被さって彼女にキスをした。
「んふ……ちゅる……ちゅぴ……んちゅ……れる……れる……ちゅく……」
ねっとりと口付けを交わすと、それだけでまた射精後のペニスがじんわりしてきた。キスをしながら絢萌ちゃんの体に触れていく。撫でるように優しく。
「ん……はぁん……ぁ……ちゅ……んちゅ……はぁあ……」
なめらかな曲線に沿うように撫でていって、豊かなバストにようやく触れた。
(ああ、これが絢萌ちゃんのおっぱいなのだな。やっと触れた。うわ~……思っていた以上に滑らかで柔らかい。つきたてのお餅みたいで、ずっと捏ねていられるぞ)
「あっ、はぁ……ん」
刺激としては弱いと思うけど、その部分はやはり敏感のようだ。僕は彼女の様子も確かめつつ、手の平で円を描くようにバストを撫でていく。
「んっ、はぁあっ……はぁはぁっ、あっ、はぁあっ……」
「彼女の息が乱れてきたこともあり、キスは中断して愛撫のほうに集中した。
(すごい……触るとよくわかる……おっぱいの密度というか……)
さっきも前にツンと張り出していたが、仰向けになっても形が崩れていなかった。
「あっ、はぁっ……なんか……おっぱいがじんじんしてきちゃった……はぁっ……」
興奮して乳首も充血しているようだ。少し硬い感触が手の平にくすぐったく、そんなところにまでセックスの喜びを見出してしまう。
「あっ、はぁあっ……んんっ、はぁっ……はぁはぁっ、あっ、あぁあっ……」
すっかり勃起している乳首を摘まむと、絢萌ちゃんは大きな胸を揺らせて身じろぎした。
「あ、あ、だめ……おっぱいいじめないでぇ」
「可愛いよ、絢萌ちゃん。いっぱい感じてね」
僕は硬くなったピンク色の乳首をそっと舐めてみた。
「ひゃうっ、だ、だめぇ、乳首舐めちゃだめぇ、濡れちゃうぅ」
「ん? どこが濡れるの? おっぱい?」
「ち、ちが……はぁ、あっあっ、らめぇ、あは……あ、アソコがきゅってなって、ジンジンしてきて……んふっ、んっ! おっぱいペロペロしないでぇっ」
構わず乳首を口に含んで舌で転がすと、絢萌ちゃんは悶えだした。
「アソコってどこ? ちゃんと言って」
「ふぁ、あっはぁ、はぁ、んん……お、オマンコ……」
「どれどれ?」
僕は手を伸ばして、下腹部を撫で、淡い茂みの奥にあるスリットを指先でなぞった。途端、絢萌ちゃんの体が跳ねた。
「だめっ、ああっ、触っちゃだめっ」
「嫌かな?」
手を止めると、絢萌ちゃんが激しく息をして僕を見つめた。
「ちょ、ちょっと怖いの」
「絢萌ちゃんは自分でここを触ったことないのかな」
「ううん。ある……けど、気持ちいいけど、あの……いく? いったことなくて」
弄っていると気持ち良くなるが、絶頂を迎える前に怖くなってやめてしまう、ということだった。なんとなくわからなくもないな。
「じゃあ、今日は初だね。絶頂を迎えるの」
僕は再び手を伸ばし、スリットに指先を侵入させた。
「ふぁっ、あっ……んっんんっ!」
指先ですくえるほど、絢萌ちゃんは濡れていた。傷つけないようにそっと花弁を開いて女芯を探る。その動きに絢萌ちゃんがだらしなく声をあげて僕にしがみつく。
「はぁ、はぁ、あぅ、はぁ、や、……啓輔君の指が、中でクチュクチュするよっ……」
「気持ちいい?」
「ん、気持ち、いいっ、すごい濡れてきちゃう……」
「おっぱいも吸ってあげるね」
上気している胸元に顔を埋め、乳首を舐めて口に含んだ。
「はぁあ! らめ、らめぇ! 同時に、そんな……ああっ!」
「オマンコ、どうなってる?」
「ぐ、ぐちょぐちょ……! おっぱい吸われて、オマンコ指でグチュグチュされたら、はぁ、はぁ、あああぅ、はぁん! い、イク……イクからぁ……!」
可愛い嬌声が聞けて、僕は我慢できなくなった。絢萌ちゃんの乳首をやや強く吸いながら、愛液で滑る女芯を指先で弾くように刺激した。
「はぁああああああああ……っ!」
絢萌ちゃんの体が突っ張った。足先を伸ばしてビクビクと痙攣する。
「はぁっ、あああ、いっ……! んんんっはぁっ……!」
僕の絢萌ちゃんが気持ち良くなっている。可愛く乱れるその姿に、征服感というか僕の中の満足感が高くなっていく。女性を気持ち良くするのって男も嬉しいのだな。
やがて絶頂の波が引いていく。乱れた呼吸が少しずつ整ってきて、僕にしがみついていた腕の力が緩んできた。それでも顔は赤く上気したままで、まだ興奮は続いているのだ。
「はぁ……はぁ……」
「イッちゃったね」
乱れた髪を優しく撫でる。
「はぁ……ふぅ……は、初めて……」
「怖かった?」
絢萌ちゃんが首を振る。
「ずっと、啓輔君にしがみついてたから、怖くなかった」
よかった。これで次回からのオナニーは最後まで気持ちいいだろう。いや。できればまた僕とのセックスで感じて欲しいけど。女性をイカす喜びも知ったので、また絢萌ちゃんをたくさん気持ち良くさせてあげたいな。
そんなことを考えていたら、絢萌ちゃんがそっと脚を開いた。
「啓輔君……きて」
「いいの? 体、大丈夫?」
「うん、大丈夫。早くひとつになりたいから」
僕たちはしっかりと見つめ合う。絢萌ちゃんの表情に、不安やためらいはないようだ。
僕はペニスを自分の手で軽く扱いて、愛液溢れるすぼまりに亀頭を押し当てた。
濡れた粘膜をじかに感じると、女性器に初めて包まれる期待と感動に、心臓が破れそうなくらい高鳴る。だが、彼女の体に緊張が走ったのがわかった。やはり怖いのか、自然と体が強ばっている。
優しくしたいけど初めての挿入なのでどうなるかわからない。できるだけそっと……がいいのか、それとも一気に貫いたほうがいいのか迷う。
けどあまりまごまごしていると、絢萌ちゃんに不安を与えてしまうな。僕は、覚悟を決めた。
「いくね……」
絢萌ちゃんが頷くのを見届けて、腰を沈めた。
「ぅっ……アッ……はぁあっ……!」
挿入の圧迫感で彼女が苦しそうに息をする。心配になるがここで止めるわけにはいかない。絢萌ちゃんの奥まで入れるのだ。
ずぶり、と音がするのではないかと思うほど、蜜壺は狭く深い。挿入の間、柔らかな肉襞がいくつも亀頭を撫で竿を締め付けてきた。
すごい、女性器の中はこんな感触なのか。今まで味わったことのない滑った摩擦で、あっという間に射精感に見舞われてしまう。
それをなんとか堪えてさらに奥へと差し込んでいく。
絢萌ちゃんは苦しそうにしながらも拒絶はしない。痛みに堪え僕を受け入れていた。
「大丈夫? 絢萌ちゃん……」
「うぅ……はぁ、はぁ、ん、やっぱり啓輔君のオチンチン、おっ……きいよ、はぁ、はっ」
「なるべく力抜いて……」
頷いたものの、絢萌ちゃんの様子からするとそれも難しそうだ。時間をかけてもかえって苦しいかもしれないと、僕はそのまま体を前に進めていった。膣口が僕の形に沿って広がり、先端が抵抗を突き破る。
「あ、あぁあっ……! はぁあっ……! んんぅんっ……!」
充分に濡れていても、やはりこれが初めてなのだな。壁を突き破っていく抵抗感を感じた。やがて、僕自身がぬるりと飲み込まれる感触に変わる。
「んっ、んんんーっ……! はぁああーっ……!」
「ッッ……はぁっ……」
先端がお腹の一番奥に触れたみたいで、僕は詰めていた息を吐き出した。ペニスが絢萌ちゃんの中に埋没された。
「はあっ……んっ……くふっ……んんっ……ふぅっ……はっ……ああっ……んくっ……」
僕自身を奥まで受け入れても、絢萌ちゃんはすぐにはそのことに気がつかないようで、痛そうな顔のまま体を小さく震わせている。僕は彼女が落ち着くのを待つため、ペニスをうずめたままじっとしていた。動かなくても、中の肉壁は侵入者を追い返そうと蠢いてくる。その感触が堪らず気持ちいい。
(これが女性の……絢萌ちゃんのオマンコなんだ……)
感動と興奮で、腰をピストンしなくてもイキそうだ。
「はぁっ……ふぅっ……啓輔君の、オチンチン、全部入ったぁ」
「入ったよ。がんばったね、絢萌ちゃん」
「ふふ……うん。やっとひとつに、なったね」
「ああ」
絢萌ちゃんが泣き笑いのような表情を浮かべる。相当痛いだろうに、健気な姿に申し訳なくさえ思ってしまう。
でもこれで、僕たちの念願は叶ったのだ。
「私も、いつかは経験するのかなって……でも具体的なことまではあんまり考えたこともなかったけど、その経験が子供のときから大好きだったあなたで……本当に嬉しい」
「絢萌ちゃん……」
絢萌ちゃんは僕にとって幼いときから知っている女の子で……そんな子を自分が貫いて恍惚感もあったけれど、責任も感じた。とにかく、自分にできる限り、この女の子のことを大事にしよう……そう思った。
「動いていいよ、啓輔君」
「無理しないで。僕は大丈夫だから」
「ううん、啓輔君に気持ち良くなって欲しいの。だから」
じっとしている間も気持ち良くて、動くとあっという間に射精しそうだから僕はゆっくり動くことにした。
「はあっ……はあっ、ふぅっ……んっ、あっ、はあっ……あっ、ああっ……」
ゆるい動きだが、内部を擦られるとすぐにわかるみたいで、彼女の体がピクンと跳ねた。 腰を引いて膣穴から出てきた肉竿は、自分でも驚くほど膨張している。亀頭の辺りまで出して、またゆっくりと押し入っていく、を繰り返す。この摩擦だけで達してしまいそうだ。
(こんなにも、女性の中が気持ちいいなんて……)
「んんっ……あっ……はぁあっ……オチンチンが、出たり入ったりするよ」
「ああ、痛くない? 大丈夫?」
「んっ……痛いのはちょっとマシ……けど」
「けど?」
しがみつく腕に再び力がこもる。
「へ、変な、感じ。啓輔君のオチンチンが、オマンコ、出たり入ったりするたびに、気持ち、いいの」
嬉しい。痛みは遠のいて感じてくれているようだ。僕はもう少し速く腰を動かした。
この続きは、3月27日発売のぷちぱら文庫『家の彼女 ~癒やし系幼馴染みが「おかえり」と迎えてくれる同棲ライフ』でお楽しみください!!
(C)JET MOCHIDUKI/Argonauts
忙しかった時期が少しだけ緩んで、絢萌ちゃんと楽しい夕飯のひとときを過ごしている最中だったんだけど……。
「ん、んふ、んっ……ちゅ……」
会話の流れで、絢萌ちゃんが『将来は啓輔君のお嫁さんになりたいよ』と言ってくれたので、僕が我慢できなくなった。
「ん、はぁっ……ん、啓輔君……もっとキス……」
「ああ」
絢萌ちゃんを膝に乗せて口づけを繰り返す。最初は遠慮気味に抱いていた腰も今は撫で回したり、しっかり抱きしめたりしている。
「ン……ちゅっ……はぁはぁ……んちゅ……はぁっ……ちゅぅ……」
今回は自宅なので誰にも見られない。
存分に絢萌ちゃんの果実のような甘い唇を味わおう。丁寧に唇を重ねていると、初めてのキスに勝るとも劣らない感動に全身が満たされていく。
「ちゅ、ちゅ……ンン……啓輔君……んちゅ……ちゅぅ……んんふ……」
恋人に甘い声で呼びかけられると、それだけで全身が痺れたようになってしまう。
絢萌ちゃんも同じなのか、ますます僕の胸にしがみつくようにして、自ら柔らかい唇を押し付けてきていた。
「んちゅ……はぁはぁ……チュ……んん……はぁっ……ちゅ……」
二十年以上生きてきて、ようやくキスを体験した僕だけど、こんなに心地いいものだとは思わなかった。絢萌ちゃんの唇は、少し柔らかくて、ぷりぷりとした弾力があって、そして、見た目通りのすべすべした滑らかな感触だ。
僕の中でこの次を望んでしまう。もっと絢萌ちゃんと触れたい。キスをしながら大きな胸が擦れるたびに下半身が熱く充血していく。
この次をしたい。絢萌ちゃんは嫌がるだろうか……。
「はぁ、ん……はぁ……ん、啓輔君……オチンチン、おっきいよ……?」
「うっ……ごめん、その。絢萌ちゃんとキスしていたら堪らなくなってきて」
オチンチンと言われてまた反応しているし。
こんなの間違っているだろうか。絢萌ちゃんはまだ学生で受験まっただなかで、こんなことしている場合じゃないのに、いきなりセックスなんて……でももう、僕が限界かもしれない。
「……エッチ、する?」
絢萌ちゃんから言われて心臓が跳ね上がった。しかも、結構好感触な口調だ。だが一応確かめておこう。
「絢萌ちゃん、エッチって、わかる?」
「わかるよ。大好きな人ともっともっと触れ合って、たくさんいやらしいことをして、赤ちゃん、できたりするんだよね」
「だ、だいたい合ってる」
絢萌ちゃんは僕にしがみついてきた。
「私、もっと啓輔君に触れて欲しい。もっと、もっといやらしいことして欲しいの」
衝撃の発言から三十分後。絢萌ちゃんはシャワーを浴びて出てきた。やはり初めての体験は綺麗な体でしたいということだったので、僕も先に浴びて下着一丁で待っていた。
絢萌ちゃんは裸にバスタオルを巻いただけの艶姿だ。僕は喉を鳴らして見つめた。
「絢萌ちゃん、とても綺麗だ」
「恥ずかしいよ……でも、嬉しい」
「おいで」
絢萌ちゃんがゆっくりと近づいてきて、僕とベッドに座って抱き合う形になる。そしてそのままキス。
「んぅ、んっ……んん」
今からする体験に、絢萌ちゃんの小さな体が震えている。優しくするのだ、僕。決して焦らず、絢萌ちゃんが気持ちよくなるようにしよう。
「んっ……はぁ、啓輔君とキスするの、好き」
「僕も、絢萌ちゃんとキスするの大好きだ」
「あなたと、んちゅ……ちゅーするたび、こんな……ちゅ……うぅんっ……」
切れ切れの言葉を補うように、絢萌ちゃんは僕のことをぎゅっと抱き締めた。彼女の柔らかな体を全身に感じて、下腹部にぐんぐん血液が流れ込んでいく。
タイミングを計りつつ、僕は絢萌ちゃんの口腔内にそっと舌先を伸ばした。
「ンッ、ハァッ……ッ……ちゅっ……んんっ……」
やっぱり少し驚いたみたいで、体がピクンと振動した。それでも、体を離そうとはせず、むしろますます抱きついてくる。
僕は普通のキスと、舌先で唇をくすぐるような動きとを交互に取り混ぜていった。そうするうち、彼女の反応も明らかに違ったものになってきた。
「はぁあ、あっ……んちゅ……はぁっ……ちゅ、ちゅぅ……んんちゅ……うぅんっ……」
呼吸が少しせわしなくなって、閉じ気味だった唇も、次第に開いてきて僕の舌を迎えるように、彼女のほうも舌先を伸ばしてきた。
「ちゅぴっ……んちゅるっ……ンッ、ハァッ……!」
舌と舌が触れると、絢萌ちゃんはまた大きく震えた。まるで落下感を感じたみたいに、僕の体にぎゅっとしがみついてくる。そんな彼女を優しく抱き締め、彼女の舌先を求めた。
「んちゅっ、はぁっ、はっ、ちゅ、んん、ちゅく、んんっ……」
思っていた以上の強い快感に、僕のほうも体の震えを抑えることができない。
「んちゅる……れるれる、んちゅ、ちゅ……ちゅぱ、ちゅ……はぁふぅ、ちゅる」
絢萌ちゃんももうすっかり性感が昂ぶっているのか、豊かなバストをしきりと押し付けるようにしていた。
やがて絢萌ちゃんの手が僕の勃起しているペニスに伸びた。下着の上から確かめるように指先で軽く触れられてビクッと反応してしまう。
「ふぁ、あ……ん、すごい……啓輔君のオチンチン、こんなに大きくなってる」
可愛い声でオチンチンなんて言われると、やはりドキッとする。
「入るのかな……そんな大きいの。性行為は、男性のその部分を、体に受け入れるということだけど……」
「そうだね。無理はしないでね」
僕自身、絢萌ちゃんの中に入れたくて仕方がないけど、お互い初めてだ。無理はよくない。すると絢萌ちゃんが首を振った。
「大丈夫。がんばるよ。触ってみていい?」
「絢萌ちゃんが嫌じゃなければ」
「嫌……? あぁ……うん、自分から触るなんて、あんまり考えたこともなかったけど啓輔君なら、むしろ触りたいの」
嬉しいこと言ってくれる。僕は下着を脱ぎ、絢萌ちゃんに任せた。
「それじゃお願いします」
僕たちは再び唇を重ねながら、彼女は手をそっと陰部に置いた。
「これが……オチンチンの感触なんだ……すごぉい……こんな熱くて硬い」
絢萌ちゃんは、子供が初めて触れる玩具を確かめるみたいに、亀頭を握ってきた。
気持ち良くて小さな声が出てしまう。
「痛い?」
「ううん」
初めて好きな子に触られて恥ずかしくなってしまう。絢萌ちゃんは少し僕の反応を気にしたようだが、それ以上は言わず、またペニスのほうに意識を向けた。ゆっくりと亀頭を撫でて、雁首を握る。ぞくぞくとした快感が這い上がってくる。
「オチンチンて、こんな不思議な感触だったんだ。熱くてゴツゴツで……でも表面は結構すべすべしている」
絢萌ちゃんは感触を確かめるように、手を小さく動かす。その動き自体は小さなものではあったのだけど……。
(やばい……すごい気持ちがいい……)
「すごいんだね……でもこうやって棒みたいになるから、女性器も受け入れることができるのかな……ん、キス、していい? なんだか私、体が熱くなってきちゃった」
惚けたように言われて、僕はさらに興奮する。
絢萌ちゃんと唇を重ねてキスを繰り返す。キスの水音に合わせて絢萌ちゃんの手もリズミカルに動き出してきた。
「ちゅ、ちゅぴ……ちゅる……んちゅる……はぁはぁ、んちゅる……」
手の刺激にキスも加わると、途端に快感も跳ね上がった。
「はぁっ……さっきはしなかったと思うけど……ちゅ……オチンチンが、ビクビクしているみたい……んちゅ、ちゅぱっ……」
「それ、気持ちよくて。自慰ってあるだろう? オナニー。手で刺激すると気持ちいいんだけど……はぁっ……絢萌ちゃんの手のほうが、全然気持ちいい……比較にもならない」
そう言われると嬉しいのか、絢萌ちゃんは微笑んだ。
そして僕が喜んでいることを知ると、彼女もその気になったのか、さらに手を動かし始めた。僕はもっとして欲しいという気持ちを伝えるように、彼女の体を抱き寄せる。
恋人の柔らかな体を感じつつ、恋人の手で性器を愛撫されると、もう快感を通り越して幸福感さえ覚える。
「はぁはぁ……ちゅ……啓輔くぅん……ちゅる、ちゅく……んんんっ……」
僕が感じると彼女も嬉しいみたいで、動きもますます熱のこもったものになった。
(あ……)
バスタオルがずり落ちて、思わずハッとしてしまうほど綺麗なバストが露わになった。
(絢萌ちゃん、すごく綺麗な胸だ。しかも大きい。当たり前だけど昔はツルペタだったのに、まさかここまで立派に成長するとは)
「んちゅ、はぁっ、ちゅぱちゅぴ、んん、はぁ、ちゅ、ちゅく、んんちゅ……」
熱心にキスと手コキ行為を続ける絢萌ちゃんは、気がつかないようだ。漲っている竿を上下に擦るたびに、柔らかそうな胸も揺れる。
(キスも手コキも、視覚的にもやばい……!)
「ん、はぁっ……ちゅる、ちゅっ、はぁはあっ、ちゅっ」
やがて尿道からカウパー液が滲み出てきた。絢萌ちゃんは気づいてないみたいだけど、それが潤滑油になって摩擦をよりなめらかにする。
「ん、んん……? ちゅく、ちゅぷ……オチンチンが、はぁはぁっ、ちゅ、もっとおっきくなったような? あれ、濡れてるよ?」
「も、もう出そうだ」
「出る……? はぁ……ん、ちゅ、精子……?」
絢萌ちゃんの手コキがさらに速度を上げる。
「どんなふうに出るのか、見てもいい?」
「い、いいよ、あ、ああ、そう、そんな感じで上下に扱いてくれるかい?」
「うん」
絢萌ちゃんは扱く動きを休めず、僕の亀頭に見入る。そんなふうに間近で見られたことないからすごく恥ずかしいんだけど、なんだろうこれ。恥ずかしいのに同時に見られて興奮もしている。
「あ……ここの部分が開いてきた……カサの下もビクビク脈打ってる。すごい、こんなふうになるんだ……可愛い」
絢萌ちゃんの吐息が亀頭に触れて、体中が甘く痺れてくる。もう我慢は無理だ。
「絢萌ちゃん、出るよ……!」
「うん!」
柔らかい手の平と、揺れる大きな胸。そして、愛情たっぷりの愛撫に胸がいっぱいになってしまう。
「あっ……出るっ……うっ……!」
呻き声のような吐息が出て、僕は思いきり射精した。
「きゃっ……!?」
絢萌ちゃんに握られたまま、ドクドクと精液を放出させる。これは……今まで感じたことない快楽だ……!
「ふあぁあっ……あっ……? あ、す、すごーい……はぁあーっ……こんな……はぁはぁっ……はぁーっ……」
射精中のペニスを引き続き刺激され、自分でも驚くくらいの勢いで、びくんびくんと精子が放出されていく。
「すごい。オチンチンがビクンビクン震えて……ぴゅっぴゅって、たくさん出てくる……白くて熱いの……」
自慰ではあり得ない解放感に、僕は目眩まで感じていた。
「精液って、こんなふうに出るんだ……はぁ、はぁ……オチンチンってすごい」
「はぁっはぁっうっ、絢萌ちゃん、そんなに擦ると、感じてしまうよっううっ」
射精中もずっと握られていた竿は、敏感になってビクビクと跳ねた。
「あ、ご、ごめんなさいっ、射精がすごくて」
そう言いながらも、竿を放さない。ああ、感じすぎてまた膨らんできそうだ。
「うう、はぁ……」
やがて握られていたペニスが縮んで射精が止まった。大きくひと呼吸する。
「はぁ、はぁ……ごめんね、絢萌ちゃんの手が気持ちよくて我慢できなかった」
「ううん、びっくりしたけど……これが射精なんだね……すごい……」
絢萌ちゃんはうっとりとして言う。手にも胸元にも精液がついてしまったな。
ああ、顔にも少しついている。
僕は絢萌ちゃんが巻いていたバスタオルで精液を拭いた。
「あ、バスタオルが外れてた……」
今頃気づいて、恥ずかしそうに胸元を隠す。
「絢萌ちゃんのおっぱいを見て、もうほんとに我慢できなくなっちゃったんだ」
「そういうものなの?」
「うん……すごいエッチだ」
「エッチ……」
絢萌ちゃんは少し不思議そうにバストを見下ろした。彼女の乳房はブラジャーの支えがなくてもピンと前に張り出していて、サイズが大きいだけじゃなく、形まで綺麗だ。こんな最高のバストを目の当たりにしたら、あれだけ大量に吐き出したペニスにまた血が集まるのを感じた。
「絢萌ちゃん、ひとつになろう」
「うん」
頷くと、彼女は白濁で濡れたペニスをまたやんわりと握る。
「こんなおっきいの、ほんとに受け入れられるのかなって思ったけど、自分の手で触れてみたらなんだか安心できたの。それに、興奮もしたし……啓輔君とひとつになりたい」
顔を赤くして告げる恋人に、ペニスは完全に勃起を回復していた。
今度は生まれたままの姿で横になってもらう。絢萌ちゃんの全身はさっき以上に上気しているようだった。元は色白の肌が、ピンク色に染まると、それだけでもそそられるものがある。
「すごい綺麗だよ……絢萌ちゃん」
絢萌ちゃんは恥ずかしそうに身をよじった。
「こんなに綺麗になっちゃうなんて、正直言うと、子供のときは想像もつかなかったな」
「それは啓輔君だって……こんなに背中が大きくなって、オチンチンも立派になるなんて思ってなかったよ?」
幼い頃、よく庭にビニールプールを出して裸で水遊びしたり、一緒に風呂に入ったりしたけど、さすがに成長した姿まで想像することはできなかったようだ。純粋に子供同士の遊びだったのだな、と当たり前のことに気づく。
でも、その頃から絢萌ちゃんは僕に好意があったのだ。そう考えると、この成長の結果はやはり嬉しい。
「私、おっぱい大きい?」
「ああ、大きくて綺麗だ」
「嬉しい。大好きな啓輔君にそう言われたら、自信持てちゃう……」
絢萌ちゃんの瞳が潤む。僕は覆い被さって彼女にキスをした。
「んふ……ちゅる……ちゅぴ……んちゅ……れる……れる……ちゅく……」
ねっとりと口付けを交わすと、それだけでまた射精後のペニスがじんわりしてきた。キスをしながら絢萌ちゃんの体に触れていく。撫でるように優しく。
「ん……はぁん……ぁ……ちゅ……んちゅ……はぁあ……」
なめらかな曲線に沿うように撫でていって、豊かなバストにようやく触れた。
(ああ、これが絢萌ちゃんのおっぱいなのだな。やっと触れた。うわ~……思っていた以上に滑らかで柔らかい。つきたてのお餅みたいで、ずっと捏ねていられるぞ)
「あっ、はぁ……ん」
刺激としては弱いと思うけど、その部分はやはり敏感のようだ。僕は彼女の様子も確かめつつ、手の平で円を描くようにバストを撫でていく。
「んっ、はぁあっ……はぁはぁっ、あっ、はぁあっ……」
「彼女の息が乱れてきたこともあり、キスは中断して愛撫のほうに集中した。
(すごい……触るとよくわかる……おっぱいの密度というか……)
さっきも前にツンと張り出していたが、仰向けになっても形が崩れていなかった。
「あっ、はぁっ……なんか……おっぱいがじんじんしてきちゃった……はぁっ……」
興奮して乳首も充血しているようだ。少し硬い感触が手の平にくすぐったく、そんなところにまでセックスの喜びを見出してしまう。
「あっ、はぁあっ……んんっ、はぁっ……はぁはぁっ、あっ、あぁあっ……」
すっかり勃起している乳首を摘まむと、絢萌ちゃんは大きな胸を揺らせて身じろぎした。
「あ、あ、だめ……おっぱいいじめないでぇ」
「可愛いよ、絢萌ちゃん。いっぱい感じてね」
僕は硬くなったピンク色の乳首をそっと舐めてみた。
「ひゃうっ、だ、だめぇ、乳首舐めちゃだめぇ、濡れちゃうぅ」
「ん? どこが濡れるの? おっぱい?」
「ち、ちが……はぁ、あっあっ、らめぇ、あは……あ、アソコがきゅってなって、ジンジンしてきて……んふっ、んっ! おっぱいペロペロしないでぇっ」
構わず乳首を口に含んで舌で転がすと、絢萌ちゃんは悶えだした。
「アソコってどこ? ちゃんと言って」
「ふぁ、あっはぁ、はぁ、んん……お、オマンコ……」
「どれどれ?」
僕は手を伸ばして、下腹部を撫で、淡い茂みの奥にあるスリットを指先でなぞった。途端、絢萌ちゃんの体が跳ねた。
「だめっ、ああっ、触っちゃだめっ」
「嫌かな?」
手を止めると、絢萌ちゃんが激しく息をして僕を見つめた。
「ちょ、ちょっと怖いの」
「絢萌ちゃんは自分でここを触ったことないのかな」
「ううん。ある……けど、気持ちいいけど、あの……いく? いったことなくて」
弄っていると気持ち良くなるが、絶頂を迎える前に怖くなってやめてしまう、ということだった。なんとなくわからなくもないな。
「じゃあ、今日は初だね。絶頂を迎えるの」
僕は再び手を伸ばし、スリットに指先を侵入させた。
「ふぁっ、あっ……んっんんっ!」
指先ですくえるほど、絢萌ちゃんは濡れていた。傷つけないようにそっと花弁を開いて女芯を探る。その動きに絢萌ちゃんがだらしなく声をあげて僕にしがみつく。
「はぁ、はぁ、あぅ、はぁ、や、……啓輔君の指が、中でクチュクチュするよっ……」
「気持ちいい?」
「ん、気持ち、いいっ、すごい濡れてきちゃう……」
「おっぱいも吸ってあげるね」
上気している胸元に顔を埋め、乳首を舐めて口に含んだ。
「はぁあ! らめ、らめぇ! 同時に、そんな……ああっ!」
「オマンコ、どうなってる?」
「ぐ、ぐちょぐちょ……! おっぱい吸われて、オマンコ指でグチュグチュされたら、はぁ、はぁ、あああぅ、はぁん! い、イク……イクからぁ……!」
可愛い嬌声が聞けて、僕は我慢できなくなった。絢萌ちゃんの乳首をやや強く吸いながら、愛液で滑る女芯を指先で弾くように刺激した。
「はぁああああああああ……っ!」
絢萌ちゃんの体が突っ張った。足先を伸ばしてビクビクと痙攣する。
「はぁっ、あああ、いっ……! んんんっはぁっ……!」
僕の絢萌ちゃんが気持ち良くなっている。可愛く乱れるその姿に、征服感というか僕の中の満足感が高くなっていく。女性を気持ち良くするのって男も嬉しいのだな。
やがて絶頂の波が引いていく。乱れた呼吸が少しずつ整ってきて、僕にしがみついていた腕の力が緩んできた。それでも顔は赤く上気したままで、まだ興奮は続いているのだ。
「はぁ……はぁ……」
「イッちゃったね」
乱れた髪を優しく撫でる。
「はぁ……ふぅ……は、初めて……」
「怖かった?」
絢萌ちゃんが首を振る。
「ずっと、啓輔君にしがみついてたから、怖くなかった」
よかった。これで次回からのオナニーは最後まで気持ちいいだろう。いや。できればまた僕とのセックスで感じて欲しいけど。女性をイカす喜びも知ったので、また絢萌ちゃんをたくさん気持ち良くさせてあげたいな。
そんなことを考えていたら、絢萌ちゃんがそっと脚を開いた。
「啓輔君……きて」
「いいの? 体、大丈夫?」
「うん、大丈夫。早くひとつになりたいから」
僕たちはしっかりと見つめ合う。絢萌ちゃんの表情に、不安やためらいはないようだ。
僕はペニスを自分の手で軽く扱いて、愛液溢れるすぼまりに亀頭を押し当てた。
濡れた粘膜をじかに感じると、女性器に初めて包まれる期待と感動に、心臓が破れそうなくらい高鳴る。だが、彼女の体に緊張が走ったのがわかった。やはり怖いのか、自然と体が強ばっている。
優しくしたいけど初めての挿入なのでどうなるかわからない。できるだけそっと……がいいのか、それとも一気に貫いたほうがいいのか迷う。
けどあまりまごまごしていると、絢萌ちゃんに不安を与えてしまうな。僕は、覚悟を決めた。
「いくね……」
絢萌ちゃんが頷くのを見届けて、腰を沈めた。
「ぅっ……アッ……はぁあっ……!」
挿入の圧迫感で彼女が苦しそうに息をする。心配になるがここで止めるわけにはいかない。絢萌ちゃんの奥まで入れるのだ。
ずぶり、と音がするのではないかと思うほど、蜜壺は狭く深い。挿入の間、柔らかな肉襞がいくつも亀頭を撫で竿を締め付けてきた。
すごい、女性器の中はこんな感触なのか。今まで味わったことのない滑った摩擦で、あっという間に射精感に見舞われてしまう。
それをなんとか堪えてさらに奥へと差し込んでいく。
絢萌ちゃんは苦しそうにしながらも拒絶はしない。痛みに堪え僕を受け入れていた。
「大丈夫? 絢萌ちゃん……」
「うぅ……はぁ、はぁ、ん、やっぱり啓輔君のオチンチン、おっ……きいよ、はぁ、はっ」
「なるべく力抜いて……」
頷いたものの、絢萌ちゃんの様子からするとそれも難しそうだ。時間をかけてもかえって苦しいかもしれないと、僕はそのまま体を前に進めていった。膣口が僕の形に沿って広がり、先端が抵抗を突き破る。
「あ、あぁあっ……! はぁあっ……! んんぅんっ……!」
充分に濡れていても、やはりこれが初めてなのだな。壁を突き破っていく抵抗感を感じた。やがて、僕自身がぬるりと飲み込まれる感触に変わる。
「んっ、んんんーっ……! はぁああーっ……!」
「ッッ……はぁっ……」
先端がお腹の一番奥に触れたみたいで、僕は詰めていた息を吐き出した。ペニスが絢萌ちゃんの中に埋没された。
「はあっ……んっ……くふっ……んんっ……ふぅっ……はっ……ああっ……んくっ……」
僕自身を奥まで受け入れても、絢萌ちゃんはすぐにはそのことに気がつかないようで、痛そうな顔のまま体を小さく震わせている。僕は彼女が落ち着くのを待つため、ペニスをうずめたままじっとしていた。動かなくても、中の肉壁は侵入者を追い返そうと蠢いてくる。その感触が堪らず気持ちいい。
(これが女性の……絢萌ちゃんのオマンコなんだ……)
感動と興奮で、腰をピストンしなくてもイキそうだ。
「はぁっ……ふぅっ……啓輔君の、オチンチン、全部入ったぁ」
「入ったよ。がんばったね、絢萌ちゃん」
「ふふ……うん。やっとひとつに、なったね」
「ああ」
絢萌ちゃんが泣き笑いのような表情を浮かべる。相当痛いだろうに、健気な姿に申し訳なくさえ思ってしまう。
でもこれで、僕たちの念願は叶ったのだ。
「私も、いつかは経験するのかなって……でも具体的なことまではあんまり考えたこともなかったけど、その経験が子供のときから大好きだったあなたで……本当に嬉しい」
「絢萌ちゃん……」
絢萌ちゃんは僕にとって幼いときから知っている女の子で……そんな子を自分が貫いて恍惚感もあったけれど、責任も感じた。とにかく、自分にできる限り、この女の子のことを大事にしよう……そう思った。
「動いていいよ、啓輔君」
「無理しないで。僕は大丈夫だから」
「ううん、啓輔君に気持ち良くなって欲しいの。だから」
じっとしている間も気持ち良くて、動くとあっという間に射精しそうだから僕はゆっくり動くことにした。
「はあっ……はあっ、ふぅっ……んっ、あっ、はあっ……あっ、ああっ……」
ゆるい動きだが、内部を擦られるとすぐにわかるみたいで、彼女の体がピクンと跳ねた。 腰を引いて膣穴から出てきた肉竿は、自分でも驚くほど膨張している。亀頭の辺りまで出して、またゆっくりと押し入っていく、を繰り返す。この摩擦だけで達してしまいそうだ。
(こんなにも、女性の中が気持ちいいなんて……)
「んんっ……あっ……はぁあっ……オチンチンが、出たり入ったりするよ」
「ああ、痛くない? 大丈夫?」
「んっ……痛いのはちょっとマシ……けど」
「けど?」
しがみつく腕に再び力がこもる。
「へ、変な、感じ。啓輔君のオチンチンが、オマンコ、出たり入ったりするたびに、気持ち、いいの」
嬉しい。痛みは遠のいて感じてくれているようだ。僕はもう少し速く腰を動かした。
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(C)JET MOCHIDUKI/Argonauts