Hではじめるストラテジー!
~キュートレア経営復興計画~
2019年12月3日
ぷちぱら文庫
著:ヤスダナコ
画:未巳エヌ
原作:evoLL
「……んぅっ、はぁっ……んうっ!」
香奈枝の唇はとても温かくて柔らかく、心地良いものだった。
恋人でもない相手とのキスに、かすかな罪悪感を覚える。だがすぐに快感がそれを塗り潰し、目の前にいる少女のことしか考えられなくなる。
「嫌じゃない?」
香奈枝のファーストキスを奪った。だが今後のことを考えれば、この程度のことはまだ前菜でしかない。
聞かれた香奈枝が、嬉しそうな顔で健気に答える。
「はい……素敵な気分です。んぅっ!」
口を離した瞬間。香奈枝がつま先立ちになり、自ら唇を重ねてくる。
何百もの言葉に勝る、明確な意思表示。かすかに抱いていた罪悪感は完全に吹き飛び、香奈枝のすべてが愛しくなる。
許可も取らずに、上着のボタンをひとつずつ外していく。
小さな抵抗すらない。キスに酔いしれた香奈枝は、黙ってその行為を受け入れている。
「あっ……はぁ、ン……あっ、あぁ……」
ブラをズラして乳房をダイレクトに揉んでも、香奈枝が拒否反応を示すことはない。それどころか頬を赤らめ、嬉しそうにしている。
「あっ、はあぁ~っ、あぁんっ」
手のひらに伝わってくる乳房の感触が凄まじい。
子供のように無邪気で、小動物のように可愛らしい香奈枝だが、身体のほうは立派な女だった。
「香奈枝さんの胸、凄く大きくて柔らかいよ」
「あう、そんなこと言わないでください。恥ずかしい……です」
香奈枝の唇から、桃色に溶けた吐息が溢れ出していく。
上着を脱がせ、見せつけるようにして香奈枝の胸を揉む。
羞恥心を煽るような行為を受けた香奈枝が、遠慮気味に結の腕を掴んでくる。
「結さん……結っ、さん……」
掴んだ腕を押し返すようなことはしない。むしろ、「ここを触ってほしいです」と言いたげな顔で、結の動きを見守っている。
「ひぅっ……はんっ、あっ、あぁっ……くぅっ、はぁんっ!」
顔を近づけ、細く華奢な首筋にキスをする。そのまま唇を下に向かって滑らせ、可愛らしく自己主張している乳首にしゃぶりつく。
「香奈枝さん、気持ちいい?」
乳首への愛撫により、我慢できなくなった様子の香奈枝が叫ぶように声を出す。
「は、はいっ。あっ、気持ちいい、です。あぅっ、自分で、するよりも…………あっ!」
聞き逃せない言葉が耳に飛び込んでくる。
香奈枝のためを思えば、ここは聞こえないふりをしたほうがいいのだろう。だが、胸の奥から湧き上がる衝動がそれを許さない。
香奈枝のような清純な美少女が、一人で自分を慰めている。
それを想像すると、自分を抑えることができなくなった。
「言いたくないなら答えなくてもいいけど……最近、一人でしたのはいつ?」
怒られても文句が言えないほどに、無神経な質問。しかし香奈枝は怒ることなく、恥ずかしそうな顔で正直に答える。
「あぅあぅ……そ、それは……さ、昨夜ですぅ。結さんのことを考えていたら、だんだん身体が熱くなって……全然収まらなくてぇ」
テンパった顔を見せる香奈枝が最高に可愛らしい。そしてそれと同時に、素直に命令を聞く香奈枝の姿に強烈な興奮を覚える。
「何を考えながら、一人でしたの?」
羞恥で顔を赤らめながら、香奈枝が口を動かす。
「結さんに抱かれる想像で……三回、ううん、四回だったかな。覚えてはいないんですけど……たくさん、イって……疲れて……」
予想以上の答えに、生唾を飲む。
「ここ、最近はもう毎晩……そんな感じで、あぁっ、はぁンっ」
無垢で無知な少女だと思っていたが、その本性は立派なメスだった。
香奈枝自身が、この先の行為を望んでいる。
それを知ったことで邪魔だった感情が消えてなくなり、素直に香奈枝が欲しくなる。
「香奈枝さん、脚を開いて……」
言われるがまま、香奈枝が少しだけ脚を開く。
「れろっ、ちゅぱっ……ちゅぱっ」
乳首を吸いながら、スカートの中に手を入れる。
「ひゃっ……はうぅぅぅ~ッ」
下着越しでもすぐにわかるくらい、香奈枝の秘所は濡れていた。割れ目に沿って指を動かしながら、貪るように淡いピンク色の乳首をしゃぶる。
「ああっ……い、いいです。あんっ、結さんッ。あっ、あっ、あああっ、はあぁン」
香奈枝は物凄く感度がよかった。
甘い声。悶える身体。誘う匂い。共有する快感。
香奈枝のすべてが、際限なく結を昂ぶらせていく。
「結さんは、あんっ、興奮、してくれてますか? 私……えっち、ですか?」
「ああっ、興奮してるよ。ほらっ」
ゆっくりとズボンを下ろし、我慢できなくなったシンボルを見せつける。
「きゃうっ。あっ、あぁ……すごく、大きい。それが興奮してる、状態なんですよね?」
勃起した男性器に驚く香奈枝だったが、なぜかすぐに冷静さを取り戻す。
「昔見た父さんのモノは、そんなにピンッてしてなかったですけど……」
こんなときでも、そんなことを考えてしまう香奈枝の純粋さが愛おしい。
結は湧き上がる欲望に従い、香奈枝が喘ぎ声を上げる場所を執拗に刺激する。
「ひぅっ、ンうっ……ハァ、ハァ、ああっ……はあぁ~っ」
「香奈枝さん……ほら、こんなに乳首が硬くなってる。マンコもトロトロだよ」
「あぅ……恥ずかしいですぅ」
そうやって徹底的に心と身体を気持ち良くしてから、最後の意思確認をする。
「香奈枝さん。俺、もう我慢できそうにないんだけど……いいかな?」
「はい。抱いて、ください。おちんちん、いっぱい気持ち良くなってください。私……我慢しますから……」
「べつに我慢する必要は……」
「結さんには、たくさん優しくしてもらいました。たくさん教えていただきました。だから、恩返し……ううん、違います。それが気持ち良くても、痛くても……どちらでもいいんです。私が、結さんと繋がっていたいんです」
おどおどした物言いをすることが多い香奈枝が、ハッキリとそう言った。
もう引き返す理由はない。
健気で可愛らしい香奈枝を、最高に気持ち良くしてあげたい。
「わかった。それじゃあ……ベッド、行こうか?」
最後に目線でお互いの気持ちを確認すると、二人は無言でベッドへと向かうのだった。
「結さんのおちんちん……ビクンビクンって苦しそうです。だから私の膣内で、たくさん気持ち良くなってくださいね」
仰向けでベッドに寝ている香奈枝が、結の股間を見てそんなことを言う。
完全に脱ぐことなく、わずかに残った下着が生々しくていやらしい。
「我慢できそうにないほどの痛みだったら、すぐ言って……」
香奈枝が素直に頷いたのを合図に、結のペニスが恥部へと侵入していく。
「ひぅっ。はあぁうっ、い、痛いッ!」
処女膜を貫いた証が、赤いシミとなってベッドに拡がっていく。
「結、さん……もっと奥まで……ッッッ……挿入れて、ください。おちんちん、深くまで……感じて、みたいんです」
健気に耐え続ける香奈枝の姿に心を打たれながら、腰を前に突き出していく。
(う、うううっ……な、何だ、コレ……ヤバい。想像してたよりも、ずっと気持ちいい)
一定の場所にまでたどり着くと、快感の度合いが急激に跳ね上がった。
絡みついてくる感触といい、居心地のよさといい、ずっと挿入れていたい気持ちが込み上げてくる。
(凄い。これが……香奈枝さんの感触なんだ)
ペニスを奥深くまで挿し込み、やがて行き止まりへとたどり着く。
どうやらここが、香奈枝の膣穴の終着点らしい。
「香奈枝さん、ここが限界みたい。ほら、わかるだろ。コツコツ、奥に当たってるの」
「あっ……くぅっ、ううっ、ひぅっ……あっ、ああっ……は、はい。わかります、んうっ……奥に、当たって、ます」
もっと激しく腰を打ちつけたいが、破瓜の痛みに耐える香奈枝の気持ちを思うと、そんなことはできない。
結は遠慮気味にゆっくりと腰を動かす。
その心情を察したように、香奈枝が努めて平静な声をかけてくる。
「結さん。私だったら大丈夫です。だから私の膣内で、いっぱい……動いてください」
「いや、俺もそうしたいんだけど……香奈枝さん、我慢できる?」
「だ、大丈夫……大丈夫だからぁ……お願いします。結さんにぃ、あっ、ああんっ、結さんに可愛がってもらえる……結さん好みの女になりたいんです。だからぁ……お願いです。私の膣内で、いっぱい気持ち良くなってください」
エロくて可愛らしい求愛が理性を溶かす。
もう我慢できない。今すぐ香奈枝に向かって欲望を吐き出さないと、こっちの頭がおかしくなってしまう。
「わかった。それじゃあもう……我慢しないからね」
香奈枝よりも自分優先で、激しく腰を打ちつけていく。
「はぅっ、あっ、あっ……きゃうっ。あっ、あっ、はあうっ!」
身体を縮めて痛みに耐える香奈枝だったが、いきなり大きく痙攣し、どことなく艶のある声を漏らし始める。
「い、痛い……ですけどぉ、んぅっ、ちょびっとだけ、あん、気持ち、いぃ……あぅっ」
「そっか。だったら遠慮なく、もっと激しく……」
「あぅっ、あんっ、きゃうっ……ひゃんっ! おちんちん、あぁんっ、結さんの、おちんちんっ。い、いいよぅ!」
普段の姿からは想像もできない声と姿で、香奈枝が淫らに悶え乱れる。
「おぉっ……香奈枝さんの膣内、すごく締まってる。放したくないって、言ってるみたいに……」
「は、放したく……ありません。結さんを、放したく、ない!」
真っ直ぐな瞳で香奈枝が見つめてくる。
その瞳があまりにも綺麗で、柄にもなくときめいてしまった。
「ちょっと前までは……あっ、あんっ、はぁっ、祈梨姉さんと、結さん、付き合えば、ベストカップルだな、なんて思ってました。でも、あんっ……今は私だけを……私だけを、見て、欲しいです」
「香奈枝さん……」
香奈枝の愛情が胸を貫き、甘い感覚が全身に拡がっていく。
「結さん。結、さんっ」
快感が共鳴していくのがわかる。限界は近い。香奈枝に抱いた愛情や欲望、様々な感情が射精というかたちで外に飛び出そうとする。
「だ、射精して……結さんが、気持ち良くなった、証拠ぉ。あぁんっ、いっぱい射精してくださいっ」
「いくよ。香奈枝さんっ」
「くぅンっ、はあっ、ああんっ……い、イって……結さん、気持ち良く、なってっ」
絶頂感が迫るペニスをゆっくり擦りつけ、射精のタイミングを計る。
「びりびりがぁ、あんっ、止まらないのぉ。イっちゃうぅ……結さんのおちんちんでぇ、イっちゃうっ」
「あっ……ううっ!」
この続きは、12月13日発売のぷちぱら文庫『Hではじめるストラテジー! ~キュートレア経営復興計画~』でお楽しみください!!
(C)NAKO YASUDA / evoLL
香奈枝の唇はとても温かくて柔らかく、心地良いものだった。
恋人でもない相手とのキスに、かすかな罪悪感を覚える。だがすぐに快感がそれを塗り潰し、目の前にいる少女のことしか考えられなくなる。
「嫌じゃない?」
香奈枝のファーストキスを奪った。だが今後のことを考えれば、この程度のことはまだ前菜でしかない。
聞かれた香奈枝が、嬉しそうな顔で健気に答える。
「はい……素敵な気分です。んぅっ!」
口を離した瞬間。香奈枝がつま先立ちになり、自ら唇を重ねてくる。
何百もの言葉に勝る、明確な意思表示。かすかに抱いていた罪悪感は完全に吹き飛び、香奈枝のすべてが愛しくなる。
許可も取らずに、上着のボタンをひとつずつ外していく。
小さな抵抗すらない。キスに酔いしれた香奈枝は、黙ってその行為を受け入れている。
「あっ……はぁ、ン……あっ、あぁ……」
ブラをズラして乳房をダイレクトに揉んでも、香奈枝が拒否反応を示すことはない。それどころか頬を赤らめ、嬉しそうにしている。
「あっ、はあぁ~っ、あぁんっ」
手のひらに伝わってくる乳房の感触が凄まじい。
子供のように無邪気で、小動物のように可愛らしい香奈枝だが、身体のほうは立派な女だった。
「香奈枝さんの胸、凄く大きくて柔らかいよ」
「あう、そんなこと言わないでください。恥ずかしい……です」
香奈枝の唇から、桃色に溶けた吐息が溢れ出していく。
上着を脱がせ、見せつけるようにして香奈枝の胸を揉む。
羞恥心を煽るような行為を受けた香奈枝が、遠慮気味に結の腕を掴んでくる。
「結さん……結っ、さん……」
掴んだ腕を押し返すようなことはしない。むしろ、「ここを触ってほしいです」と言いたげな顔で、結の動きを見守っている。
「ひぅっ……はんっ、あっ、あぁっ……くぅっ、はぁんっ!」
顔を近づけ、細く華奢な首筋にキスをする。そのまま唇を下に向かって滑らせ、可愛らしく自己主張している乳首にしゃぶりつく。
「香奈枝さん、気持ちいい?」
乳首への愛撫により、我慢できなくなった様子の香奈枝が叫ぶように声を出す。
「は、はいっ。あっ、気持ちいい、です。あぅっ、自分で、するよりも…………あっ!」
聞き逃せない言葉が耳に飛び込んでくる。
香奈枝のためを思えば、ここは聞こえないふりをしたほうがいいのだろう。だが、胸の奥から湧き上がる衝動がそれを許さない。
香奈枝のような清純な美少女が、一人で自分を慰めている。
それを想像すると、自分を抑えることができなくなった。
「言いたくないなら答えなくてもいいけど……最近、一人でしたのはいつ?」
怒られても文句が言えないほどに、無神経な質問。しかし香奈枝は怒ることなく、恥ずかしそうな顔で正直に答える。
「あぅあぅ……そ、それは……さ、昨夜ですぅ。結さんのことを考えていたら、だんだん身体が熱くなって……全然収まらなくてぇ」
テンパった顔を見せる香奈枝が最高に可愛らしい。そしてそれと同時に、素直に命令を聞く香奈枝の姿に強烈な興奮を覚える。
「何を考えながら、一人でしたの?」
羞恥で顔を赤らめながら、香奈枝が口を動かす。
「結さんに抱かれる想像で……三回、ううん、四回だったかな。覚えてはいないんですけど……たくさん、イって……疲れて……」
予想以上の答えに、生唾を飲む。
「ここ、最近はもう毎晩……そんな感じで、あぁっ、はぁンっ」
無垢で無知な少女だと思っていたが、その本性は立派なメスだった。
香奈枝自身が、この先の行為を望んでいる。
それを知ったことで邪魔だった感情が消えてなくなり、素直に香奈枝が欲しくなる。
「香奈枝さん、脚を開いて……」
言われるがまま、香奈枝が少しだけ脚を開く。
「れろっ、ちゅぱっ……ちゅぱっ」
乳首を吸いながら、スカートの中に手を入れる。
「ひゃっ……はうぅぅぅ~ッ」
下着越しでもすぐにわかるくらい、香奈枝の秘所は濡れていた。割れ目に沿って指を動かしながら、貪るように淡いピンク色の乳首をしゃぶる。
「ああっ……い、いいです。あんっ、結さんッ。あっ、あっ、あああっ、はあぁン」
香奈枝は物凄く感度がよかった。
甘い声。悶える身体。誘う匂い。共有する快感。
香奈枝のすべてが、際限なく結を昂ぶらせていく。
「結さんは、あんっ、興奮、してくれてますか? 私……えっち、ですか?」
「ああっ、興奮してるよ。ほらっ」
ゆっくりとズボンを下ろし、我慢できなくなったシンボルを見せつける。
「きゃうっ。あっ、あぁ……すごく、大きい。それが興奮してる、状態なんですよね?」
勃起した男性器に驚く香奈枝だったが、なぜかすぐに冷静さを取り戻す。
「昔見た父さんのモノは、そんなにピンッてしてなかったですけど……」
こんなときでも、そんなことを考えてしまう香奈枝の純粋さが愛おしい。
結は湧き上がる欲望に従い、香奈枝が喘ぎ声を上げる場所を執拗に刺激する。
「ひぅっ、ンうっ……ハァ、ハァ、ああっ……はあぁ~っ」
「香奈枝さん……ほら、こんなに乳首が硬くなってる。マンコもトロトロだよ」
「あぅ……恥ずかしいですぅ」
そうやって徹底的に心と身体を気持ち良くしてから、最後の意思確認をする。
「香奈枝さん。俺、もう我慢できそうにないんだけど……いいかな?」
「はい。抱いて、ください。おちんちん、いっぱい気持ち良くなってください。私……我慢しますから……」
「べつに我慢する必要は……」
「結さんには、たくさん優しくしてもらいました。たくさん教えていただきました。だから、恩返し……ううん、違います。それが気持ち良くても、痛くても……どちらでもいいんです。私が、結さんと繋がっていたいんです」
おどおどした物言いをすることが多い香奈枝が、ハッキリとそう言った。
もう引き返す理由はない。
健気で可愛らしい香奈枝を、最高に気持ち良くしてあげたい。
「わかった。それじゃあ……ベッド、行こうか?」
最後に目線でお互いの気持ちを確認すると、二人は無言でベッドへと向かうのだった。
「結さんのおちんちん……ビクンビクンって苦しそうです。だから私の膣内で、たくさん気持ち良くなってくださいね」
仰向けでベッドに寝ている香奈枝が、結の股間を見てそんなことを言う。
完全に脱ぐことなく、わずかに残った下着が生々しくていやらしい。
「我慢できそうにないほどの痛みだったら、すぐ言って……」
香奈枝が素直に頷いたのを合図に、結のペニスが恥部へと侵入していく。
「ひぅっ。はあぁうっ、い、痛いッ!」
処女膜を貫いた証が、赤いシミとなってベッドに拡がっていく。
「結、さん……もっと奥まで……ッッッ……挿入れて、ください。おちんちん、深くまで……感じて、みたいんです」
健気に耐え続ける香奈枝の姿に心を打たれながら、腰を前に突き出していく。
(う、うううっ……な、何だ、コレ……ヤバい。想像してたよりも、ずっと気持ちいい)
一定の場所にまでたどり着くと、快感の度合いが急激に跳ね上がった。
絡みついてくる感触といい、居心地のよさといい、ずっと挿入れていたい気持ちが込み上げてくる。
(凄い。これが……香奈枝さんの感触なんだ)
ペニスを奥深くまで挿し込み、やがて行き止まりへとたどり着く。
どうやらここが、香奈枝の膣穴の終着点らしい。
「香奈枝さん、ここが限界みたい。ほら、わかるだろ。コツコツ、奥に当たってるの」
「あっ……くぅっ、ううっ、ひぅっ……あっ、ああっ……は、はい。わかります、んうっ……奥に、当たって、ます」
もっと激しく腰を打ちつけたいが、破瓜の痛みに耐える香奈枝の気持ちを思うと、そんなことはできない。
結は遠慮気味にゆっくりと腰を動かす。
その心情を察したように、香奈枝が努めて平静な声をかけてくる。
「結さん。私だったら大丈夫です。だから私の膣内で、いっぱい……動いてください」
「いや、俺もそうしたいんだけど……香奈枝さん、我慢できる?」
「だ、大丈夫……大丈夫だからぁ……お願いします。結さんにぃ、あっ、ああんっ、結さんに可愛がってもらえる……結さん好みの女になりたいんです。だからぁ……お願いです。私の膣内で、いっぱい気持ち良くなってください」
エロくて可愛らしい求愛が理性を溶かす。
もう我慢できない。今すぐ香奈枝に向かって欲望を吐き出さないと、こっちの頭がおかしくなってしまう。
「わかった。それじゃあもう……我慢しないからね」
香奈枝よりも自分優先で、激しく腰を打ちつけていく。
「はぅっ、あっ、あっ……きゃうっ。あっ、あっ、はあうっ!」
身体を縮めて痛みに耐える香奈枝だったが、いきなり大きく痙攣し、どことなく艶のある声を漏らし始める。
「い、痛い……ですけどぉ、んぅっ、ちょびっとだけ、あん、気持ち、いぃ……あぅっ」
「そっか。だったら遠慮なく、もっと激しく……」
「あぅっ、あんっ、きゃうっ……ひゃんっ! おちんちん、あぁんっ、結さんの、おちんちんっ。い、いいよぅ!」
普段の姿からは想像もできない声と姿で、香奈枝が淫らに悶え乱れる。
「おぉっ……香奈枝さんの膣内、すごく締まってる。放したくないって、言ってるみたいに……」
「は、放したく……ありません。結さんを、放したく、ない!」
真っ直ぐな瞳で香奈枝が見つめてくる。
その瞳があまりにも綺麗で、柄にもなくときめいてしまった。
「ちょっと前までは……あっ、あんっ、はぁっ、祈梨姉さんと、結さん、付き合えば、ベストカップルだな、なんて思ってました。でも、あんっ……今は私だけを……私だけを、見て、欲しいです」
「香奈枝さん……」
香奈枝の愛情が胸を貫き、甘い感覚が全身に拡がっていく。
「結さん。結、さんっ」
快感が共鳴していくのがわかる。限界は近い。香奈枝に抱いた愛情や欲望、様々な感情が射精というかたちで外に飛び出そうとする。
「だ、射精して……結さんが、気持ち良くなった、証拠ぉ。あぁんっ、いっぱい射精してくださいっ」
「いくよ。香奈枝さんっ」
「くぅンっ、はあっ、ああんっ……い、イって……結さん、気持ち良く、なってっ」
絶頂感が迫るペニスをゆっくり擦りつけ、射精のタイミングを計る。
「びりびりがぁ、あんっ、止まらないのぉ。イっちゃうぅ……結さんのおちんちんでぇ、イっちゃうっ」
「あっ……ううっ!」
この続きは、12月13日発売のぷちぱら文庫『Hではじめるストラテジー! ~キュートレア経営復興計画~』でお楽しみください!!
(C)NAKO YASUDA / evoLL