Hではじめるストラテジー!
~キュートレア経営復興計画~
2019年12月3日
ぷちぱら文庫
著:ヤスダナコ
画:未巳エヌ
原作:evoLL
12月13日発売のぷちぱら文庫『Hではじめるストラテジー! ~キュートレア経営復興計画~』のお試し版です!



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平々凡々とした商いが続くファミレス『キュートレア』。
無名店から有名店へとのし上がるべく行われた【経営戦略ストラテジー】とは……?



「……んぅっ、はぁっ……んうっ!」

 香奈枝の唇はとても温かくて柔らかく、心地良いものだった。
 恋人でもない相手とのキスに、かすかな罪悪感を覚える。だがすぐに快感がそれを塗り潰し、目の前にいる少女のことしか考えられなくなる。

「嫌じゃない?」

 香奈枝のファーストキスを奪った。だが今後のことを考えれば、この程度のことはまだ前菜でしかない。
 聞かれた香奈枝が、嬉しそうな顔で健気に答える。

「はい……素敵な気分です。んぅっ!」

 口を離した瞬間。香奈枝がつま先立ちになり、自ら唇を重ねてくる。
 何百もの言葉に勝る、明確な意思表示。かすかに抱いていた罪悪感は完全に吹き飛び、香奈枝のすべてが愛しくなる。
 許可も取らずに、上着のボタンをひとつずつ外していく。
 小さな抵抗すらない。キスに酔いしれた香奈枝は、黙ってその行為を受け入れている。











「あっ……はぁ、ン……あっ、あぁ……」

 ブラをズラして乳房をダイレクトに揉んでも、香奈枝が拒否反応を示すことはない。それどころか頬を赤らめ、嬉しそうにしている。

「あっ、はあぁ~っ、あぁんっ」

 手のひらに伝わってくる乳房の感触が凄まじい。
 子供のように無邪気で、小動物のように可愛らしい香奈枝だが、身体のほうは立派な女だった。

「香奈枝さんの胸、凄く大きくて柔らかいよ」
「あう、そんなこと言わないでください。恥ずかしい……です」

 香奈枝の唇から、桃色に溶けた吐息が溢れ出していく。
 上着を脱がせ、見せつけるようにして香奈枝の胸を揉む。
 羞恥心を煽るような行為を受けた香奈枝が、遠慮気味に結の腕を掴んでくる。

「結さん……結っ、さん……」

 掴んだ腕を押し返すようなことはしない。むしろ、「ここを触ってほしいです」と言いたげな顔で、結の動きを見守っている。

「ひぅっ……はんっ、あっ、あぁっ……くぅっ、はぁんっ!」

 顔を近づけ、細く華奢な首筋にキスをする。そのまま唇を下に向かって滑らせ、可愛らしく自己主張している乳首にしゃぶりつく。

「香奈枝さん、気持ちいい?」

 乳首への愛撫により、我慢できなくなった様子の香奈枝が叫ぶように声を出す。

「は、はいっ。あっ、気持ちいい、です。あぅっ、自分で、するよりも…………あっ!」

 聞き逃せない言葉が耳に飛び込んでくる。
 香奈枝のためを思えば、ここは聞こえないふりをしたほうがいいのだろう。だが、胸の奥から湧き上がる衝動がそれを許さない。
 香奈枝のような清純な美少女が、一人で自分を慰めている。
 それを想像すると、自分を抑えることができなくなった。

「言いたくないなら答えなくてもいいけど……最近、一人でしたのはいつ?」

 怒られても文句が言えないほどに、無神経な質問。しかし香奈枝は怒ることなく、恥ずかしそうな顔で正直に答える。

「あぅあぅ……そ、それは……さ、昨夜ですぅ。結さんのことを考えていたら、だんだん身体が熱くなって……全然収まらなくてぇ」

 テンパった顔を見せる香奈枝が最高に可愛らしい。そしてそれと同時に、素直に命令を聞く香奈枝の姿に強烈な興奮を覚える。

「何を考えながら、一人でしたの?」

 羞恥で顔を赤らめながら、香奈枝が口を動かす。

「結さんに抱かれる想像で……三回、ううん、四回だったかな。覚えてはいないんですけど……たくさん、イって……疲れて……」

 予想以上の答えに、生唾を飲む。

「ここ、最近はもう毎晩……そんな感じで、あぁっ、はぁンっ」

 無垢で無知な少女だと思っていたが、その本性は立派なメスだった。
 香奈枝自身が、この先の行為を望んでいる。
 それを知ったことで邪魔だった感情が消えてなくなり、素直に香奈枝が欲しくなる。

「香奈枝さん、脚を開いて……」

 言われるがまま、香奈枝が少しだけ脚を開く。

「れろっ、ちゅぱっ……ちゅぱっ」

 乳首を吸いながら、スカートの中に手を入れる。

「ひゃっ……はうぅぅぅ~ッ」

 下着越しでもすぐにわかるくらい、香奈枝の秘所は濡れていた。割れ目に沿って指を動かしながら、貪るように淡いピンク色の乳首をしゃぶる。

「ああっ……い、いいです。あんっ、結さんッ。あっ、あっ、あああっ、はあぁン」

 香奈枝は物凄く感度がよかった。
 甘い声。悶える身体。誘う匂い。共有する快感。
 香奈枝のすべてが、際限なく結を昂ぶらせていく。

「結さんは、あんっ、興奮、してくれてますか? 私……えっち、ですか?」
「ああっ、興奮してるよ。ほらっ」

 ゆっくりとズボンを下ろし、我慢できなくなったシンボルを見せつける。

「きゃうっ。あっ、あぁ……すごく、大きい。それが興奮してる、状態なんですよね?」

 勃起した男性器に驚く香奈枝だったが、なぜかすぐに冷静さを取り戻す。

「昔見た父さんのモノは、そんなにピンッてしてなかったですけど……」

 こんなときでも、そんなことを考えてしまう香奈枝の純粋さが愛おしい。
 結は湧き上がる欲望に従い、香奈枝が喘ぎ声を上げる場所を執拗に刺激する。

「ひぅっ、ンうっ……ハァ、ハァ、ああっ……はあぁ~っ」
「香奈枝さん……ほら、こんなに乳首が硬くなってる。マンコもトロトロだよ」
「あぅ……恥ずかしいですぅ」

 そうやって徹底的に心と身体を気持ち良くしてから、最後の意思確認をする。

「香奈枝さん。俺、もう我慢できそうにないんだけど……いいかな?」
「はい。抱いて、ください。おちんちん、いっぱい気持ち良くなってください。私……我慢しますから……」
「べつに我慢する必要は……」
「結さんには、たくさん優しくしてもらいました。たくさん教えていただきました。だから、恩返し……ううん、違います。それが気持ち良くても、痛くても……どちらでもいいんです。私が、結さんと繋がっていたいんです」

 おどおどした物言いをすることが多い香奈枝が、ハッキリとそう言った。
 もう引き返す理由はない。
 健気で可愛らしい香奈枝を、最高に気持ち良くしてあげたい。

「わかった。それじゃあ……ベッド、行こうか?」

 最後に目線でお互いの気持ちを確認すると、二人は無言でベッドへと向かうのだった。


「結さんのおちんちん……ビクンビクンって苦しそうです。だから私の膣内で、たくさん気持ち良くなってくださいね」

 仰向けでベッドに寝ている香奈枝が、結の股間を見てそんなことを言う。
 完全に脱ぐことなく、わずかに残った下着が生々しくていやらしい。

「我慢できそうにないほどの痛みだったら、すぐ言って……」

 香奈枝が素直に頷いたのを合図に、結のペニスが恥部へと侵入していく。

「ひぅっ。はあぁうっ、い、痛いッ!」

 処女膜を貫いた証が、赤いシミとなってベッドに拡がっていく。

「結、さん……もっと奥まで……ッッッ……挿入れて、ください。おちんちん、深くまで……感じて、みたいんです」

 健気に耐え続ける香奈枝の姿に心を打たれながら、腰を前に突き出していく。

(う、うううっ……な、何だ、コレ……ヤバい。想像してたよりも、ずっと気持ちいい)

 一定の場所にまでたどり着くと、快感の度合いが急激に跳ね上がった。
 絡みついてくる感触といい、居心地のよさといい、ずっと挿入れていたい気持ちが込み上げてくる。

(凄い。これが……香奈枝さんの感触なんだ)

 ペニスを奥深くまで挿し込み、やがて行き止まりへとたどり着く。
 どうやらここが、香奈枝の膣穴の終着点らしい。

「香奈枝さん、ここが限界みたい。ほら、わかるだろ。コツコツ、奥に当たってるの」
「あっ……くぅっ、ううっ、ひぅっ……あっ、ああっ……は、はい。わかります、んうっ……奥に、当たって、ます」

 もっと激しく腰を打ちつけたいが、破瓜の痛みに耐える香奈枝の気持ちを思うと、そんなことはできない。
 結は遠慮気味にゆっくりと腰を動かす。
 その心情を察したように、香奈枝が努めて平静な声をかけてくる。

「結さん。私だったら大丈夫です。だから私の膣内で、いっぱい……動いてください」
「いや、俺もそうしたいんだけど……香奈枝さん、我慢できる?」
「だ、大丈夫……大丈夫だからぁ……お願いします。結さんにぃ、あっ、ああんっ、結さんに可愛がってもらえる……結さん好みの女になりたいんです。だからぁ……お願いです。私の膣内で、いっぱい気持ち良くなってください」

 エロくて可愛らしい求愛が理性を溶かす。
 もう我慢できない。今すぐ香奈枝に向かって欲望を吐き出さないと、こっちの頭がおかしくなってしまう。

「わかった。それじゃあもう……我慢しないからね」

 香奈枝よりも自分優先で、激しく腰を打ちつけていく。

「はぅっ、あっ、あっ……きゃうっ。あっ、あっ、はあうっ!」

 身体を縮めて痛みに耐える香奈枝だったが、いきなり大きく痙攣し、どことなく艶のある声を漏らし始める。

「い、痛い……ですけどぉ、んぅっ、ちょびっとだけ、あん、気持ち、いぃ……あぅっ」
「そっか。だったら遠慮なく、もっと激しく……」
「あぅっ、あんっ、きゃうっ……ひゃんっ! おちんちん、あぁんっ、結さんの、おちんちんっ。い、いいよぅ!」

 普段の姿からは想像もできない声と姿で、香奈枝が淫らに悶え乱れる。

「おぉっ……香奈枝さんの膣内、すごく締まってる。放したくないって、言ってるみたいに……」
「は、放したく……ありません。結さんを、放したく、ない!」

 真っ直ぐな瞳で香奈枝が見つめてくる。
 その瞳があまりにも綺麗で、柄にもなくときめいてしまった。

「ちょっと前までは……あっ、あんっ、はぁっ、祈梨姉さんと、結さん、付き合えば、ベストカップルだな、なんて思ってました。でも、あんっ……今は私だけを……私だけを、見て、欲しいです」
「香奈枝さん……」

 香奈枝の愛情が胸を貫き、甘い感覚が全身に拡がっていく。

「結さん。結、さんっ」

 快感が共鳴していくのがわかる。限界は近い。香奈枝に抱いた愛情や欲望、様々な感情が射精というかたちで外に飛び出そうとする。

「だ、射精して……結さんが、気持ち良くなった、証拠ぉ。あぁんっ、いっぱい射精してくださいっ」
「いくよ。香奈枝さんっ」
「くぅンっ、はあっ、ああんっ……い、イって……結さん、気持ち良く、なってっ」

 絶頂感が迫るペニスをゆっくり擦りつけ、射精のタイミングを計る。

「びりびりがぁ、あんっ、止まらないのぉ。イっちゃうぅ……結さんのおちんちんでぇ、イっちゃうっ」
「あっ……ううっ!」








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(C)NAKO YASUDA / evoLL