LIKE×LOVE
~十津川光(カノジョ)と綴る純愛アルバム~
2019年11月29日
ぷちぱら文庫
著:春河ミライ
画:庄司二号
原作:rootnuko
「もぅ、さっきからあんまりじろじろ見ないでよ……恥ずかしいじゃん」
「いや、だって……その……」
「水着、すごく似合ってるなって」
「ふふっ、ありがとう。なにせ一緒に選んでもらった水着だからね」
照れくさそうに笑う光に軽く誉め言葉は流されてしまった。
「でも、そういう暦くんのほうこそ。水着姿、なかなかいいかんじに決まってるよ」
「ん、そうかな……。だといいんだけど」
「もぅ、もっと自信持ってよね。ほら、いこっ……。っ……!?」
笑顔でこちらの手を引こうとした光は、真っ赤になって足を止めてしまった。
「えっ、何……。どうかした?」
「ど、どうかしたって…………それはこっちのほうが聞きたいよ……」
目線を合わさず、俯きがちに光は答える。
「……?」
いったい何が起こったのか、皆目検討もつかない。
参ったなと、つられてこちらも視線を下に……さげたところで、見事にもっこり隆起した自分の股間が目に入った。
「……!?」
「それじゃあいくらなんでも、一緒に並んで歩くの……恥ずかしいよ」
確かに、これでは一緒に歩くのは恥ずかしいだろう。
手を握られたぐらいで、反応してしまったと考えると恥ずかしすぎる。
(勃起しない、勃起しない……。そうだ、勃起なんてするものか!)
自分にしつこく暗示をかけつつ、光のほうを見れば途端に目に入る眩しい肢体。
それにしても水着っていうのは、なんて破廉恥な姿なんだろう。
肌の露出面積は余裕で90パーセントを優に超え、ピンポイントな場所のみを隠すことでよりいっそう、その局部に目が向くよう仕向けられているというか……。
「……治まらないみたいだね」
「ごめん」
どこか人気のない場所で落ち着くのを待つか、いっそのこと……再発防止も兼ねてスッキリしてくるか、と悩んでいると、光が話しかけてきた。
「溜まっているものを出したら、それですっきり……するんだよね?」
「……まぁ、うん」
「だったら私も付き添うよ」
「……!」
ごくりと唾を呑み込めば、愚息も期待してしまってビクリと反応する。
「具合の悪い人を介抱してあげるのは、同行者の責務だもんね。ほらほら、行こっ」
光はオレの前方をガードしながらトイレに向かってくれた。
そして、できるだけ利用者の少ないトイレの個室を選んで入る。
「じゃあその、問題の患部を……見せてもらおうかな」
股間にぐっと顔を近付け、光が笑う。
「あ、でも……その前に……できたら、その……光のほうも脱いでほしいかなって。上のほう……ブラだけでもいいからさ。そしたらきっと、治療のほうも捗るかと思うんだ」
「ん、わかった。仕方ないなぁ、そういうことなら」
光は馬鹿にしたりせず、くすりと笑って、身につけていた水着に手をかけた。
「どう、こんなかんじで……いいのかな? じゃあ次は、暦くんの番だからね。自分で脱ぐのと脱がされるの、どっちがいい?」
「それは…………できたら脱がしてほしいかな」
「ふふっ、わかった。そういうことなら失礼して」
光が海パンに手をかけて、そのまま下に引きずり下ろす。
すると脱がされた海パンの下から、反り返ったペニスがぶるんっと勢い良く外に飛び出した。
「わっ、すごい……! 間近で見るとこんなにおっきいんだ……」
「まぁ……。今はとにかく溜まって、パンパンだからっていうのもありそうだけど」
「ふふっ、それにしても……間近で見るとすごい迫力。見てるだけでなんだか顔のあたりが火照ってきちゃった」
顔を赤くしながらも、光は興味津々で見ている。
「で、これから……どんなふうに治療、してもらえるのかな?」
「えっと、そうだね……。まずは手始めに、患部の触診から……始めよっかな」
「うっ……!」
竿の部分に彼女の指が触れただけで、身体が飛び上がってしまいそうな快楽を覚える。
魅力的な恋人の肢体が間近にあることと、薄い扉のすぐ外に他人がいる、という状況が相まって感覚を鋭敏にしているみたいだ。
「ふふっ、やっぱり……。これはなかなか重症みたい」
「治療法なら……わかるんだけど」
「ん、なになにどうやるの。おしえておしえて」
「えっと、まずは手を……根元のほうから先っぽまで、ゆっくり前後に動かして」
手で筒を作り、扱く仕草をして見せる。
「それはたとえば……こんなふうに?」
光のやわらかな手が、ペニスをきゅっと締め上げる。
「ひぁっ……!」
そのあまりの気持ち良さに、思わずまた声が出た。
「ダメだよ、あんまり大きな声出しちゃあ……。中で何をしてるか、外にいる人にバレちゃうじゃん」
「そ、それはそう……なんだけどっ」
「手ではしたこと、あるんだよね? だったらそんなにビクッとすることないのに」
「いや、俺もそう……思っていたんだけど」
なんていうか、自分でするのとは気持ち良さの度合いがまるで違った。
「たとえばだけど、自分で足の裏をくすぐっても……べつに大してくすぐったくはないみたいな? たぶんそれと似たような感覚で……」
「人にされると、感度がより……アップするんだ?」
にこりと笑った光の、ペニスを扱く手の動きが明らかに前より速くなる。
「ね、どう。きもちいい……?」
「いや、これはもう……気持ちいいとかって、そういうレベルじゃ、なく……」
ちょっと扱かれただけなのに、早くも身体の奥から込み上げてくるものがある。
「そかそか、じゃあ治療方針はきまったね。あとはこのまま……」
「うぅっ、やばい……! これっ、ほんと……」
「ん、どうかしたかな。それとももう、このあたりで止めておいたほうがいい?」
ここに来た目的を考えたら、さっさと出してスッキリしてしまうのが正解だろう。
でも今はそのことよりも、優先したいことが……他にできてしまった。
「もうちょっとだけ、ペースを、その……緩めてくれたら……」
「ん、了解」
そう言って光は淫靡な笑みを浮かべると、手の動きをピタリと止める。
「さて、と……。次はいよいよお待ちかねの……」
じっと目の前のモノを見つめながら、見せつけるように大きく口が開かれた。
けれど、身構えた俺に与えられた刺激は、レロお、とごく軽く竿を撫で上げるような舌の動きだ。
「ふふっ……。どうかな、こんなふうに……おちんちん、人に舐められるのは?」
もちろん気持ちいいことに違いはない。
でも正直、期待していたものと少し違って……性的快感というよりはくすぐったさのほうが勝る。
「お待ちかねっていうから、俺はてっきり……」
「ふふっ、ごめんね。メインディッシュはあとに取っておく派なんだ」
焦らされている、とは思うが、期待でゾクゾクしているせいで、わずかにかかる息まで気持ちいい。
「ね、どのあたりを舐められるのが……とくに感じる?」
答えに詰まっている間も、舌先でチロチロとくすぐるように亀頭あたりを舐めてくる。
「うっ、そこ……! 亀頭と、竿の……ちょうど中間あたりの、外に少し……張り出してるあたり……」
「カリ首のあたりが、感じるんだ?」
「……! なんだ、わりとそういうの……詳しいんだ?」
少し意外な気がして聞くと、光は恥ずかしそうに首をすくめた。
「うん、ちょっとこの前……勉強したんだ。役立つこともあるのかなって」
「そ、そっか……。じゃあこうして、舐めてるのも……」
「うん。口でする前に、手で扱いたり、舌で刺激を与えて彼氏のアソコを勃起させてあげましょうって。でも、初めっから硬くなってたし、だからそこは……手順をスキップしてもよかったんだけど」
そこで言葉を切って、レロっと竿の裏筋あたりが舐め上げられる。
「あんまりあっさり終わっちゃうのは、勿体ないかなぁって。そんな気がしたもので」
ちろちろとした弄ぶような動きは、悪戯っぽくも残酷だ。
「でもこうして焦らすのも、そろそろこのへんにしておこうかな。あんまり長時間、トイレに籠もっていたら怪しまれるだろうし」
そう言って、光は亀頭にちゅっとソフトなキスをしてから、おもむろにパクリとペニスを口のなかに頬張った。
「あっ、あぁ……、やばい……、これ……」
舌のヌメッとした感じや、柔らかさ。包み込まれる感触や熱は膣の中と似ていて……でもそれは近いようで、全く別種の快感でもある。
「ほう、うまひゅ……へひへふ?」
光が何を言っているのか、はっきりとはわからない。
それでもだいたいのニュアンスや、何かを尋ねていることは伝わってきた。
「あっ、いいっ……、きもち、いいっ……」
素直に快感を伝えると、光は嬉しそうに顔を前後させた。
「んっ、んじゅぅっ……、れろっ……、んちゅぅっ……」
口の全体を使って頬張ったかと思うと、熱心に舐め回す。
「うっ、あっ……くぅっ……!」
口の中の感触だけでも蕩けそうなのに、さらに追い討ちをかけられては、平気でいられるはずもない。
「あっ、これっ、やばい…………。口でされるの、思ってた、以上……に……」
自然と呻き声が漏れてしまう。
するとそれを受けてか、光は一旦フェラを止めた。
「はぁぁっっ、もぅ……。あんまり声に出したら、外の人に……気付かれちゃうよ。イクときだけ、イクって言ってね。それ以外の私語は禁止とします」
「……うす、了解。気を付けます」
「くすっ。わかればよろしい」
こちらの返事に光は満足そうに頷いて、再びフェラは再開された。
「ぢゅっ、ぢゅぽっ……、ぢゅっ、んじゅっ……、ぢゅぽっ……、ぢゅっ……」
「あぁ、ふっ……、はぁっ……」
声を必死に押し殺しながら、小さく喘ぎ声を漏らす。
気持ち良くても、自由に声を出せないことがこんなに辛いことだったとは……。
この続きは、12月13日発売のぷちぱら文庫『LIKE×LOVE ~十津川光(カノジョ)と綴る純愛アルバム~』でお楽しみください!!
(C)MIRAI HARUKA / rootnuko
「いや、だって……その……」
「水着、すごく似合ってるなって」
「ふふっ、ありがとう。なにせ一緒に選んでもらった水着だからね」
照れくさそうに笑う光に軽く誉め言葉は流されてしまった。
「でも、そういう暦くんのほうこそ。水着姿、なかなかいいかんじに決まってるよ」
「ん、そうかな……。だといいんだけど」
「もぅ、もっと自信持ってよね。ほら、いこっ……。っ……!?」
笑顔でこちらの手を引こうとした光は、真っ赤になって足を止めてしまった。
「えっ、何……。どうかした?」
「ど、どうかしたって…………それはこっちのほうが聞きたいよ……」
目線を合わさず、俯きがちに光は答える。
「……?」
いったい何が起こったのか、皆目検討もつかない。
参ったなと、つられてこちらも視線を下に……さげたところで、見事にもっこり隆起した自分の股間が目に入った。
「……!?」
「それじゃあいくらなんでも、一緒に並んで歩くの……恥ずかしいよ」
確かに、これでは一緒に歩くのは恥ずかしいだろう。
手を握られたぐらいで、反応してしまったと考えると恥ずかしすぎる。
(勃起しない、勃起しない……。そうだ、勃起なんてするものか!)
自分にしつこく暗示をかけつつ、光のほうを見れば途端に目に入る眩しい肢体。
それにしても水着っていうのは、なんて破廉恥な姿なんだろう。
肌の露出面積は余裕で90パーセントを優に超え、ピンポイントな場所のみを隠すことでよりいっそう、その局部に目が向くよう仕向けられているというか……。
「……治まらないみたいだね」
「ごめん」
どこか人気のない場所で落ち着くのを待つか、いっそのこと……再発防止も兼ねてスッキリしてくるか、と悩んでいると、光が話しかけてきた。
「溜まっているものを出したら、それですっきり……するんだよね?」
「……まぁ、うん」
「だったら私も付き添うよ」
「……!」
ごくりと唾を呑み込めば、愚息も期待してしまってビクリと反応する。
「具合の悪い人を介抱してあげるのは、同行者の責務だもんね。ほらほら、行こっ」
光はオレの前方をガードしながらトイレに向かってくれた。
そして、できるだけ利用者の少ないトイレの個室を選んで入る。
「じゃあその、問題の患部を……見せてもらおうかな」
股間にぐっと顔を近付け、光が笑う。
「あ、でも……その前に……できたら、その……光のほうも脱いでほしいかなって。上のほう……ブラだけでもいいからさ。そしたらきっと、治療のほうも捗るかと思うんだ」
「ん、わかった。仕方ないなぁ、そういうことなら」
光は馬鹿にしたりせず、くすりと笑って、身につけていた水着に手をかけた。
「どう、こんなかんじで……いいのかな? じゃあ次は、暦くんの番だからね。自分で脱ぐのと脱がされるの、どっちがいい?」
「それは…………できたら脱がしてほしいかな」
「ふふっ、わかった。そういうことなら失礼して」
光が海パンに手をかけて、そのまま下に引きずり下ろす。
すると脱がされた海パンの下から、反り返ったペニスがぶるんっと勢い良く外に飛び出した。
「わっ、すごい……! 間近で見るとこんなにおっきいんだ……」
「まぁ……。今はとにかく溜まって、パンパンだからっていうのもありそうだけど」
「ふふっ、それにしても……間近で見るとすごい迫力。見てるだけでなんだか顔のあたりが火照ってきちゃった」
顔を赤くしながらも、光は興味津々で見ている。
「で、これから……どんなふうに治療、してもらえるのかな?」
「えっと、そうだね……。まずは手始めに、患部の触診から……始めよっかな」
「うっ……!」
竿の部分に彼女の指が触れただけで、身体が飛び上がってしまいそうな快楽を覚える。
魅力的な恋人の肢体が間近にあることと、薄い扉のすぐ外に他人がいる、という状況が相まって感覚を鋭敏にしているみたいだ。
「ふふっ、やっぱり……。これはなかなか重症みたい」
「治療法なら……わかるんだけど」
「ん、なになにどうやるの。おしえておしえて」
「えっと、まずは手を……根元のほうから先っぽまで、ゆっくり前後に動かして」
手で筒を作り、扱く仕草をして見せる。
「それはたとえば……こんなふうに?」
光のやわらかな手が、ペニスをきゅっと締め上げる。
「ひぁっ……!」
そのあまりの気持ち良さに、思わずまた声が出た。
「ダメだよ、あんまり大きな声出しちゃあ……。中で何をしてるか、外にいる人にバレちゃうじゃん」
「そ、それはそう……なんだけどっ」
「手ではしたこと、あるんだよね? だったらそんなにビクッとすることないのに」
「いや、俺もそう……思っていたんだけど」
なんていうか、自分でするのとは気持ち良さの度合いがまるで違った。
「たとえばだけど、自分で足の裏をくすぐっても……べつに大してくすぐったくはないみたいな? たぶんそれと似たような感覚で……」
「人にされると、感度がより……アップするんだ?」
にこりと笑った光の、ペニスを扱く手の動きが明らかに前より速くなる。
「ね、どう。きもちいい……?」
「いや、これはもう……気持ちいいとかって、そういうレベルじゃ、なく……」
ちょっと扱かれただけなのに、早くも身体の奥から込み上げてくるものがある。
「そかそか、じゃあ治療方針はきまったね。あとはこのまま……」
「うぅっ、やばい……! これっ、ほんと……」
「ん、どうかしたかな。それとももう、このあたりで止めておいたほうがいい?」
ここに来た目的を考えたら、さっさと出してスッキリしてしまうのが正解だろう。
でも今はそのことよりも、優先したいことが……他にできてしまった。
「もうちょっとだけ、ペースを、その……緩めてくれたら……」
「ん、了解」
そう言って光は淫靡な笑みを浮かべると、手の動きをピタリと止める。
「さて、と……。次はいよいよお待ちかねの……」
じっと目の前のモノを見つめながら、見せつけるように大きく口が開かれた。
けれど、身構えた俺に与えられた刺激は、レロお、とごく軽く竿を撫で上げるような舌の動きだ。
「ふふっ……。どうかな、こんなふうに……おちんちん、人に舐められるのは?」
もちろん気持ちいいことに違いはない。
でも正直、期待していたものと少し違って……性的快感というよりはくすぐったさのほうが勝る。
「お待ちかねっていうから、俺はてっきり……」
「ふふっ、ごめんね。メインディッシュはあとに取っておく派なんだ」
焦らされている、とは思うが、期待でゾクゾクしているせいで、わずかにかかる息まで気持ちいい。
「ね、どのあたりを舐められるのが……とくに感じる?」
答えに詰まっている間も、舌先でチロチロとくすぐるように亀頭あたりを舐めてくる。
「うっ、そこ……! 亀頭と、竿の……ちょうど中間あたりの、外に少し……張り出してるあたり……」
「カリ首のあたりが、感じるんだ?」
「……! なんだ、わりとそういうの……詳しいんだ?」
少し意外な気がして聞くと、光は恥ずかしそうに首をすくめた。
「うん、ちょっとこの前……勉強したんだ。役立つこともあるのかなって」
「そ、そっか……。じゃあこうして、舐めてるのも……」
「うん。口でする前に、手で扱いたり、舌で刺激を与えて彼氏のアソコを勃起させてあげましょうって。でも、初めっから硬くなってたし、だからそこは……手順をスキップしてもよかったんだけど」
そこで言葉を切って、レロっと竿の裏筋あたりが舐め上げられる。
「あんまりあっさり終わっちゃうのは、勿体ないかなぁって。そんな気がしたもので」
ちろちろとした弄ぶような動きは、悪戯っぽくも残酷だ。
「でもこうして焦らすのも、そろそろこのへんにしておこうかな。あんまり長時間、トイレに籠もっていたら怪しまれるだろうし」
そう言って、光は亀頭にちゅっとソフトなキスをしてから、おもむろにパクリとペニスを口のなかに頬張った。
「あっ、あぁ……、やばい……、これ……」
舌のヌメッとした感じや、柔らかさ。包み込まれる感触や熱は膣の中と似ていて……でもそれは近いようで、全く別種の快感でもある。
「ほう、うまひゅ……へひへふ?」
光が何を言っているのか、はっきりとはわからない。
それでもだいたいのニュアンスや、何かを尋ねていることは伝わってきた。
「あっ、いいっ……、きもち、いいっ……」
素直に快感を伝えると、光は嬉しそうに顔を前後させた。
「んっ、んじゅぅっ……、れろっ……、んちゅぅっ……」
口の全体を使って頬張ったかと思うと、熱心に舐め回す。
「うっ、あっ……くぅっ……!」
口の中の感触だけでも蕩けそうなのに、さらに追い討ちをかけられては、平気でいられるはずもない。
「あっ、これっ、やばい…………。口でされるの、思ってた、以上……に……」
自然と呻き声が漏れてしまう。
するとそれを受けてか、光は一旦フェラを止めた。
「はぁぁっっ、もぅ……。あんまり声に出したら、外の人に……気付かれちゃうよ。イクときだけ、イクって言ってね。それ以外の私語は禁止とします」
「……うす、了解。気を付けます」
「くすっ。わかればよろしい」
こちらの返事に光は満足そうに頷いて、再びフェラは再開された。
「ぢゅっ、ぢゅぽっ……、ぢゅっ、んじゅっ……、ぢゅぽっ……、ぢゅっ……」
「あぁ、ふっ……、はぁっ……」
声を必死に押し殺しながら、小さく喘ぎ声を漏らす。
気持ち良くても、自由に声を出せないことがこんなに辛いことだったとは……。
この続きは、12月13日発売のぷちぱら文庫『LIKE×LOVE ~十津川光(カノジョ)と綴る純愛アルバム~』でお楽しみください!!
(C)MIRAI HARUKA / rootnuko