ようこそ! スケベエルフの森へ
~従順な爆乳褐色エルフにご奉仕される現代性活~
2018年11月1日
ぷちぱら文庫
著:和知まどか
画:葵渚
原作:ルネ
11月13日発売のぷちぱら文庫『ようこそ! スケベエルフの森へ ~従順な爆乳褐色エルフにご奉仕される現代性活~』のお試し版です!


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女のエルフだけが住むアルフヘルムへ転移した祐一。
ダークエルフのイヴリンを救出すると、恩返しがしたいと言われ…?







「……ユウイチ、さん」

 たどたどしく俺の名前を呼び、生まれて初めて見たはずの人間の男に微笑みかけてくれるイヴリン。彼女は助けてもらったお礼だといって、俺の世話をしたがった。ぐちゃぐちゃだったベッドを丁寧に整え、人類用の調理を覚え、俺が汗をかけばそれを献身的に布で拭いてくれたし、疲れたそぶりをみせればすぐにマッサージすらしてくれた。そして何よりも……そのお世話が夜のご奉仕にまで及んだことで、簡単に俺の理性は吹き飛んでしまった。出会って数日後の真夜中。そろそろ眠ろうか、とイヴリンを呼び寄せたそのとき、俺は彼女の一世一代の告白を受けることになった。

「……ご主人様、いえ、マスター。貴方様に命を救っていただいたそのときから、私の……イヴリンの全てはマスターのものです。どうか、貴方に尽くさせてください」

 自分で綺麗にメイクしたベッドの上に座り、三つ指をついて頭を下げる。古風な大和撫子を思わせる仕草で、イヴリンは俺に深々とお辞儀をした。そして、破廉恥極まりない格好のまま、純情な乙女の台詞を呟いたのだ。

「マスターのことを、お慕いしています。全身全霊で、この想い……伝えてもかまいませんか?」
「イ、イヴリン……」
「……ずっと、ずっと傍にいたいです。好きです、マスター……!」

 むにゅっと弾力のある乳房がぶつかってきた瞬間、一瞬だけ、俺はどうしてこんなにもイヴリンが熱烈に俺を愛してくれるんだろう、と疑った。けれどそんな理性は眼前の褐色ダークエルフにしがみつかれただけで溶けて消えてしまって……。

「……ちゅっ」

 首元に抱きつかれ、そのまま唇にイヴリンの冷たい唇が重なった。

「ん……ちゅっ、チュッ……。マスター……マスター……っ」

 切羽詰まった声と、肌とは真逆の熱い吐息。それを体感しただけで、彼女の体内の……粘膜の温かさが想像できてしまってうろたえる。

(ダークエルフって、皮膚がすべすべで……体温が低くって。なのに身体の中がすごく熱いんだな。たとえば、ほら、舌とかが……)

「ん……!?」

 互いの口がかすめるだけの子どものキスから、次第にぬめりを帯びて濡れた舌を絡めあう大人の口づけへ。こちらの唾液を全て舐めとり、啜り取る本気のディープキスは脳細胞が沸騰して死ぬくらいに気持ち良かった。

「れろ……、んちゅ……、マスター……大胆な私を許してください……ん、んん……ッ」 ベッドの上以外ではおとなしくて、いつも一歩俺の後ろを遅れてついてくるようなイヴリンがどんどん俺を、己の主と心に決めた相手を求めてくる。その強烈なギャップに動揺しなかったと言えば嘘だった。

(エッチなことをするときは……こんなに……。でも、昼も夜もイヴリンの瞳は同じように俺を見てる。一途に、俺だけを見つめて……自分の全てに刻みこもうとしてくる……)

「れろ……くちゅッ……」

 ぐっと顔を前に突き出して、少しでも俺との距離をゼロにしようと努力する。健気に舌先を這わせてくるイヴリンの、したいようにさせてあげたかった。

「ッ……はぁ、はぁ……。マスター……とても鼓動が速くなっていますね。これは私の心臓の音でしょうか、二つが重なって……とても心地いい……」

 俺の体温を感じたイヴリンは、ぽーっと呆けた表情になり、ますます激しく口づけを求めてくる。

「れる……、ンッ、私のキス……おかしくないですか? 気持ちいいですか……? 初めてするので自信があまりありません……。でもやめたくなくて……ちゅっ、ちゅぷっ」

 確かに、テクニックが抜群とは言えない。けれど、愛情がこもっているせいかイヴリンの舌の絡ませ方はとても優しく、慈しむように味蕾をこすりあわせてはぬめりおどる。

「んん……んんぅ……。私、幸せ、です……マスターがこうすることを許してくださること……今このとき、私がマスターを独り占めさせてもらえたこと……。っくっちゅっ」

 飽きもせずちゅぱちゅぱと俺の口内を舐めながら、イヴリンは浅く息をつき、顔を赤らめて興奮していることを隠しもしない。

「……キス、好きなの?」

 俺の歯、俺の唇……果ては歯茎や口蓋にまで舌を這わせながら、彼女は小さくうなずいた。

「好き……好きです」
「だったら……はは、好きなだけしていいよ」
「好きなんです、マスターのことが……んちゅっ、チュッ、ちゅっ、ちゅぅ……っ」
「んぐぅっ!?」

 口の中の酸素を全て奪うキスをしながら、イヴリンは艶めかしく腰をくねらせる。すると、なめらかな曲線を描く褐色の肌の上を長い銀の髪が流れ、揺れて、視界がキラキラと輝いた。

「……ダークエルフは、ずっと忌み嫌われ、愛情に飢えてきた種族です。でもだからこそ一度愛した対象を見捨てない。永遠に大切に思い、何もかもを捧げ尽くすことができる。そう、幼い頃に話では聞かされていました。けれど、こんなにも……強いのですね。誰かを好きになったときの衝動が……」

 全身でこちらの肌にまとわりつき、少しでも快楽を感じさせようとしてくるイヴリンの淫靡な仕草。それは彼女いわく、自然にそうなってしまうらしい。

「……離れたくなくて、一つになりたくて、じっとしていられないんです。マスター……エッチなダークエルフはお嫌いですか?」

 わずかに汗をかき、甘い匂いが増した彼女にこんな至近距離で潤んだ声を出されて我慢できる男がいるわけがない。

「嫌いじゃない」

 俺は、イヴリンを床に押し倒し、欲望のままに覆いかぶさっていった。

「嫌いじゃない、好きだ。俺も好きだ、イヴリンが……イヴリンのことが!」
「あ、あぁあ……ありがとうございますっ……! でしたら私の我儘を、一つだけ聞いてくださいませんか?」
「わがまま……? べつにいいけど」
「こ、このまま……私をマスターの所有物にしてください。あなたのモノに……。っはぁっ……マスターだけのイヴリンにしてください……!」
「そんなお願いなら、百回でも二百回でも!」
「ふふ……、でしたら毎日。いえ、毎朝、毎晩、いつだってどこでだってかまいません。私にマスターを刻みこんでください……」

 恥ずかしそうに微笑むイヴリンは、大きく手を広げ、自分が一切抵抗する気がないことを行動で示してくれた。

「こういうことに慣れていないので……お任せしてもかまいませんか?」

 ぶるん、と左右に広がりたわんでいる巨大な乳房が最初に目に入った。一つ一つの円が大きく、まん丸に盛り上がったおっぱいは重たげな膨らみを揺らしている。

(イヴリンが呼吸をするだけで、おっぱいも大きく上下してる……)

 乳頭だけしか隠せていない服からはみだした、美味しそうな特大の果実。どちらから触ろうか迷ったあげく、両手を同時に乳肉に沈めるとピクンと華奢な肩が震える。

「あッ……大きな手、安心します……っ」
「イヴリンのおっぱいのほうが大きいけどね」
「は、はしたない胸で申し訳ありません……」

 謝られる理由がわからないくらい、イヴリンの胸は最高の揉み心地だった。十本の指に伝わってくる張りのある輪郭、みっちりと中身が詰まっていることがわかるずっしりとした感触。はぁ、はぁ、と吐息がもれる音とともに乳房は動き、それを捕まえようと力をこめれば簡単におっぱいの形が変化する。

(ご……極上すぎる、こんな完璧なバスト、グラビアアイドルにだって見たことない)

 どんな水着を着ても、きっとまろび出してしまうだろういやらしいおっぱいをグニグニと力強く揉み、上下左右に操ってみる。

「ん、あぁあっ……マ、マスター……。ドキドキが強くなってきました……んくぅっ」

 初めて胸を揉まれる羞恥心からか、一度はその手を乳房に戻そうとしたイヴリンだったが、彼女は俺の顔を見上げ、それを途中でやめてみせた。

「っ……自由に、触れてください。その、変な声が出てしまうかもしれませんけれど」
「無理してない?」
「し、してません……。ただ、驚いてはいます。人間の男の方の視線……おっぱいを見つめるその目の熱さで、皮膚がピリピリするみたいで……」
「ごめんごめん、ジロジロ見すぎてた。あんまり綺麗な胸だったから……」
「ッ……き、れい……」

 かああっ、と長い耳の先まで赤くなり、黙りこむイヴリン。そのエルフ耳がだんだん垂れてきて、なんだか小動物的な可愛らしさを感じてしまう。

「もっと触っていい?」
「ぁ……は、はい……どこでもどうぞ」

 期待に溢れた表情で身体の力を抜くイヴリンの胸を、強弱をつけて揉み続け……ついに俺は、許可を得ずにぺろんと乳首を覆っていた薄い布を横にずらした。

「は、ぁ……、ぁっ、そ、そこは……っ」
「どこだって好きなだけ触っていいんだよね」
「は……い……、ああ、でも……し、視線だけで私……んっ……」
「うん。見られてるだけでビンビンに硬くなってる。エッチな乳首してるんだね」
「ご、ごめんなさい……。こんなに大きくなってしまうなんて……自分でも怖いくらいです……」
「自分でするときはこんなふうにはならないの?」

 ピンク色の乳輪の中心で、健気に勃起している小粒の乳首。それははっきりと隆起して存在を主張しているものの、誰かに……持ち主であるイヴリンにすらあまりいじられていないのか、とても清純な形をしていた。

「自分でしたことは、ありません。む、胸は赤ちゃんにミルクをあげるものだと思っていましたので……他の場所と同じようにしか扱ったことはなくて……」
「じゃあ本当に何もかも俺が初めてなのか……」

 これだけの奇跡のような肉体を持ちながら、それを楽しんだ経験さえない。そんなイヴリンが、俺の手の動きに合わせて反応し、床の上でのけぞる姿が最高だった。

「あ、ぁ、ち、乳首……乳首、あっ……! マスターの指が私の乳首に……っ」

 親指の腹と人差し指の先端とで、乳首をくにくにと刺激する。

「あぁっ……ふぁあああっ!? あぁああっ……!?」

 初めてイヴリンの声が大きくなり、ビクビクっと全身が痙攣しているのが見下ろせる。

「や、やぁあっ……あぁっ、胸が、胸の先が……熱いです……っ」
「すごい感度だ。これで一人エッチも経験なしとは……末恐ろしいなぁ」
「は、ぁう、あぁあぅっ……! あぅ……! ピリピリって……電流のようなものが乳首の中で暴れて……あぁあっ!」
「気持ちいい?」
「はい、はいっ……! 気持ちいいです、気持ち……いい、あっ、怖いくらいです……っ……でも……ぁっ、やめて欲しくなくて……もどかしくて、んッ、切ない気持ちで……」
「……そのキュンとなる感覚って、もしかしたらこっちにも来てるんじゃないかな?」
「えっ……!」

 乳首をこねまわされ、そちらに集中して無防備になっていたイヴリンの下腹部を撫で下ろし、そのまま股間に食いこんでいた布を押してみる。

「ひぁっ!? あぁあァっ……!? マ、マスター? なんですか、そこっ……あ、ぁ、な、何か……乳首と同じビリビリが……んんぁっ……!」
「そうか、ここも未経験か……。ここはおまんこって言って、赤ちゃんを作る場所だよ。イヴリンに俺を刻みこむ場所。一番スケベなことをするところ。知識はある?」
「……う、噂には聞いたことが……。でも信じられません、わ、私……エルフなのに、赤ちゃん作る場所があるんですね。赤ちゃんは魔法で生まれてくるんじゃなくて……」
「うん。この穴に俺のチンポを入れて、二人で作るんだと思う」
「……マスターは……物知りですね。何でも知っていて……素敵です……」

 恋する乙女の目で、イヴリンは俺に陶酔しきっている。女陰を……少し潤んでぬかるんだ膣口を、ほころび始めたばかりの花びらを俺にもてあそばれ、まさぐられていてもまったく不安そうには見えなかった。

「おまんこに赤ちゃんしてくださいって言ってみて」

 無知につけこんで調子に乗ったことを囁くと、イヴリンは従順にうなずいて、真剣な声で応えてくれた。

「お……おまんこに、赤ちゃんしてください……」
「イヴリンのいやらしいおまんこに、いっぱい精液注いでくださいって言って」
「はい……。イ、イヴリンの……私のいやらしいおまんこに、いっぱいマスターの『せいえき』……注いでください。全部受け止めます……っ」

 くちゅ、と水音を鳴らし次第に俺の指に馴染んでくる膣口。イヴリンの処女穴はさっき上の口で俺を求めていたのと同じく、チュッチュッと下の唇でこちらの手に接吻し続けていた。

(……濡れやすくて、その上誘うように中がうねってる……)

 膣粘膜の表面を撫でているだけで、その奥の膣襞の蠕動すら予測がつくくらいにイヴリンは敏感だった。

「あっぁっあっ……なんだか、腰が落ち着かなく……なって……んっ……!」

 アソコを濡らして困惑しているイヴリンの胸に、今度は顔をうずめてみる。

「きゃっ……」

 深い谷間に鼻を割り入れ、すうううっと匂いを嗅ぐ。そしてすぐに、俺は左右の膨らみに顔をぐりぐりと押しつけては跳ねかえしてくる弾力に没頭した。

「ぁ……マスターの息がかかって……あったかい……」
「味も確かめていいかな。……れろ……」

 舌を伸ばして下乳をくぼませ、乳肉を持ち上げたり、自分勝手に舐め回したり。汗の雫ごとイヴリンの胸をねぶり、そのまま乳首にチュウチュウとしゃぶりつく。

(これがイヴリンの味……)

 いつまでもこうして舐めていたいけど、俺がそうしている間にも、イヴリンの膣口からはじゅわりと蜜がしみだしている。

「は、ぁ……マスター……マスター……ぁ……っ」

 途切れ途切れの甘い喘ぎ、そして素直すぎる秘裂のおねだり。俺はおっぱいへの名残惜しさを振りきるために、あえてイヴリンのおっぱいを両側から鷲掴みにした。

「ひぁっ……ぁ、力、強い……です。でも、やめないでください……ぃ、あぁんっ」

 むにむにむに、ぐにぐにぐに、としっかり指の形をおっぱいに記憶させてから、おまけに無毛の脇を舐め上げる。

「そ、そんなところにまでキスを……あっ、あふ……ゾクゾクします……ぅ」

 このまま全身をくまなく舐め、おっぱいをもてあそんでいるだけでも、きっと相当に満足できるだろう。けど、俺はもっとイヴリンを独占したかった。自分の魅力すら把握せず無邪気に蠱惑的な芳香を立てて、淫液にまみれたおまんこの入り口を見せつけてくる彼女……彼女の中に、奥に強引にペニスをねじりこんだら……処女膜を破り、無垢な子宮に亀頭で思いっきり接触できたら、それこそ気が狂うほど幸せになれそうだった。

「……お願い……します。あなたになら、何をされても嬉しいですから……」
「わかった。挿れるよ」
「……はい! 私の赤ちゃんを作る穴に、来てください。マスターのためのおまんこに、た……たくさん、たくさん精液をください……!」

 よっぽど緊張しているのか、イヴリンの身体は硬い。けれど、その反面、俺のことは信用してくれているらしく、にゅるりと肉棒を割れ目に添わせても膣口の柔らかさ、そこから流れる愛液の熱さは変わらない。

「ぬ、ヌルヌル……してますね。こ、これなら入りそうですか……?」
「たぶんいけると思う。怖い?」
「……いえ。ただ、その……あんまりにもマスターのものが大きくて、太くて……。私の身体の中に入りきるだろうかと不安になってしまっただけです……」
「確かに、キツそうな穴だから心配になるのも無理ないか。……でも、問題なさそうだ」
「んんんんっ……!」

 素股の要領で小さなおまんこの上で男根を滑らせていると、それだけで股間全体が心地いい。

(液がまとわりつく……。それに、花弁がずっとヒクヒクしてて……)

 物欲しげに蠢く処女穴は、俺と息子……ガチガチに硬直したチンポを拒んでいない。

(というか、このまま摩擦してるだけで人生最大の勃起になりそうだ……)

 早く挿れたい、めちゃくちゃにイヴリンを犯したい。オスの本能に理性が負けそうになるのを抑えこみながら、できるだけゆっくりと肉棒を差しこんでいく。











「……あ、ああああああ……っ、入って、入ってきま……す……っ!」
「うぁ、う、嘘だろ……溶ける……ッ」

 ぷちゅぷちゅ、と掻きわけられた陰唇の中、最初の襞肉にペニスの先端がめりこんだ瞬間、獣じみた呻きがもれた。

「引きずりこまれて……うああああっ、キ、キツいのにぐちょぐちょで……っ」
「くぅ……う、マスター……っ、大きい、大きいです……あ、あぁああっ、来ますぅっ」

 股間から頭にまで、太い快感がこみあがってくる。想像よりも強烈な粘膜の吸引に、吸われていると錯覚するほどの絡みつきに、情けないくらい動揺した。

(狭い、熱い……! 最初から全力で精液を、子種を搾り取りにきてる……!)

 構造自体は人間とそう変わらないはずなのに、ペニスへの執着と子種への渇望の威力が凄まじい。エルフという高貴で純粋な種族のイメージが崩壊して、ニンフやサキュバスを上回る淫猥なものに塗りかえられていく。

「痛く……ないか……っ」

 黙っていたら頭がおかしくなりそうで、誤魔化しながら聞いてみる。

「平気です……、多少ズキズキしていますけど……そ、それどころじゃなくて……んっ、知らない快感が来ていて……、そちらの方が止められなくて……っ」
「胸と同じじゃないのか?」
「違います、もっとはっきりしていて……力強くて、気を抜けば失神してしまいそうに!……あ、あぁ……すごい、すごいです、マスターが私の中にいます……!」

 ずっぷりとはまりこんだペニスの脈動……痛いくらいにはちきれそうになっている肉茎の膨張を、イヴリンの膣内のうねりが癒してくれる。

「あ……あ、嫌わないでください、マスター……初めてなのに、私……これ、これを入れていただいただけで……どうにかなってしまいそうです……ぅ」

 涙声になって懇願するイヴリンに、嫌いになんてならないという台詞の代わりにぐっと雄器官をねじいれる。

「ひ……ぃ、ぁっ、あっ、ぁっ! 一番奥……っ、一番奥をぐりぐりと……んんんっ」
「突き刺さってる感じがする?」
「します、貫かれて……ああ、私、マスターの太い杭に打たれて……串刺しに……。これが、これが赤ちゃんを作る行為なんですね……?」

 アルフヘルムには避妊具なんてものはない。当然生で挿入したし、先走り汁はあえて膣内になすりつけ、一滴だって外で無駄になんてするつもりはなかった。

「……ッ……はぁ、はぁ、はぁ……目の前がチカチカ煌めいて……、こんなこと初めてです、夢の世界にいるみたいです……!」

 本当に、痛みより快感のほうが強いらしくイヴリンの表情はうっとりしている。

「これで、私はマスターのもの……。マスターだけのイヴリンになれたのですね……?」
「うんと言ってあげたいけど……まだまだここからだ」

 ずにゅっ、と一度腰を引いてそのまま力任せにペニスを突き入れる。

「あッあはぁあああっ!?」

 大きくのけぞり、喉を晒したイヴリンの両脚が痙攣する。俺はぶちゅっと下品な音をたててピストンを味わったイヴリンの肉路に、なおも容赦なく己の男根の形を刻みこんでいった。

「イヴリン……! イヴリン……っ」
「あっ、マスター……! 好きです、好き……好きです、好きです……っ!」
「何が好きなんだ? これか? セックス……交尾がか……!?」
「それもっ……それも好きです、でも、それはマスターが……んぁぁんんっ! 大好きなマスターがしてくださっているから……! くぅうんんっ……!?」

 本人は無意識なのかもしれないが、俺との結合を深めるためにイヴリンは腰をくねらせて、大きなお尻を振っていた。そのたびに隙間なくミッチリと埋まった互いの性器が卑猥に擦れあい、倍増しに快楽は増殖していく。

(セ……セックスってこんなに凄いのか? ただの繁殖行為のはずなのに……!)

 とても耐えきれそうにない快楽のウェーブに、早くも尿道の先から精液が漏れそうになる。

(や、ヤバい……ヤバい……!)

 どうする、いったん腰を引くか? でもどうしても抜きたくない……! 葛藤していた俺はペニスを咥えこみ、身をよじったイヴリンの突然の台詞にドキリとする。

「あ、ぁ、あ……で、出ちゃう……! 出ちゃい、そう……!」
「出ちゃうって何が……?」

 疑問を投げかけた俺の目の前で、『それ』はイヴリンのヘソ上に突然出現した……!








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(C)MADOKA WACHI / Lune