スケベエルフさん、現代へようこそ!
~「ようこそ! スケベエルフの森へ」スピンオフ 巨乳で一途なエルフたちといちゃらぶする短編集~
2018年8月31日
ぷちぱら文庫
著:和知まどか
画:葵渚
原作:ルネ
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ルーシェ・前編

「それで……わ、わたしを選んでくれたの……? 嬉しい……っ!」

 俺は最初の子作りの相手としてルーシェを選んだことを、自分自身の口から告げに行った。

(どんな顔をするか見たかったし……それに)

 ただ純粋に、もう一度会って話がしたかったという下心もある。

(ノルに無理やり人間世界から召喚されたとき……。俺の身体が到着したのは、何もない高度数百メートルの青空のど真ん中だった)

 魔法の力で落下速度は軽減されていたとはいえ、着地をどうするべきなのか知らない俺はパニックになり……。

(そんなとき、身体を受け止めてくれたのが……このルーシェさんだったんだよな)

 異世界であるアルフヘルムに召喚されたばかりの俺には、エルフの可愛い女の子と会話をするきっかけも、当然話題もない。
 人間の常識がどこまで通用するかわからないし、冗談だってたぶん、俺の世界とは違うはずだ。
 だからこそ……共通の話題として、子作りがきっかけになるのならそれすら利用してみようと思ってしまったのは、奥手な俺なりの精いっぱいの勇気でもあった。

「よ、喜んでくれるんですね。なんか……俺の世界にいた女子と反応が違うな」
「嬉しいに決まってるじゃない! 救世主様に選んでいただけるなんて光栄だし、それに……ふふふ。あなたとは色んな話をしてみたかったし、もっと近くでお顔を見てみたかったし……つまりね、もう一度、会いたかったから……嬉しいの!」

(こっちの世界に来て初めて出会ったエルフだったからなのか……。誰がいいって聞かれたら、ルーシェさんのことしか頭に浮かばなかったんだよな……)

 くすくすと声をたてて笑う、その顔が既に甘くてドキドキした。
 蜂蜜色の柔らかそうな長い髪、キラキラときらめくブルーの瞳。
 頭につけたピンクの花を風で揺らしながら、ルーシェさんは頬を赤らめてこちらをじーっと見上げてきた。

「最初に出会ったときには驚いちゃったけど……。この世界に来てくれたのがあなたで本当に良かった。雰囲気だけでわかるわ、あなたが優しくて……誰かを傷つけたりしない、素敵な救世主様なんだってこと」
「じゃあ、いいんですか? 子作りの相手が俺で」
「ええ、もちろん! こちらからぜひお願いしたいと思ってるわ。初めてのことだから、うまくできるかわからないけど……おねーさん、いっぱいいーっぱい頑張るからね。して欲しいことは何でも言って? あなたが気持ち良く精液たくさん出せるように……内緒はナシで、どんどんこうして欲しい、あれしてみようって言ってちょうだい♪」
「と……とんでもないことを言ってしまうかも」
「……いいわよ? だってもう……わたしは救世主くん専属のエッチなエルフになっちゃったんだもの」
「エッチなエルフ……!?」

 ぱちん、とウインクをして言うルーシェさんに面食らう。
 エ、エルフっていうのはもっと清楚で、気高いイメージだったんだけど……そこまでオープンにしなきゃいけないくらい、ここの子種不足は深刻なんだろうか。

「……あら? ニンゲンの世界ではそう言うんじゃなかったかしら。エッチ、ヘンタイ、スケベ、えちえち……言語には自信があったんだけど」
「確かに遠くはないですがっ……!」

 はちきれんばかりの巨乳を、組んだ腕の上に乗せてニコニコしている目の前のエルフは一般常識として知っていた、か弱く、人を嫌い、細身で冷たい森の民とはまるで違う種族に見えた。
 牛娘かと錯覚するくらいのたわわなバスト、サキュバスも真っ青の大きなお尻。
 かといって肥満体なわけではなく、出るところを出し過ぎて全身性的アピールの塊みたいになってしまった精液搾取マシーン……。
 この世で最もキケンな果実なのは間違いない。

「そうと決まれば早くしてみましょ? ああ……男の子、それもニンゲンの……。一体どんな身体をしてるのかしら、セックス……種付け交尾ってどんな感じなのかしら? 文献では読んでいたけれど、まさか自分がするなんて思ってなかったから……! 知的好奇心が抑えきれないわ!」
「ル、ルーシェさんは学者肌なんですね?」

 若干引きつつも、しどろもどろで会話を継続させた俺の手を両手でぎゅっ! と包みこむと……美貌のエルフは目を細め、得意げな口ぶりでうなずいた。

「そうよ? だからね……徹底的に、あなたを感じて……。隅から隅まで。頭から爪先、おちんちんの構造から射精の瞬間まで調べ尽くさないと気が済まないの♪」
「っ……」

 握られた手があまりに温かくて、すべすべしていて言葉を失う。
 こんな気持ちいい感覚、生まれて初めてだ。

「もう逃がさないから……ちゅっ」
「ひゃっ!?」

 俺の頬に軽くキスをすると、これで売約済みだとばかりにルーシェさんは抱きついてきた。
 そしてすぐに俺の手を引き、ずんずんと見知らぬ森の中を歩きはじめる。

「わたしの家が近くにあるの。そこで、ラブラブ交尾しましょうね!」
「や、やっぱり俺が思ってたエルフとなんか違うなぁ……」


※   ※   ※



「はい、とうちゃーく! 本で散らかっている部屋だけど……ベッドはちゃあんとふたりで寝られる大きさだから安心してね♪」

 木でできた小さな家の戸を開くなり、ルーシェさんははしゃいで両手をばっと広げた。

(うわっ、む、胸がばるんばるん弾んでるぞ……!)
「……? 入って入って。それでね、早速救世主くんの……赤ちゃんを作る部位を見せてくれるかしら?」

 もう待ちきれない、とばかりに俺のズボンを下ろすルーシェさんに、抵抗はしない。
 けど、一番の恥部を見せるのなら……と、こちらにも考えはあった。

「いくらでも見せてあげますけど……か、代わりにルーシェさんの赤ちゃんを作る場所も見せてもらえませんか?」
「ええと……ヴァギナ? お……、お……、なんだったかしら?」
「おまんこです」
「わたしのおまんこが見たいの?」
「かなり……」

 心臓をバクバクさせながら、さすがにこれは断られるか、嫌われたらどうしよう、と不安になっていると……それを吹き飛ばすように、ルーシェさんはうん! と手を叩く。

「わかったわ。それなら見せ合いっこしましょ。わたしが救世主くんのおちんちんを観察、救世主くんはわたしのおまんこを調査。ね? ふたり同時にすれば順番待ちもしなくていいし」
(……本気で何でも叶えてくれる気なんだ……)

 妙な感動に浸っていると、ルーシェさんは緑の葉っぱを模したきわどい衣装を脱ごうとした途端……突然、かあああっと赤くなった。

「あら……。あら? あら……おかしいわ。な、なんでいきなり恥ずかしくなっちゃったのかしら。川で水浴びするときだって裸になるのに。きゅ、救世主くんが見てるって意識した途端に、お……おまんこを見せるのって、なんだかいやらしいんじゃないかって……。や、やだ……。せっかく子作りしてくれるって言ってくれたのに、ごめんね……?」

 もじもじし、服を脱ごうとしてはやめ、また脱ごうとしては緊張して動けなくなっている。
 ルーシェさんは何度か気合いを入れて裸になろうとしたあとで、ふにゃふにゃと情けない声を出して俺に助けを求めてきた。

「あ、あのね、……ふ、服はそのままでいい? おまんこは見ていい……から」
「はい。ちょっとずつ慣らしていきましょう」
「う、うん。ありがと……。へ、ヘンね? さっきまで平気だったのよ? 本当よ?」

 どうやら女しかいないこの世界には、異性に見られる羞恥心はあってないようなものだったようだ。
 それがいきなり芽生えたことで、混乱しているらしいルーシェさんは……正直言って、数分前のサバサバした何でもオーケーな状態よりも遥かに俺を興奮させる。

「女性器だけは見えるように、服をずらしてもいいですか?」
「……当然、い、いいわ。でも……あああん! 自分でうまくできないから、救世主くんにやってもらってもいい……?」

 しゅんとして、涙目になっているルーシェさんの後ろに回り、ゆっくりと肌をまさぐる。

「ン……っ、ん、はぁ、はぁ、はぁ……。き、緊張してるみたい。ごめんね……」
「いえ、触れるのも役得なんで……。うぁ……シルクみたいな肌だ……つるつるしてる」
「っ……、に、ニンゲンだって同じでしょ? んっ……きゅ、救世主くん。お洋服以外のところはいじっちゃ、だ、だめ……くすぐったい……っ♪」

 股間の布を寄せるだけの約束だったけど、肌に触ると我慢できなかった。
 俺はルーシェさんの、薄く白い布に覆われた乳房をぐにゅぐにゅと揉みまくり……しばらくしてからやっとお腹、腰のくびれ、無防備な股間へと順を追って指を進めていく。

「や、ぁ……ああっ……。も、もっと下ぁ……。んッ、そうよ、そこ……脚の奥……」

 ぴっちりと割れ目に添って食い込んでいる生地を横にずらすと、ふんわり花の香りが漂って……剥き出しのクリトリスと、その奥で濡れそぼっている花弁が指の先に触れてくる。

「よ、良かったわ。ここだけを露出するなら全裸よりはお上品だもんね……?」
(なんかこっちのほうがやらしいけど、それは言わないでおこう)
「救世主くんって……脱がすのが上手ね。ありがとう……、わたしが上になるから……あなたは仰向けになってリラックスして。んっ……どう? これでおまんこが見えるかしら?」

 ベッドに寝そべる俺の顔の真正面。惜しげもなく秘裂を晒して、またがってきたルーシェさんはだいぶ照れて……耳をピクピクさせていた。

「ばっちり見えます。毛が生えてないのも、ビラビラが小さいのも……穴がピンクで、もう湿ってることも」
「……い、いじわる……。わたしだってあなたを探索しちゃうんだから。えいっ……! きゃああっ……!?」

 自分でペニスを取り出して、顔を近づけておきながら驚愕して悲鳴をあげる。
 ルーシェさんはぶるんぶるんと眼前で前後している亀頭を何度も見返して目を見開いた。











「あ……あ、あ、す、すっごく、すっごく大きい……! え? こ、これがおちんちん?……鋼の棍棒じゃないのよね?」 
「舐めてください。しっかり濡らしておかないと、挿入のときに痛いので」
「……な、なめ……。お、お口に入るかしら? ……ん……あむっ、チュッ、ちゅっ……んん……先っちょは硬くないのね、でも……棒の部分がゴツゴツしてて……。これが生殖器……。こんなの入れたら裂けちゃうわ……ねえ? んっ、ちゅっ、ちゅっ……!」

 肉竿を手で支え、上下にしごきながら亀頭を唇で押し、弾力を確かめる。

「ぷにぷにしてる……わ、はぁっ……蒸れたニオイ……あぁっ……! こ、これがわたしの中に入るなんて……、れろっ、ちゅくっ、くっちゅっ、ちゅっぷっ、ぷちゅっ……!」

 怒張する屹立を恐れてはいるものの、視線は釘づけで手も口も止まらない。
 ルーシェさんは困惑した表情で、指を動かし肉竿を刺激しながら……誰に教わるでもなく、チロチロペロペロと肉笠やカリ首、そしてペニス全体をおしゃぶりしはじめた。

「くちゅっ、んむっ、んっ、んぅ……ぺろっ、れろっ、れろ……ちゅぅうっ……!」
「うぉっ……! おっ、す、吸いついてくる……ぅっ……!」

 つたないフェラチオではあったが、経験がないぶん、躊躇なく男根に舌を絡めねぶってくる。
 ルーシェさんはれろれろとペニスの表面を舐めていたかと思えば、本能的に亀頭を口に含み、それを転がしながらどんどん口内に引きずりこんでいった。

「ぐちゅっ……! じゅぷっ、じゅっぷっじゅぷっ……んんーっ……ぢゅるるるっ! こうかひら……、おひんひん、ひょっぱくて、汗の味がひゅる……ぢゅっ! じゅるるっ、ぐっちゅっ! ぐっぷっ、ぐっちゅっぐちゅっぐっぷっ……!)
(にょ、尿道口をすすりながらの天然バキューム……!)

 口の中の空気ごと俺の我慢汁、そしてペニスを吸引しそのままぐぽぐぽと頭を動かして煽ってくる彼女に、負けじとこちらも目の前のほころびかけた花弁に舌をねじこんだ。

「……ちゅるっ! にゅるるるるっ……!」
「ふぁああんッ!? あんっ、りゃ、りゃめ……! そこ、りゃめぇえっ……あぅうん!」

 ちゅる……と舌から透明な唾液の糸を垂らしつつ、俺のモノから口を放してしまったルーシェさんは、ビクビクと両脚を痙攣させつつもすぐに肉筒を咥えにくる。

「んっじゅるっ! ぐちゅっ、ぐちゅっぷっちゅっ! んんんっ……ひゃだ……っ、お、おまんこ、おまんこ舐められる、と……おかしくなっひゃう……! んんっ! れろっ、ぐっちゅっ! ぐちゅっ、ぐっぷっ……ぢゅるっ、じゅるるるっ……!」
「ああ……甘い、ルーシェさんの愛液甘くてシロップみたいだ……! もっと舐めたい、飲みたい……ちゅるっ……! ちゅっぷっ、れろ、くっちゅっ、ぴちゃっ……!」
「ひぁああっ!? あっ!? あぁあああんっ……! ら、らめぇええっ、おちんちん舐め舐めできなくなっひゃ……! ん!? あっふっんんんっ!? チュパチュパだめぇ、あ、あ、き、気持ちいい、おしっこ漏れちゃうわ、アソコがキュウキュウ疼いちゃうぅっ……あーっ! ああああぁああんんっ!?」

 腰をフリフリと左右に動かしつつ、ルーシェさんは物欲しげにメス穴を俺の顔に押しつけてくる。
 初めての快感に悶えつつ、素直すぎる肉体はさらなる快楽を求めて俺の舌をトロトロに濡らしていった。

「あひッ……! し、痺れひゃう……! あぁあっ! こらぁ! わたしもおちんちんぐちゅぐちゅしたいの、に……ぃ! んぅっ……ぐちゅっ! ぐっちゅっぐちゅっ……! あひぃいっ!? ひぃぃうぅっ!? ひ、拡げないれ……、おまんこの穴にベロねじ入れちゃだめぇええ……ッ! んんんんぁ……!」

 俺は彼女の反応の良さに感動して、ぬらぬらとぬかるんだ膣口を舌で往復するだけじゃなく、くぷ……にゅぷ、と蜜壺の奥に向かって粘膜を突き入れた。

「いッ……! あっ、ぁっあっ、あぁあああっ……!」

 ぎゅっと俺のイチモツを握りしめ、汗だくになって絶頂するルーシェさんの花びらは舐めれば舐めるほど蜜を分泌し、もっと太いモノを入れてとばかりにヒクついてきた。

「あ……あ、こ、腰が砕け、ちゃう……ごめんなさい! このままじゃあなたの上に倒れちゃうわ……。さ、さっきからおまんこがビクビクして止まらないの……。だから……! も、もうおちんちん入れて……っ、この硬くて太い立派な杭で、わ、わたしのおまんこを掻き回してほ、しい……お願い、お願いぃ……!」

 ぷしゃっ、ぴしゃっ、とこちらの顔に何度も潮を浴びせながら、ルーシェさんは懇願する。
 このままじゃ気が狂っちゃう、だからその前に強く抱きしめて……と。

「お、降りるから……あなたの上から降りるから……っ! そしたらすぐに挿入して! 怖いくらい洪水になってるの……これ、これ……せき止めて……。でないと身体の水分全部、おまんこからヌルヌルって溢れちゃう……あああっ!」

 必死におねだりしてくる彼女を拒む理由は何もない。
 俺たちは協力して素早く体勢を変え、彼女がシーツに仰向けに倒れた直後……ずっと握りしめられたままでいた、唾液まみれのチンポをすぐに女陰の入り口にあてがった。

「……んぁんんんっ! ず、ずぷずぷ入ってくる……ぅ!」
 
 体重をかけなくても、自然にぬかるみへとチンポが沈みこみ……熱い粘膜がすぐににゅるにゅるとペニス全体にすがりついてくる。

「が……っぁっ、な、なんだこれ……! 溶けそうだ……!」

 ピストンしたら即射精する、と脳が判断し、ドクンドクンと股間の血流が増していく。

「あー……あああ……! なんっかもう、ルーシェさんのおまんこのことしか考えられなくなってきた!」
「っふふふっ……気に入ってくれた? わたしもお気に入りよ……だってこのおちんちん……わたしのおへその裏まで届いてるっ……こんなカッコいいもの、このおちんちんしかないわ……っ」

 うっとりした声で囁いたかと思うと、ルーシェさんはいきなりぐりんっ、と身体をよじって少し離れた場所を指差した。

「あ、そ、そうだわ、救世主くん……っ!」
「んぐぅうっ! し、締まるんで動かないでください!」
「ご、ごめんなさい……。でも、この日のために用意したお薬があるの……妊娠しやすくなるお薬……。べ、ベッドの脇にある小瓶……取ってくれる……っ?」
「は、はい……! こ、これか……?」
「そう……! そう、これっ……これをこうしてわたしの身体にふりかけるとね……っ」

 挿入の影響でプルプルと震えつつ、手にした小瓶を傾ける。
 するとヌルヌルしたローションが目の前の白い肉体に垂れ、ぽぉ……っと肌が桃色に染まっていった。

「ん……んああああああっ……! は、初めてでも痛くなくなるの、感度だけを数百倍にするおくす……り、あっ! おくひゅりぃいいっ……! あっあっあっ!」

 乱れ出し、股間をくねくねさせてペニスをしごきだしたルーシェさんは、もう自分でも止められないのか激しく尻を振り、俺のモノを搾り取っていく。

「っあ……あ……、あ、あああ……!」
「だ、大丈夫ですか……っ」
「うん、うん、うん……! 大丈夫、らい……じょうぶらけどぉおっ……! あッ!? あっひぃいいっ! ん、い、イイ……イイっ! 交尾、交尾気持ちいいの……ッ! 救世主くん、動いて……! ズンズン突いて、おまんこぐちゃぐちゃにして……ぇ! あっ! あっあっあぁ……ッ!」

 俺の男根をディルドーがわりに勝手に堪能しはじめたルーシェさんは、処女だというのに初めっから全力で快感を楽しんでいた。
 もちろん、苦しまれるよりは喜ばれたほうが嬉しいに決まっている。
 けれど、こちらも一方的に快感を叩きこまれるだけで終わるのは嫌だった。

「も……もうどうなってもしりませんからね……! 絶対膣内射精しますから!」

 ぐちゅっ……ずちゅっ! ぱんっ! ぱんっ、ぱん、ぱんっ!
 ……俺は膣粘膜に煽られるがまま、力任せにぬめる肉襞を割り開き、突き刺して獣のようにルーシェさんの中を犯し、擦りあげていく。

「あっ! あっぁっあっあぁんんっ!」

 ぷるん、ぶるん、と出し入れのたびにルーシェさんの乳房が前後左右に揺れて、ローションがシーツにシミを作っていく。

「あーっ! ああああっ! 外に出さないでねッ……ぜんぶ、ぜぇんぶわたしのおまんこにちょうだい……! ゴクゴクって飲むからぁ、おまんこで精子美味しい美味しいって飲み干すからぁ……! 中に、膣内に、あっ!」
「こ、こんなの耐えきれるわけないだろ……! 出る!」
「っああああああっ……!」











 ビュッ……! びゅるっ、びゅるるるっ……!
 膣の最奥めがけてペニスを突き刺し、そこで長い射精を行う。
 破瓜と同時に膣内射精をされたというのに、全く動じるそぶりを見せないルーシェさんに……長老ノルの言っていたことは本当だったんだ、とようやく身体のほうで理解した。

「ドクドクっ、ドクドクって入ってくる……精液、精液ぃ……っ! 救世主くぅん、もっと! もっと出してっ、もっと……! にん……しん、妊娠させてぇ! 救世主くんのネバネバのザーメン、わたしのおまんこにかけて、かけて……受精させてぇ……!」
「あ、ああああっ、も、もうどうにでもなれぇえっ……!」

 びゅぶっ! ぶびゅるっ!
 欲望のままに注ぎこんだ種汁でさえ、エルフにとっては宝物なのだろう。

「あんっ♪ あぁぁん……♪ これがエッチ……これが交尾ぃ……♪」

 ガクガクと脚を痙攣させつつも、ルーシェさんは俺の白濁液を丸ごと子宮で吸い上げていく。

「どうしましょ、こんなの大好きに決まってる……っ! あーっ、あーんっ! 離れないでぇ! 注いで、おまんこタプタプになるまであなたの精液お腹にちょうだいぃいい……っ!」


※   ※   ※



「……はぁっ……あああ……、エッチってすごいのね……。まだ胸がドキドキして、ちっとも鼓動が収まらないわ……」

 ローションまみれになって交わって、シーツもお互いもぬちゃぬちゃになってしまったけれど……。
 俺は射精後も、こちらに甘えて寄りかかってくるルーシェさんを振り払う気にはなれなかった。

「……ちょっとだけ。こうしていてね? 元気な精子が卵子に辿り着くまで……。ううん、わたしがあなたの体温で、うとうとして眠くなるまで……くっついていたい」

 腕を伸ばし、俺を抱きしめるルーシェさんの胸がぐにゅうっと胸板で広がっていく。 

(ど、どんだけでかいんだ……。おっぱいだけで俺の身体が包みこまれるぞ)

「……えいっ♪」

 かかとを俺の腰に絡め、全身で甘え倒してくる彼女を、抱擁しかえそうとした瞬間。
 ブルブルブル、と脱ぎ散らかしたズボンが振動し、スマホを入れっぱなしにしていたことを思い出した。

「あ……」

 こちらに召喚される前に、設定しておいた目覚ましのアラームだろう。
 俺が震えを止めようとすると、好奇心旺盛なルーシェさんはすぐに興味津々で問いかけてくる。

「なあに? それ……。救世主くんの世界のマジックアイテム?」
「え、ええ。そんな感じです。通信機器っていうか……、でも、たぶんこっちじゃ使えないと思いますが……」

 電波が届かない限り、携帯電話がまともに使えるとは思えない。
 とはいえ、バイブを止めないでおく理由もないから、俺はルーシェさんに絡みつかれたままベッドの下に手を伸ばし……拾ったそれを彼女に差し出してやった。

「……石板みたいね。ここに文字が浮かび上がるの?」
「なんて説明すればいいんだろ……」
「ニンゲンの文字とわたし達の文字ってきっと違うんでしょうね。……んっ」

 ぴと、とルーシェさんの指がスマホ画面に触れたその刹那。

「う……っ!? あ!? こ、この感覚は……あ、あれっ? なんだ、これ……っ?」

 画面が淡く光り輝き、カッ! ととてつもない熱量を放ったかと思うと……。

「っきゃああああんっ!? だ、大丈夫!? 救世主くんっ……?」

 ボッフッ! と懐かしい感触がして、俺とルーシェさんは殺風景なワンルームアパートの一室に……『俺が元いた世界、そこで住んでいた家のベッド』に丸ごと転移させられてしまっていた。

「……は? ぁ……え? え?」
「あら……? ここ……どこかしら。救世主くん? どうしたの? 青ざめて……」
「……ここ、俺の部屋なんです」
「え……?」
「た……たぶん、俺の世界のモノにルーシェさんが触れたことで……ノルの召喚の効果が消えて、現代に揺り戻されたんだと思います……」
「あらあらまあまあ!?」

 現代に戻ってこられたことは嬉しいけれど、今度は……エ、エルフが……ルーシェさんが、今度はこっちに連れてこられてしまっていた。

(粘膜同士で深く繋がっていたから『ひとつの生命体』として判断されたのか……!)
「……ご、ごめんなさい! なんか俺が戻るとき、ルーシェさんを一緒に連れてきちゃったみたいです!」

 見知らぬ世界に連れさらわれて、さぞ不安だろうと心配する俺の思惑とは裏腹に……。アルフヘルムのエルフ美女、ルーシェさんは信じられないくらい高い順応性を見せた。

「そっか、ここってあなたの世界なのね。なら安心だわ。それより……あのね、もう1回エッチしたくなってきちゃったの。アルフヘルムで1回したから、こっちでも1回するといいと思うなぁ……♪」
「そ、そんな場合ですか!」
「場所なんてもうどこでもいいの! あなたがわたしを抱いてくれるなら……。あ、そうだ。こちらの世界にもエルフを増やすのはどう? ふたつの世界でどんどん繁殖しましょ♪ んんーっ、ちゅっ♪ ちゅっ♪ あ、おちんちんまたおっきくなってきた♪」
「……エ、エルフってすげええええ!!」

 勃起が止まらない俺と、子作りのことで頭がいっぱいになってしまった『エッチなエルフのお姉さん』……ルーシェさんとの、前途多難な現代ふたり暮らしが、予期せぬ状況で始まろうとしていた……。




  ◆◆◆つづく◆◆◆

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