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巨乳プリンセス催眠
2018年5月14日
ぷちぱら文庫
著:男爵平野
画:huracan
原作:ルネ
5月23日発売のぷちぱら文庫『巨乳プリンセス催眠』のお試し版です!


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亡国の王家に伝わりし「他者を操り女を発情させる」術具!
姫も、后も……そして国も! 俺がすべて奪い返してやる!!



 王権は神から授けられた絶対的な権利である。ゆえにそれを授けられた王族は神の代理人であり、民草はおろか、貴族ですらそれらに反抗することはできない。
 であるならば王が政治を司る場所、すなわち玉座は神そのものがおわす場所と同義であり、何人たりとも犯すべからざる神聖な場所である。
 王権神授説。それがこのあたりの国で信じられている一般的な王権に対する見解だ。近年その武威で近隣諸国を貪欲に併呑していったブルカーン王が治めるクルシュ王国ともなれば、その思想はより根強い。
「んっ……ふっ、あうっ、あっ、くううっ!」
 だが、今その玉座において、神聖とはほど遠い行為が繰り広げられている。
「ふうっ、うっ、い、いかがですか、陛下……?」
「ふむ、中々だ。悪くない」
「も、もったいないお言葉です。ふああっ!」
 玉座に腰掛けた俺の股間に王妃であるタマンナの尻がぴったりと密着し、淫らにダンスをしている。俺もタマンナもほぼ全裸で、腰を振るたびにタマンナの胸にある特大の巨乳二つがいやらしく跳ね回っている。
「見られているのに、みっちりと吸いついてくるな。下半身で国を乗っ取った妖婦と言われている通りのマンコだ」
「はあっ、あっ、そんな言い方、酷いです……」
 ずちゅずちゅと粘質の音が謁見の場に響くが、それを咎める者は誰もいない。これこそが常の政務であるかのように、皆が咎めることなくこちらを見守っている。
「んん、あむっ、れるっ、れろっ、ああ、陛下のお味が舌に広がって……んっ」
「んむっ、ふっ、ぴちゅ、陛下の匂い、素敵……ふううっ!」
 それどころか、謁見の間に集っていた貴族の娘たちはこぞって俺の身体に舌を這わせている。埃と垢と、貧民街の汚れが入り交じった裸体を、まるで極上の蜜であるかのように顔を蕩かせながら味わっている。
 その全員が、タマンナと同じく一糸まとわぬ姿だ。父親にすら見せたことはないだろう年頃の裸をさらけ出して、たかが貧民の俺に奉仕している。











「おい、そこのお前、ここも清めろ」
「はい……失礼します……」
 ぞんざいに言いつけると娘が腋に顔を寄せ、きつい匂いに反射的に顔を顰める。
「なんだ、俺の身体を清めるのが不満か?」
「い、いえ、そんなことは。ただ、陛下の匂いに我を忘れてしまいました」
「ふん、ものは言いようだな。まあいい、その言葉が嘘でないことを証明してみせろ」
 俺の指摘に慌てて娘が舌を這わせる。最初はおずおずとした舌の動きが、次第に大胆になり、舌の上に汚れをすくい取る。
「ちゃんと飲み込めよ。俺の身体を自分の中に取り入れられるのだ。光栄なことだろう?」
「は……はい。んっ、く」
 唾液と混ぜ込まれた俺の垢をこくりと飲み込み、頬を朱に染める。野良仕事などしたこともないような真っ白な喉が動き、その腹の中に下っていくのを見て、得も言われぬ優越感が湧き上がってくる。
「あっ、はっ、うっ、ああっ!」
 俺の勃起をマンコで必死にしごいているタマンナはもとより、この娘とて街中で俺を見かけても歯牙にかけないに違いない。それほどの身分の差がある。それが今は場末の娼婦ですら嫌がってやろうとはしない行為を、嬉々として俺のために奉仕している。
「陛下……お着替えをお持ちいたしました」
 謁見の扉が開き、先ほど申しつけた娘が着替えを持ってくる。本来は侍女の仕事だろうに、俺が命令しただけで嬉しそうにこなしている。
「ふむ、ご苦労。ああ、そこのお前、その服は処分しておけ」
「畏まりました」
 控えていた侍女の一人に命令すると、疑問も持たずに今まで着ていた服を持ち去る。そうして、着替えを持ったまま佇んでいる娘を見やる。
 ふと、このあたりで一つ、命令を試そうと思いつく。なにせ、この力は手に入れたばかりでどれほど効果を発揮するか俺自身が見極めきれていない。
 女の舌が這っている右手を上げ、自分の喉元に手の平をあてる。そこには、今までになかった感触がある。それは異物感ではなく、すでにしっくりと馴染んでいる。
『お前も裸になって俺に奉仕しろ。特別に、この脚を掃除させてやろう。指の一本一本を、舌で丁寧にこすりあげろ』
 自分の言葉がなにか薄い布を通したような感覚で発せられる。いや、真実『マスィールの卵』を通して俺の言葉は告げられている。
 おとぎ話にある『マスィールの卵』。所有者に絶大な力と歪みをもたらすもの。その力による催眠暗示はどこまで通用するのか、知っておかなければならない。
 お湯はおろか、その日の飲み水にも苦労する貧民だった俺の脚は腋どころではない異臭を放っている。こんなものを清めるのは娼婦以下の、奴隷の仕事だ。
 蝶よ花よと育てられた貴族の娘は、これを受け入れるか。
「はい、陛下。喜んで」
 娘は躊躇なく頷いて服を脱ぎ始め、タマンナ王妃が腰を振る目の前で他の娘と同じように一糸まとわぬ姿になる。
「とはいえ、このままだときつかろう。その下着で軽く脚を拭うことを許そう」
「ああ、私などにもったいないお言葉……では、失礼します」
 屈み込み、つい先ほど脱ぎ捨てた下着を手に取って俺の脚を撫でるように拭う。滑るような肌触りの下着が見る間に汚れ、悪臭が移る。その一枚で市民の食事がどれほど賄えるか俺には想像がつかないが、それも今の俺には雑巾程度の価値しかない。
「そのあたりでいいだろう。では、やれ」
「はい……あー……んむっ」
 娘が舌を伸ばし、足首を一周するように這わせる。そのまま下に降りていき、指の一本一本を丁寧に舐めしゃぶる。
「ん……ちゅっ、んんっ、れる」
 咥えた口の中で、舌が指に巻き付いて汚れと垢をこそげ取っているのが分かる。催眠にかかっているとはいえ、俺の脚が美味になっているわけではない。それでも娘は陶然とした顔で足の指をくわえ込んでいる。
 得も言われぬ快感に、思わず息を漏らしてしまう。その動作一つ一つに、淀みはない。
 どうやら、一度催眠にかけるのに成功すれば、どのような命令でも従うらしい。個々人で差があるのかどうかは不明だが、そのあたりはこれからじっくりと理解していけばいい。
 まずは自分の欲望を満たそうと、目の前で揺れる大きな尻を平手で軽く叩いてみせる。
「ほら、動きが単調になっているぞ。どうした、疲れたか?」
「ひあっ! い、いえ! 陛下のものが大きすぎて……申しわけありません!」
 痛みか、俺の言葉か、あるいはその両方か、タマンナはびくりと身体を跳ねさせる。そのまま慌てて、腰の動きに緩急をつける。
「んっ……くっ、あっ、ふうっ」
 とはいえ、単調ではあっても俺のペニスは萎えていない。おそらく、タマンナは俺が他のことに気をやっているのを見越して、萎えず、さりとて快感に気を取られない具合に腰を動かしていたのだろう。それでも、俺の叱咤に男を持ち上げるような言葉で応えた。
 やはり、身一つでこの国を動かした妖婦という風評は当たらずとも遠からずというところだろう。『マスィールの卵』という力があるとはいえ、この女には油断できない。
 とはいえ、今はその身体を好きに貪れるのも確かだ。
「いいぞ……だが、まだ物足りんな。お前の技術全てを使ってみせろ」
「はい、畏まりました……んんっ!」
「おっ、おおっ!」
 途端、中のうねりが一変する。入り口はきつく締め上げているのに、中の粘膜がうねうねと吸いついてくる。思わず声を漏らしてしまうほどの快感が、腰を蕩かす。
「あっ、んっ、ふうっ、ふっ! い、いかがですか、陛下っ! ああっ!」
「これはたまらんな……褒めてやろう、タマンナ」
「はあっ、あっ! ありがとうございますっ、ああっ!」
 俺に褒められたからか必死に腰を振りたくり、巨乳がぶるぶると暴れ回る。後ろからでも見えるその大きさに、次は正対して犯そうと心に決める。
「んっ、はっ、ああっ、ふうっ、んんっ!」
 だが、まだどこか余裕を感じる。躾は最初が肝心だ。俺は両手でタマンナのむっちりとした尻を鷲づかみにして、自分から奥へと叩きつける。
「んああっ! へ、陛下、私が動きますので、あうっ、うっ、んんっ!」
「俺は俺のやりたいようにやる。お前が俺に合わせろ」
「んんっ、ふうっ、ひああっ!」
 ぱんぱんぱんと、肉がぶつかる音が大きくなる。今まで俺のペニスに吸いついていた膣壁が、俺からの刺激でさらにうねって悦びながら絡みついてくる。その気持ちよさに俺の勃起はますますいきり立って、激しくタマンナの中を責め立てる。
 正直いって、今まで抱いたどの女よりも極上の身体を持っている。処女のように硬くなく、かといって使い古しのように緩くなく、絶妙な柔らかさで男を絞り上げる。まさに、男を悦ばせるためだけのマンコをタマンナは持っている。
「んあっ、おっ、奥にっ、陛下のが奥にっ! んうっ、ふおっ!」
 一番奥をガンガンに突き上げると、王妃らしからぬ下品な喘ぎ声が漏れる。同時に、中がさらに濡れそぼってもっともっととねだってくる。
「ふおっ、おおっ、あおっ、んひぃっ!」
「おいおい、娼婦でももう少し上品に喘ぐぞ。この国の王妃がそんなざまでどうする」
「んおおっ、もっ、もうしわけ……おうっ、陛下のがよすぎてっ、うんんっ!」
 俺を悦ばせるためか、それとも本気でそう感じているのか。真っ白な肌が朱に染まり、あられもない姿で巨乳を揺らし続けている姿に恥じらいは見えない。
 俺のペニスを咥えているオマンコも、ぐちょぐちょに潤って少しの快感でも余すことなく貪ろうと思う存分蠕動を続けている。
 ??まあいい。これが偽りの喘ぎだとしても、いずれ後悔するのはこの女自身だ。
「そろそろ出すぞ。どこに欲しい?」
「おうっ、おっ、中に! 中に陛下の子種をくださいませっ! おうっ、おおっ!」
 全身を震わせて懇願してくる。その妖艶さと中の気持ちよさに、竿の中を精子が駆け上がっていくのを感じる。
「いいのか? 夫でもない男の精液で孕まされても」
「んおおっ、いいっ、いいのですっ! 夫より陛下のモノの方が……あうっ、陛下の子種を注がれる方が幸せでございますっ! あううううっ!」
 ぎゅううと、タマンナの中が精液を搾りだそうと蠢く。結合部からしぶくほどの愛液を潤滑油にして亀頭を奥へと誘い、導かれるまま最奥に突き入れてさらに腰を押しつける。
「ならば思う存分注いでやろう。俺の子種を受け取れ」
「ふおっ、おおおおおおおっ!」
 先端が子宮を叩いた瞬間にタマンナの全身が絶頂に震え、熱々の膣内が精子を飲み込もうとうねる。
「く、おっ!」
 誘われるまま、快感を解き放つ。極上の身体で高められた欲望は、自分でも信じられないほどの熱さを胎内へと放出し、腰が蕩けそうな気持ちよさをそのまま注ぎ込む。
「んおっ、おっ、陛下のが……出てる……んんおっ!」
 びゅぐ、びゅぐと音が出そうなほどに力強い射精がタマンナの中を満たす。しとどに潤っていた膣内に追加される液体をタマンナは悦びをもって迎え入れ、精液に劣らず熱くなった膣内で嚥下する。
「どうだ、タマンナ。新しい国王の子種は」
「んくっ、ほっ、熱い……です……ふああっ!」
 会話の合間にも射精を続け、着弾するたびにタマンナの全身が震える。その背中は真っ赤に火照っており、後ろからは見えないが顔も同じようになっていると分かる。
「ところでタマンナよ、今日は孕む日か?」
「え……あ、それは……申しわけありません。今日はその日ではありません」
 俺の問いかけにタマンナは沈痛な声で答える。だが、マンコはしっかりと俺のペニスをくわえ込み、竿の中の一滴まで搾り取ろうと蠕動を繰り返している。
「ああ、いい、いい。気にするな。いずれ孕ますことには変わりがない」
「陛下……ありがたき幸せでございます。んっ!」
 きゅっと中を締め付けて、最後の残滓を搾り出す。手も使わずに男の精子を出し尽くさせる手管は、妖婦と言われても納得のできるものだ。それが天性のものなのか、戦利品の美女として扱われ続けたうちに覚えたのかは分からない。
 だが、そんなことはどうでもいいことだ。この場所で馬鹿面を晒しながら俺を見ている重臣どもも、俺の身体を清めている娘たちも、王妃であるタマンナも、この国そのものも、今は全て俺のものだ。
「ふむ……出しても全く萎えんな。妖婦の身体、まだまだ味わい尽くしていないということか。タマンナよ、もう一度だ」
「はうっ、あっ、んおおっ! か、かしこまりっ、ましたっ、はああっ!」
 手振りで娘たちを控えさせ、大きな尻を掴んで腰の動きを再開する。先ほどよりも激しい動きに、タマンナの巨乳が暴れ回る。
「んおっ、ふっ、ほっ、おうううっ!」
「まるで豚のような喘ぎだな。おい、お前たち、王妃が俺のチンポで喘ぐさまをじっくりと見てやれ」
 俺の言葉に従って、娘たちが王妃の前へと回る。一突きするたびに謁見の間に響く喘ぎを上げる王妃を見て、臣下である娘たちも頬をさらに染め上げる。
 タマンナ自身も視線を注がれて感じているのか、一度絶頂したマンコをさらに締め上げて俺の快楽を高める。
「お前たち、どうだ? 王妃の感じるさまは」
「ああ……あんなに顔をだらしなく緩めて……」
「ええ、とても高貴な方のなさりようとは……でも……」
 娘たちが一様に頷き、こくりと白い喉を動かす。
「とても、気持ちよさそうです。陛下のオチンポがタマンナ様のオマンコにみっちりと入り込んで……ああ……」
「なかなかお世辞が上手いじゃないか。いいだろう、時間が余ったときに、気が向けばお前らにも子種をくれてやろう」
「ありがたき幸せ……」
 うっとりと傅く娘たちに、俺は唇の端を吊り上げ、喉に力をこめる。
『ああ、それまでは自分で慰めていろ。俺とタマンナによく見えるようにな』
「あっ……畏まりました……んんっ、あっ、あんっ!」
 王妃の前に並んだ娘たちが腰を突きだし、自らの指でマンコを弄り出す。クリトリスをつまむもの、中に指を出し入れするもの、手の平全体で揉むように刺激するもの、やり方は様々だが、王妃の目の前で粘質の音を鳴らしながら淫蕩に耽り始める。
 酒池、とはいかないが肉林と言っていいこの情景は男にとってたまらないものだろう。だが、これを愉しんでいるのは俺一人であり、他の男どもはなにも言わずにただ立ち呆けている。こいつらの頭の中では王の政務が長引いている、程度の認識にしかなっていない。
「おうっ、おっ、んおおおっ、二回目なのに、先ほどよりも力強いっ、んうっ、ほっ!」
「お前こそ、一回目よりも柔らかく熱くなってるぞ。そんなにセックスが好きか?」
 じゅぶじゅぶと音を立てながら、ひたすら腰を突き入れる。結合部からは愛液と精液の混じりものが溢れだし、糸を引いて絨毯を汚している。
「んほっ、おっ、好きっ、好きでございます! セックス、好きっ!」
「好きなのはセックスか? 俺のチンポか?」
「陛下のチンポでするセックスですっ! ふおおおっ!」
 恥も外聞もなく叫ぶタマンナはもはや娼婦といってもいいぐらいの痴態を晒している。だが、それこそが俺を昂奮させ、挿入しているペニスをさらに硬く熱くする。
「王妃がこの乱れよう、国を統べるものとして示しがつかんのではないか?」
「ふおっ、おっ、申しわけ、ございませんっ! でも、陛下のオチンポが気持ちよすぎて、あおおおっ!」
 俺の動きに合わせてタマンナも腰を振りたくり、全身を跳ねさせながら快感を高める。一度出されて完全に俺の精子を受け入れる体勢になったのか、何度も何度も奥が亀頭に吸いついては精子をねだり続ける。
 玉袋から精子が竿の根本へと精子が充填されているのが分かる。女の中を貪りたいと、今か今かと待ち構えている。
「ふん、淫乱の王妃に褒美だ。もう一度出すぞ、しっかりと受け取れ」
「ふおおっ、ありがとう、ございますっ! んあっ、あっ、イく、イく、陛下の精液でイきます、イっくう!」
 ぱんぱんぱんと大きな尻に俺の身体をぶつけ、最奥の子宮を亀頭でしっかりと捉える。そのまま腰をこね回しながら、鈴口から絶頂の証を迸らせる。
『イけ! お前ら全員、この場でイけっ!』
「ひあっ、あああああああああああああっ!」
 強制的な絶頂命令に、タマンナはもとより娘たちも身体を仰け反らせて昇り詰める。一様に全身を震わせながらマンコから愛液をしぶかせるさまは、まさに絶景だ。
「ふうっ、おおおおおおおおおおっ!」
 タマンナも俺の精液が叩きつけられるたびに絶頂を繰り返し、何度もマンコを締め付ける。その気持ちよさを味わいながら、今度は俺自身が意識して最後の一滴まで搾り出す。
「ふん、中々よかったぞ、タマンナ。これからも孕むまで抱いてやろう」
「あ……ありがとう、ございます、陛下……んおっ」
 ゆっくりとペニスを抜き取ると、いまだに萎えずに勢い良く天を向く。茹だるような熱さの勃起を誰に清めさせようかと女を見定めていると、謁見場の扉が唐突に開く。
「あ……貴方たち、なにを……お母様まで、なにをしていらっしゃるのですか!」
 その女はこの場を一瞥するなり、声を上げる。それが叱責であっても罵声でないのは、生まれが高貴たるゆえんなのか、あるいは優しい顔立ちそのままの性格なのか。
「なに、と言われてもな。見て分からんか? セックスだよセ・ッ・ク・ス」
「なっ……なにをっ! そこはお父上、国王だけが座することのできる場所です。その神聖な場所でなんということを……っ!」
 分かりやすく言ってのける俺に顔を赤らめながらも、意志の強さを秘めた顔で俺を睨む。
 だが、俺はそんな女、第二王女サフィーナ・ターニ・クルシュに向けて嘲笑してみせる。立ち上がった俺の、いまだ萎えない勃起に目が向くのが分かる。純真そうな顔をして、タマンナの娘だけはある。
「父上、ねえ。では聞くが、その国王であらせられる父上、ブルカーン王はどこにおられる? なぜ俺の所業を止めに来ない?」
「そ……それは……お母様!」
「んっ……あ……」
 助けを求めるようにタマンナを見やるが、母親はいまだに絶頂の余韻に全身を震わせて真っ赤に火照らせている。サフィーナの呼び掛けで反射的に顔を向けるが、むしろその表情でサフィーナは絶望したように目を見開く。
 どうやら、ブルカーン王が表に出られない状態だという噂は、真実だったようだ。だからこそ、俺がこうして催眠暗示を使って簡単にこの場を掌握できたわけでもあるのだが。
「ほら、タマンナ、可愛い娘が助けを求めているぞ。言ってやれ、今、このクルシュ国王は誰なのか」
「あ……ふ……サフィーナ、今の国王陛下はこの方、ファラン陛下よ……んんっ」
 喋った際にどこかに力が入ったのか、マンコから精液がとろりと伝い落ちる。
「そんな……そんな無法がありますか。お母様、正気に戻ってください! こんな誰とも知れぬ……え、貴方は……?」
 サフィーナが改めて俺の顔を見てなにかに気付いたように眉をひそめ、一歩だけ近付いてくる。その不審な動きに俺もサフィーナを注視し、記憶にあった顔と一致する。
「やはり、お前はあのときの……サマク、いや、今はサフィーナか」
「貴方は牢獄の……どうして貴方が……?」
 以前、とあることで助けてもらい、知り合った貴族だということに気付く。そのときは顔も格好も違うので分からなかったが、こうして近くで見ればそのときの面影がある。
「なるほど、お前があの貴族だったか……ならば礼をせねばなるまいな」
「な、なにを……いえ、その前に、なぜ貴方が国王に……どういうことです!」
 なおも詰め寄ろうとするサフィーナを無視して、喉にある『マスィールの卵』を意識する。それだけで、その力は意識があるかのように熱くその存在を主張する。
『サフィーナ、お前がこれを綺麗にしろ』
「なっ……はい、分かりました……」
 思わず一歩下がろうとしたサフィーナの足が縛られたかのように止まり、やがて葛藤に敗北してのろのろとこちらに歩み寄る。
 仁王立ちする俺の眼前まで来て、動きが止まる。その視線は勃起に釘付けになっており、それだけで頬が真っ赤に染まっている。どうやら、見た目通り純真な育ちらしい。
 そしてそんな王族の娘であっても、この催眠は効果を表すという事実に笑みが浮かぶ。
『どうした? まずはそのドレスをはだけて、国王である俺に胸を見せろ』
「分……かり……ました」
 頷きつつも、動きが鈍い。どうやら自身の経験がないことや著しく羞恥心を煽る命令には及び腰になるらしい。催眠暗示をするにしろ、そのあたりの機微は理解しておかなければいけないというのは収穫だ。
 するするとドレスをはだけ、布地をずらすとサフィーナの美しい肌が露わになる。その大きさを主張するようにつんと突き出た巨乳が晒されると、俺のペニスが反応してぴくりと跳ねる。
「ほう……母親譲りのいい胸だ。褒めてやろう」
「ありがとう……ございます……」
 言葉とは裏腹に、サフィーナの顔はどこか引きつったものになっている。男の前で胸を放り出したまま動かないという間抜けな状況で、俺のペニスを注視している。
『さあ、跪いて奉仕してみせろ。口と胸を使って清めるんだ』
「あ……う……」
 ゆっくりと膝をつき、怖々と近寄る。目の前のペニスに手を伸ばすが、触れただけで身体を強ばらせる。
「ふあ……あ……」
 もはや言葉すら定かでないような様子で、それでも胸で挟みこむ。だが、腰が引けている上に拙い技術ではただ触れているだけで、奉仕にすらなっていない。
『なっていないな。男のモノを強く挟み込んで、揉むようにして動かせ』
「はい……ああ……うう……」
 頬を染め、眉を顰めながらも催眠暗示の通りにやろうと動き出す。だがやはり効きが浅いのと本人の未熟さでまったく快感が伝わってこない。ただ、肉の塊が押しつけられているだけだ。それはそれで気持ちよくなる場面もあるだろうが、今この状況ではもどかしいだけだ。
 この様子では、口での奉仕を命令しても同じことだろう。抗いながらも命令に従っているサフィーナを横目に、いまだにくったりと床に伏しているタマンナを見やる。
「タマンナ、サフィーナに奉仕を教えてやれ。それも母親の務めだ」
「分かりました……陛下の仰せの通りに」
 気怠げに起き上がると、娘のものより一回りは大きい胸がゆさっと揺れる。丸出しの胸をサフィーナの背中に押しつけながら、ぴったりと寄り添う。
「ひあっ、お母様!?」
「サフィーナ、大人しくなさい。第二王女たるもの、拙い技で陛下にご奉仕するなどあってはなりません。この場は陛下の寛容を賜っていますが、だからといって手抜きは許されません。いつものように全霊で学ぶのです、いいですね」
「お母……様……」
 真面目な口調ではあるが、その声音にはどうしようもなく艶めいた色が塗り込められている。母親の体温と吐息、そして囁きでサフィーナもそれを理解したのか、諦めたような光が瞳に宿る。
 そんな娘に構わず、両脇から大きな胸を持ち上げるように手を添える。不思議なことに、それだけで先ほどより大きな快感が俺のペニスに伝わってくる。
「大きな胸で挟むだけではいけません。こうして……二つの胸を互い違いで動かしていくと、殿方は昂ぶるのです。ほら、貴方も手で動かしてごらんなさい」
「んっ……ふっ……」










 くにゅくにゅと、大きな果実が入れ違いながら揺れ動く。タマンナの手管もそうだが、自分のモノがそこで見え隠れしているという視覚的な快感が俺の思考をちりちりと炙る。
「今回はもう一つ、陛下のオチンポを清めるということも仰せつかっております。動かしている谷間から先端が出るタイミングで、舌を使ってごらんなさい」
「はい……んっ、れるっ、んんっ!」
 やはり慣れていないからか、おずおずと伸ばされた舌先は亀頭に触れた瞬間に引っ込んでしまう。熱さと味に怯えたように、何度も何度もそれを繰り返す。
「サフィーナ!」
「よい、タマンナ。そう叱ってやるな。一度に全てを教えようとしても無理だろう。ゆっくりとでいい、しっかり覚えさせろ。そうだな、この件に関してはタマンナ、お前が専属の教師だ。お前の知識、手管、全てを娘に受け継がせろ」
「はい……仰せのままに」
 娘の背中に貼り付いたままのタマンナに対して、頷いてみせる。タマンナは叱責しているが、サフィーナの動きは徐々にこなれてきている。それに、巨乳の先端がぷっくりと膨れ、尖り始めていることに果たして本人は気付いているのか。その顔も怯えが取り払われ、眉根も官能に垂れ下がり始めている。
 やはり、妖婦といわれるタマンナの娘だけはある。母娘で、同じような顔をして俺のペニスをじっと見つめている。
「ただ動かすだけではいけません。胸の動きに緩急をつけて、緩やかなときは先端に唇をつけて吸いついて、口の中から出すときは舌を這わせて……そう、いい動きです」
「んんっ、ちゅっ、れるっ、んんっ」
 胸の温かさと谷間の柔らかさ、そして先端を舐めしゃぶるサフィーナの口が俺に快感を運んでくる。
 正直いえば、タマンナの技に比べればまだまだ拙い。だが、どちらかといえばきつめの容貌であるタマンナとは逆に、優しい面立ちのサフィーナが顔を赤らめて奉仕しているという光景がその快楽を倍増させる。
 接吻もまだだっただろう口が俺のペニスに口づけして、大きく膨らんだ亀頭を口に含む。口の中で舌を絡め、唾液を塗しながら母親の愛液をこそげ取る。
 実の母親が甲斐甲斐しく世話を焼いているという背徳めいた状況にも、昂奮が煽られる。
 先ほど二回も出したのに、また射精感が竿の根本からせり上がってくる。
「ふっ、うっ、んむっ……れる」
「ああ……陛下のオチンポ、どんどん硬くなっておりますわ……」
 変わらずサフィーナへ指導をしながら、タマンナの視線は俺のペニスに釘付けになっている。視線にすら快楽を感じさせるのは、タマンナの経験が為せる技だろう。
「ふむ……前言撤回だ。このまま出すから激しくしてみせろ」
 清めさせてからサフィーナを抱くつもりだったが、一度出すことにする。タマンナの手ほどきと、サフィーナの拙さというちぐはぐな快感、そしてその大きく突きだした胸を汚すという想像が予定より欲望を優先させる。
「畏まりました……サフィーナ、殿方を昂ぶらせるには身体全体で揉み込むのです。陛下のオチンポに全身を押しつけながら、先ほど教えた動きをするのです。こう……!」
「あっ、うっ、お母様の胸が……はああっ!」
 もはや完全に蕩けた吐息を漏らしながら、サフィーナの乳圧が強まる。その吐息が俺のペニスへなのか、押しつけられた巨乳に対してなのかは分からない。
「口に含むのと同じ調子で、先端に伝うように唾液を垂らしなさい。こうです、あー……」
「あー……」
 サフィーナの肩口から身を乗り出し、タマンナの唾液が伝い落ちる。それに追従して、サフィーナの唾液も垂れ落ち、母娘の唾液が混ぜ込まれて娘の谷間で淫靡な音を奏でる。
 にちゅ、にちゅという音と王女であるサフィーナの喘ぎが、謁見の間に響き渡る。
 ぬるぬるになったペニスが汗と唾液と巨乳でしごかれ、女の喘ぎが添えられる。それをしているのがこの国の第二王女という事実に精子が駆け上り、快感が竿の中を暴れ回る。
「くおっ、出すぞ! しっかりと受け止めろよ! おおっ!」
 くくっと、最後だけ腰を突きだして谷間から亀頭を覗かせる。そのまま、サフィーナの顔が近付いた瞬間に、第一射を放つ。
「きゃっ!? ふあっ、あっ……ああっ!」
「んっ……陛下の種、ここまで雄の匂いが漂ってきます……なんて力強い……」
 びゅる、びゅると放出される精子は遠慮なくサフィーナの顔、胸、首を汚す。真っ赤な顔でただそれを浴びるサフィーナだが、勢い余ってタマンナの口に飛んだ白濁液は妖艶な舌がすぐさま舐め取り、喉をこくりと動かす。
「タマンナ、誰が飲んでいいと言った?」
「あっ、も、申しわけありません! 陛下の子種があまりにも魅力的で……」
 火照った頬から一変して顔を強ばらせ、畏まる。娘の背中から離れて背すじを伸ばすと、丸出しの巨乳が重たげに揺れる。
「まあいい。罰として娘の顔に飛んだ精液を掃除しろ。いや、罰にならんか、これは?」
「喜んで、陛下。サフィーナ、じっとしてなさい」
「お母様……はい……」
 生まれて初めて精液を浴びたサフィーナは放心状態でうっとりと目を潤ませている。そこにタマンナの舌が伸びて、猫が毛繕いするように精液を舐め取る。
「ん……あ……っ」
 分厚く妖艶な母親の舌が頬を這い、鼻から顎に降りていき、瑞々しい唇をなぞる。体勢を入れ替えて反対側の頬にも舌を伸ばして精液を舐め取り、最後に舌先で絡めるようにしてすくい取ってようやく離れる。
「タマンナ、口の中を見せてみろ」
「はい、あー……」
 裸の王妃が無防備に口の中をさらけ出す。胸に飛ばした分も多く、三回目だというのに我ながら出しすぎだと思えるほどの量がタマンナの口内に溜まっている。
「よし、よく味わってから飲み込め」
「んっ……んんっ」
 口を閉じ、もごもごと奥が蠢く。ぷっくりとした唇の向こう側で舌が精液を味わっているのが分かる。しばらくしてから何度かに分けてゆっくりと喉が動き、蠕動を促すように喉に手をあててから口を開けてみせる。
 先ほどたっぷりと口の中を満たしていた精液は、一滴も残っていない。
「陛下の子種、確かにいただきました……」
 熱に浮かされ、潤みきった瞳でこちらを見上げてくる。その視線だけで勃起が復活し、先走りが滲みでて衝動的にこの女を組み敷いて犯したくなるが、寸前で踏みとどまる。
 今は、母親よりも娘だ。
『サフィーナ、お前の処女を俺に捧げろ』
 喉に力をこめ、『マスィールの卵』の力を発動する。射精の衝撃からようやく立ち直りかけていたサフィーナが瞳の焦点を揺らめかせるが、すぐに元に戻る。
「処女……え、でもそういう行為は寝室での秘め事では……」
「サフィーナ、陛下の仰せのままになさい」
「いや、いいタマンナ」
 手振りで控えさせ、サフィーナをじっと見る。相変わらず巨乳をさらけ出したままであり、そこにぶちまけられた精液から立ちのぼる性臭に頬を染めてはいるが、その瞳にはわずかに理知的なものが浮かび上がっている。
 先ほどもそうだったが、著しく自己の常識に反するような命令だと効きが弱くなるのは確定のようだ。この力は便利ではあるが、万能ではないというのが分かる。
「サフィーナ、先ほどお前はこの神聖な場所でなにをしている、と問うたな? では、ここはなにをする場だ?」
「それは……公務を行う場です」
「そう。その通りだ。そして王族の公務は政務、軍事、外交……そして、子作りだ」
 腰を少しだけ揺らしてみせると、サフィーナの視線がペニスへと集中する。俺の言葉と相まって、なにかを期待したのか喉がこくりと動く。
 優しげな顔立ちの通り純真な王族であり、常識的でもある。だが、それが表面的だということが今の挙動で分かる。妖婦と呼ばれ、女としての武器を磨き抜いたタマンナの血を、確実にサフィーナは引いている。
「子作り……」
「そうだ。神聖なる王家の血を継ぎ、次代へと繋げる子作りは王族にとっては公務の一つだ。そうだろう?」
「公務……子作りも公務……」
 ブツブツと復唱するサフィーナに内心ほくそ笑む。こうして誘導してやれば、上辺の常識もひっくり返る。
「そう。公務だ。なんらおかしなことはない。だから??」
 そこで、最後の一押しに力をこめる。
『下着を脱いで、俺に跨れ、サフィーナ』
「……はい……畏まりました、陛下」
 一瞬眼を見開いて、素直に俺の言葉へと従う。スカートの中に手を潜り込ませ、ゆっくりと下ろす。裾の下からドレスと同じ、水色の下着が両手に引っかかって姿を見せる。
「ん……」
 催眠にかかっていても羞恥心は残っているため、頬をさらに赤らめて脚から下着を抜き取る。タマンナに顎をしゃくると、まるで貢ぎ物のように娘の下着を受け取る。
 まあ、これから娘の処女を貢がれるわけだが。
「ふむ……ではこれから王に捧げる処女の入り口を見せてみろ」
 あえて催眠を使わず、命令をしてみる。どこまで俺の暗示が効いているかの試験だ。
「入り口……ですか?」
「ああ。オマンコだ。お前の一回も使ったことのないオマンコを検分してやる。スカートをたくし上げて、俺に見せろ」
「分かりました……」
 さすがに恥ずかしさが勝るのか、潤んだ瞳を伏せながら両手でスカートをつまみ上げる。真っ白なふくらはぎから母親譲りの肉付きのいい太ももが姿を現し、最後に肝心な部分が目の前に晒される。
「ほう……」
「あっ、う……」
 初めて男の眼に触れる秘所は、無毛だった。年頃の娘なら生えていて然るべき陰毛が、一本もない。つるりとした一本の筋に、俺のペニスがびくりと震える。
「そこは自分で処理しているのか?」
「いえ、生まれつきです……ああ……っ」
 告白が恥ずかしいのか、泣き出しそうな声音でなんとか言葉を紡ぐ。そういう体質のものもいるらしいとは娼婦から聞いたことはあるが、王族であるサフィーナがそうだとは。
「どれ、本当に処女か改めさせてもらおう。近くに来い。スカートは上げたままだ」
「はい……」
 自分で秘所をさらけ出したまま、おずおずと俺の前まで歩いてくる。その仕草は確かに王族らしい上品さで、今のこの状況とのギャップに妙なおかしみを覚えてしまう。
 息づかいすら感じられるほど近くに来たサフィーナの下半身に手を伸ばし、ゆっくりと指を割れ目に沿わせる。
「んっ!」
「動くなよ」
 小さく震えたサフィーナは、俺の一言で動きを止める。指がつぷりと入り込み、暖かい膣内へと潜り込む。
「んっ、ふっ……」
 男を知らない処女肉は緊張だけではない硬さで俺の指を迎え入れる。ゆっくりと、円を描くようにして指を動かしてそれをほぐしながら、少しずつ奥まで埋没させる。
「あうっ、んんっ!」
 指を動かすうちに膣内がじわじわと湿り気を帯びてくる。それに気付いているのかいないのか声にも艶が入り交じり、吐息も熱っぽいもので高まり始める。
 当人は俯いて耐えているつもりなのだろうが、頬を染めてそうしているさまはどうしようもなく男の情欲をそそる。
「あくっ、あっ、陛下……んっ!」
 指先が小さな抵抗に突き当たり、すがるようにサフィーナが呼び掛けてくる。疑っていたわけではないが、処女膜の存在を確かめられて口の端を吊り上げる。
 今までの暮らしを鑑みれば、触れることすら叶わず、目にするだけで精いっぱいだった存在を、今は好きなようにできている。それこそ天上の存在ともいえるようなクルシュ王国の姫の処女を奪える。貧民の俺が、王族の初めてを貰い受ける。
 その事実は、俺の情欲をそそるのに充分な要素だ。
「んっ……はっ……」
 純潔の証に触れた指を抜きとり、仰向けに寝転がる。謁見の間に敷かれている絨毯は、粗雑な俺の動作も柔らかく受け止める。
 背中を絨毯に沈ませながら、腰を少しだけ浮かせる。そうすると、寝ている身体の中で唯一起き上がっている勃起が強調されるように揺れる。
「さあ、サフィーナ。新しい王への忠誠として、お前自らがこのペニスで処女を破れ」
 あえて催眠は使わない。それでどこまでサフィーナが従うか、試験だ。もちろん抗うなら催眠を使うことはためらわない。
「はい、分かりました……」
 サフィーナは顔を赤らめ、俺の腰の上に跨る。瞳の焦点は揺らいでおり、自我が薄れていることは確かだろうが、その奥にちろりと光る情欲の炎があるのを見逃さずに捉える。
 蛙の子は蛙、やはりこの娘はタマンナの血を確実に引いている。
「んっ……んんっ、あっ……」
 当のサフィーナは俺のペニスへと腰を下ろそうとするが、固定されていないペニスは穴からずれて何度も何度も割れ目に沿うだけだ。無毛の素股はそれはそれで気持ちいいが、今はサフィーナの純潔を奪うのが目的だ。
 見かねて近寄ろうとしたタマンナを手で制し、サフィーナに声をかける。
「サフィーナ、両手で竿を固定して入り口に添えろ。そうして、亀頭の先端だけを自分の中に迎え入れろ」
「分かりました……んっ、うっ」
 まるで国宝でも扱うかのように竿を両手でそっと包み、自らの入り口へと導く。先走りに濡れた先端がマンコに口づけして、ぴっとりと密着する。
「そうだ……そのまま、手を放して腰だけで入れてみせろ。セックスは王族の嗜みだ、これぐらいは楽々とこなせ」
「はっ、あっ……んんっ!」
 俺の言葉に従い、ゆっくりと腰を下ろす。端正な顔が歪み、眉根がきゅっと寄せられているのは異物感からか、あるいはすでに快感を得ているのか。
「ん……はっ……」
 しかしその動きが途中で止まり、俺のペニスも僅かな抵抗を亀頭の先で感じている。先ほど確かめた、処女膜だ。
 そこまでは止まることなく動いていた腰が、正に純潔を守る壁のように膜を破れずに止まっている。
「どうした、まだ全部入っていないぞ。お前の処女を国王に捧げられることを、光栄に思わないのか?」
「い、いえ……でも、初めてで……んんっ」
 気後れしているというわけではなく、拒否しているというわけでもない。何度も腰を下ろそうとして、なにかに縛られているかのようにそこから先へと進まない。
 おそらくは、これまで積み上げてきたサフィーナの常識という奴が邪魔をしている。
 だが、それをぶち壊すのが今の俺だ。
「しょうがない奴だ。では、俺が手を握っていてやろう。そうすると『安心する』だろう?」
 最後の部分に催眠を使って手を伸ばすと、ドレスを掴んでいたサフィーナの手が迎え入れる。白魚のような指が俺に絡んできゅっと握られると、身体から力が抜けて柔らかくなる。俺を見下ろすサフィーナの瞳にどこか安堵の光が混じり、熱っぽく見つめてくる。
「さあ、やってみせろサフィーナ」
「は、はい……んっ、いっ!」
 くくっと腰が落ち、ぷちりと膜を突き破る感触が伝わってくる。一瞬後に感じる濡れた感触は愛液ではなく、破瓜の血だろう。
「痛っ、んっ、あっ!」
 サフィーナの顔が苦痛に歪み、中も痛みを耐えるかのように硬くなる。それでもサフィーナは健気に腰を下ろし、ついには俺の股間とサフィーナの尻が密着する。
「ふっ……あっ、は……っ!」










「よく頑張ったなサフィーナ。褒めてやろう」
「ありがとう……ございます……んくっ」
 俺のペニスが王女の中に全て収まり、結合部からは血が伝い落ちている。その光景で、改めてサフィーナの処女を奪ったのだと実感し、ペニスがさらに硬くなる。
 これから先、どうなろうとこの娘の初めては俺が奪ったのだ。口づけよりも先に、この女の純潔は俺のペニスで破られた。それに悦びを覚えるのは、雄としての本能だ。
 とはいえ、入れているだけでは快感は得られない。セックスは射精するまでがセックスであるし、これは公務なのだから種付けまで終わらせねばならない。
「サフィーナ、入れただけでは終わりではないぞ。腰を動かして俺を気持ちよくしろ。そうすれば、俺の種をくれてやる」
「分かりました……ふっ、うっ、んんっ!」
 こわごわ腰を上げ、ゆっくりと下ろす。緩慢な動作は快感とはほど遠く、中の感触もまだまだ処女肉の余韻を残して硬い。
 破瓜の血とわずかな愛液で滑りは悪くないが、とても射精には至らない。直前にタマンナの極上の膣内を味わったとあれば、なおさらだ。
「ただ動かすだけじゃなく、お前自身が気持ちよくなる場所を探ってみろ。子作りは公務だが、セックスはお互いの気持ちよさを追求する行為でもあるということを頭に入れろ。ほら手は握っておいてやるから、ゆっくりでいいから試してみろ」
「は……はい。んっ、ふっ、くっ」
 優しげな俺の声音に少し安心したのか、眉根をすこし緩めて腰を動かし始める。だが、やはり手はぎゅっと握られたままだし、腰の動きはぎこちない。
「んっ……くっ、あっ、んんっ」
 それでも前に後ろに、あるいはこねるように動かしているうちに痛みも薄れ、自分のいい場所を見つけたようでやがてそこだけを刺激するような動きになる。
「ほう、サフィーナはここがいいのか?」
「はっ、んんっ、あっ、そう、ですっ、んんっ、あっ」
 下から突き上げ、奥の上側をこすってやる。サフィーナの感じる場所はそこらしく、今まで硬く食いしばるようだった膣肉が、何度も刺激するうちに柔肉に変化してくる。
「んっ、あっ、ふうっ、陛下、陛下ぁっ、んんっ」
「どうした、サフィーナ。動いてみせんか」
「ああっ、んっ、で、でもっ、ふあっ、ああっ!」
 動かそうとするたびに刺激してやると、また眉根が寄って膣肉がぎゅうと強ばる。だがそれは先ほどのものとは違い、明らかに官能の色を灯している。
 その証拠にサフィーナの白い肌は桜色に染まってじんわりと汗が浮かんでおり、吐息にも艶めいたものが混じっている。
「んくっ、あっ、あんっ、ああっ、あっ、気持ち、いい……んんっ」
 最後の言葉は小さな呟きだったが、確かにサフィーナの口から呟かれた本心だ。破瓜からいくらも経っていないのに、もう感じ始めている。俺のペニスをくわえ込んだ中も、破瓜の血だけではないぬめりで肉棒をしごいてくる。
 催眠もあるだろうが、やはりサフィーナも生粋の淫乱だ。だから、それを加速してやる。
『いいぞ、サフィーナ。物覚えがいいな。国王として、俺も鼻が高い』
「そんな、もったいない言葉です……はあっ、あっ、んうっ!」
 俺の褒め言葉に、嬉しそうに中を締め付けてくる。タマンナの態度から推察はできたが、褒められることに慣れていないようで、少し甘い言葉をかけてやるだけで全身がほぐれているのが分かる。それに催眠の力を加えれば、俺の言葉を浸透させることなど造作もない。
「いやいや、本心からの言葉だ。お前の中で俺のペニスが昂ぶっているのが分かるだろう。ほら、締め付けてみせろ」
「んんっ……こう、ですか……んっ」
 おずおずと、拙いながらも中を締め付けてくる。快感とはほど遠いが、その奉仕の仕草が俺に心地よさを感じさせる。
「ほら、言ってみろ。お前の中で俺がどうなっているか」
「あくっ、うっ、陛下の……陛下の男性器が??」
「オチンポ、だ。お前のはオマンコ、これからはそう言え」
「陛下のオ……オチンポが私のオマンコ……の中で硬くて熱くなってます……んんっ!」
 自分の言葉に昂奮したのか、白磁の頬をさらに朱に染めて俯く。だが、そんな仕草も俺の突き上げで一瞬にして崩れ落ち、蕩けた顔をさらけ出す。
「初めてにしては具合もいい。これもお前の教育の賜物だな、タマンナ」
「もったいないお言葉ですわ、陛下……」
 俺と実の娘の交わりを至近距離で見ていたタマンナが頭を下げる。その顔が真っ赤なのは照れているのではなく、俺たちのセックスにあてられて昂奮しているからだ。許可を出せば、嬉々として自分を慰め始めるだろう。
「ふっ、あっ、くうっ、あんっ」
 俺と手を握り合ったまま、サフィーナが腰を動かし続ける。慣れてきたのかその動きは滑らかになり、結合部からは小さくだがくちゅくちゅと淫靡な音が奏でられ始める。
 タマンナとしたときのような蕩けるような快感はまだ得られない。だが、それでも先ほどまで処女雪のような純粋さを残していたサフィーナが、衆人の中でこうして腰を振りたくるという事実が俺の射精感を加速させる。
「サフィーナ、そろそろ出すぞ。お前の中にたっぷりと」
「ふうっ、あっ、中、ですか、あんっ!」
『これは公務の子作りだから当たり前だろう?』
「そ、そうでしたわ……んんっ!」
 催眠をかけながら腰を動かすと、あっさりと納得する。疑問を持つどころか、俺が射精しやすいように膣肉をきゅうと締め付け、腰も深く落としてくる。
「いいぞ、サフィーナ。褒美だ、たっぷりと飲み込め!」
「んんっ、くあっ、あっ、熱、いっ……ふあああっ!」
 サフィーナの尻が密着した瞬間を見計らって、思う存分種を吐き出す。初めて味わう男の精にサフィーナはそれだけで絶頂したのか小さく震える。
「あくっ、うっ……はっ」
 鈴口からの吐精が中を満たすたびに、サフィーナの中が締め付ける。初体験でここまで感じるのなら、抱いた甲斐があるというものだ。
 こらえきれなくなったのか、サフィーナが俺の身体へと倒れ込んでくる。その耳元に口を寄せて、囁く。
「どうだ、サフィーナ。公務の感想は」
「ふあっ、あっ、陛下のオチンポが凄くて……頭が……」
 口を半開きにして、うわごとのように答える。絶頂という一番無防備な状態への問いかけだからこそ、本心だろう。
「今はそれでいい。だが、次からは男に奉仕する術も覚えろよ」
「は……い……仰せのままに……んっ」
 控えているタマンナを見やると、抜かりなく頷く。つい先ほど催眠暗示にかけたばかりだというのに、王妃はすっかり俺の側近であるかのように馴染んでいる。
 それが『マスィールの卵』の力なのか、あるいはタマンナ自身の処世術なのかは分からない。だが、それもおいおい知っていけばいいことだ。なにしろ、時間はたっぷりとある。
 この国も、それを統べていた人間も、支配されていた人間も、全てが俺のものだ。
「ッ! なにをしているのですッ!」
 そんな俺の思考を断ち切るように、凜とした声が謁見の間に響き渡る。開けっ放しだった扉から、甲冑姿の女が姿を現していた。










「サフィーナ姫、なにをしているのです! 妃殿下……妃殿下まで、ここは王の玉座ですよ! それをこんな……ッ! そこの貴方、今すぐその場から離れなさい!」
 騎士甲冑に身を包み、勇ましく俺を罵倒してくる女はファラーシャ・アワル・クルシュ第一王女だ。サフィーナとは母親が違って前王妃の娘であるため、義母姉妹にあたる。
 男であれば比類することのない傑物であっただろうと評され、それを示すかのように女だてらに文武両道を示して国内外にその存在を知らしめている。
 そういえば、これは外遊していたファラーシャを迎えるための場であったと思い出す。
「聞こえていないのですか! その場を離れろと言っているのです!」
 鞘ずれの音と共に剣を抜き放ち、切っ先を俺へと向けてくる。持ち主の意志の強さを示すかのようにその刀身にはわずかのぶれもなく、陽光を反射して光り輝いている。すぐさま斬りかかってこないのは、単純に動線上にタマンナとサフィーナがいるからだろう。
 そうでなければ、ためらいなく俺を斬り捨てているに違いない。
「ふむ、姉妹で同じ質問をしてくるのだな。なにをしているのかと問われれば、公務としか言いようがないが。王族にとって次代の子作りは必須だろう?」
「なっ! 貴方が王族ですって!? 戯言もそれまでにしなさい!」
 俺たちのやり取りを見守っていたタマンナに向かって顎をしゃくると、俺の意を受けた王妃が全裸のまま義理の娘に向きなおる。
「ファラーシャ、控えなさい。今日この日からこの国の王はここにあらせられるファラン陛下になったのですよ」
「正気ですか義母……妃殿下! そんなどこの者とも知れない男を王と戴くとは。いえ、それよりも神聖な玉座でなにをなさっているのですか!」
 そこで初めて剣の切っ先がぶれる。市民の噂ではタマンナとファラーシャには確執があるとのことだったか、それはそれとしてタマンナの有能さは認めていたのだろう。そのタマンナがこんな格好で唐突に禅譲を言い出したのなら、混乱もする。
「ッ、貴方への詰問は後ほどにします。サフィーナ姫、そこをどきなさい。その無礼者を斬り捨ててから、全てを正します!」
「んんっ、お姉様、陛下にそんなことしたら駄目ですよ……あっ」
「ッ! サフィーナ、貴方まで……ッ!」
 無理矢理抱かれているのでは、という疑念を晴らすような態度にファラーシャは唇を引き結び、意を決して駆けだしてくる。いざとなれば義妹諸共という気迫がそこには漲っている。あるいは、義妹といえど王位を争う政敵であるという事実がそうさせているのか。
『ファラーシャ、跪け』
「ッ!?」
 どちらにしろ、俺の力の前には無意味だ。あと一息で刃を届かせられるところまで迫ったファラーシャの脚は根が張ったように動かなくなり、下手くそな操り人形のようなぎこちなく跪礼の形を取る。
「なっ、これは……なんで私がこんな……くっ、うっ!」
「? ほう。抗うか」
 形の上では跪いているが、ファラーシャの瞳からは意志の光は消えておらず、剣も手放していない。
 これまでは戦利品として扱われ、流れに身を任せる人生だったタマンナと、その娘で大人しさが前面に出ていたサフィーナ。両者とは違い、文武に優れて自身の道を堂々と歩んできたファラーシャは『マスィールの卵』に抗うほどの強さを持ち合わせていたようだ。
 とはいえ、それは完全に打ち勝つようなものではないらしく、意志を残したまま俺の命令に従うというちぐはぐな状態になっている。これはこれで、趣がある。
「サフィーナ、姉上の剣を預かってさしあげろ。謁見の場で物騒なものは必要ない」
「はい、陛下……んっ」
「ひっ……あっ」
 俺の命を受けて、ようやくサフィーナが腰を上げてペニスを抜き取る。目の前で勢いよく飛び出してきた勃起に、ファラーシャが怯えた声を上げる。
 名残惜しげに俺の手を放したサフィーナが、義姉の手にある剣をあっさりと奪い取る。
「あっ、やめなさいサフィーナ姫! なぜ……なんで、この力は……っ!」
「不敬ですよ、お姉様。こんなものを陛下に向けては」
 言いつつも、丁重な手つきで侍従に抜き身の剣を手渡す。サフィーナも受け取る侍従も裸というのが、普段との違いを際立たせている。
『頭が高いぞファラーシャ。王に頭を垂れろ』
「くっ……ああっ!」
 抗いながらも姿勢を正し、頭を下げる。形だけは従っているが、その顔が屈辱に歪んでいるであろうことは、見ずとも分かる。
 立ち上がって俺の足裏を頭頂に乗せ、力をこめて無理矢理下げさせる。舐めて清めさせた足裏に、絹糸の如き金色の髪がその柔らかさを伝えてくる。
「こ……のっ!」
「もっと、もっとだ、もっと。王に対する礼はもっと深くするものだ。タマンナ、ちゃんと教育したのか?」
「申しわけありません陛下。私の不徳です」
 こちらは完璧に服従の姿勢で頭を下げる。対照的にファラーシャはどこの馬の骨とも知れない者に踏みつけにされて、屈辱と怒りに全身ががくがくと震えている。額が床に着いたところで足裏を放しても頭を上げる様子はなく、身体の方は支配しきれていると分かる。
「ふむ。まあ、いいだろう。次からは形式通りに礼をしろ」
「誰が貴方などに……ぐうううっ!」






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(C)DANSHAKUHIRANO/lune-soft
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