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彼女が異種族だった場合。
~文芸部の真面目な後輩サキュバス~
2018年3月30日
ぷちぱら文庫
著:神崎美宙
画:YU-TA
原作:Casket
3月30日発売のぷちぱら文庫『彼女が異種族だった場合。~文芸部の真面目な後輩サキュバス~』の特別編です!


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原作ページはこちら



ページの都合でやむをえず文庫未収録となったシーンを特別に公開!!
文庫版では第二~三章の途中あたりのエピソードとなります。
エッチな素質を秘めた淫魔なのに、いつまでも清楚でいじらしいシノンの魅力が満載。
文庫版をお持ちでない方も、これを機にぜひともお買い求めください!!


☆あらすじ
和人の恋人は可愛くて巨乳の後輩、シノン。
サキュバスの彼女は精をもらう必要があったが、奥手な性格のため和人の指の汗を舐めとるだけで、清い交際は続いていた。
それをもどかしく感じていた和人は、思いきってシノンを自宅に誘うと、ついに初セックスを遂げる。
しかしサキュバス特有の淫香にあてられたのか、それ以来ちょっとしたことで和人は興奮するように…!?
番外編 こっちも慣れなきゃ



「ねえ、先輩……いいですよね?」

 シノンは熱っぽい眼差しで、何かを懇願するように訴えかけてくる。
 和人の家でゆっくりしていたシノンだが、例の発作が起きてしまったようだ。

「……先輩も……いやじゃ、ないんですよね?」

 誘うような視線。思わずごくりと喉が鳴る。
 その劣情を誘う視線を意識すると、同時にふわりと例の香りが鼻を突く。
 
「……わたし、先輩のこと……もっと欲しいです……ダメ、ですか?」

 気恥ずかしそうな調子でおねだりをするシノン。その声色にすっと思考が溶かされていき、和人の股間がむくむくとさらに膨れ上がっていく。

「……いや、そんなわけない」
「じゃあ……いいですよね? ふふっ……」

 興奮気味に息を弾ませながら、シノンは和人の股間に手を伸ばす。

「んっ、はぁ……先輩……♪」

 シノンはすでに赤く充血した和人の肉棒をそっと手で包み込み、優しく撫でるように扱き始めた。

「もうここ、何もしてないのに……こんなに膨れてる……」
「シノン……? うっ、くぅ……」

 妖艶な笑みを浮かべて嬉しそうに肉棒を手コキするシノン。
 スイッチが入ると人が変わるっていうか、普段とギャップがありすぎてこれが本当のシノンなのかと思ってしまう。サキュバスとしての生まれ持った何かなのだろうか。

「先輩は、じっとしててください……わたしが全部、してあげますから……真っ赤に腫れた先輩のおちんちん……わたしがちゃんと、治してあげますね……んっ♪」

 頬を上気させたシノンの口から紡がれるイヤらしい言葉が和人の興奮を誘う。
 全身の血流が活性化し、下半身が熱くなっていく。

「あっ、おちんちん……ぴくってした……興奮、してくれてるんですか……?」
「……しないわけないだろ……さっきからっ……シノンの匂い嗅がされて、こっちはいっぱいいっぱいなんだから……」











 絶えず漂ってくる、シノンの甘い香り。サキュバスの色香。
 意識するだけで、頭がどうにかなりそうなほどに興奮が膨れ上がり、思考が霞みがかっていく。

「……先輩のおちんちんからも……んっ……エッチな匂い、たくさんしてます……エッチで、濃い……男の人の匂い。美味しそうな匂い……はぁ……♪」

 熱い吐息を吐き出し、じっと焦がれるような視線をペニスに注ぎ込むシノン。
 愛おしいモノを撫でるようにしなやかな指先が動き、肉棒を撫でさする。もどかしい快感がぞわぞわと背すじに伝っていく。

「先輩……わたし、加減できないかもしれないですけど……本当に、もらってもいいんですよね? 先輩の精液……」
「加減なんて、いいっつの。シノンが欲しいだけ、ちゃんとやるから………はやくしてくれ……興奮でどうにかなっちまう」
「……はい、分かりました」

 瞳を潤ませながら頷き、シノンはペニスに顔を近づける。そしてパンパンに腫れ上がった亀頭に舌を伸ばす。

「んっ、んちゅ……れろぅ……♪」

 ねとりと生温かい感触がペニスに伝わる。
 突き出された舌の先から大量の唾液が零れ、肉棒へと垂れ落ちていく。血管の浮かびあがったペニスはあっという間にシノンのヨダレでドロドロになってしまう。

「はぁ……んっ、ふふ……♪ 先輩のおちんちん、ねとねとってして……すごくエッチになっちゃいました」
「シノン……くぅっ……」

 指を舐められていた時に覚えのある、やけに粘性の強いシノンの唾液。
 シノンはそれをまぶしつけるようにして、丁寧に肉棒へと塗りたくっていく。

「……はぁ……♪ ぬちゅ、ぬちゅ……って、イヤらしい音聞こえてる……♪ これで、準備できましたね……先輩♪」

 甘い声色を持ってシノンが囁く。
 普段とは違いあまりにエッチなシノンの様子に、和人が何か感想を言おうとしたその時だった。

「はぁ、ぁあ……ッ!?」

 突然に身体がまるで発火したように瞬間的に熱を持ち、下半身がガクリと震える。
 血流が勢いを増す感覚が全身を襲い、すでに膨張していたペニスがさらに一回り大きくなった気すらした。

「あ、あつ……! なんだ、これ……ッ!?」

 ドクドクと高まっていく心臓の鼓動。
 身体の異常を訴える和人に、シノンは小悪魔のように笑いながら甘く囁く。

「……サキュバスの唾液は、二種類あるんです……普通のそれと、精を分けてくれる相手を悦ばせてあげるための唾液……今先輩にあげたのは性欲の促進と、性感の向上効果を持つ成分を含んだものです……どうですか? おちんちん、気持ちいいですか?」
「やばっ……ちんこ……めっちゃ熱い……」

 燃えるように、今にも爆発しそうなほど膨れ上がった和人の肉棒。
 シノンの指先が少し動くだけで、肉棒の表面を少しなぞるだけで、全身が震えるほどの快感をもたらしてくる。

「シノン……うぐっ……はぁ、はやく……射精させてくれ……ッ!」
「んっ、はい……それじゃあ……先輩、ちょっと強く動かしますね……」
「ああぁあぁあ……!」

 ぬちゅりと粘質な音を立てて、シノンの手がペニスを擦り上げる。
 軽く二度、三度と往復しただけ。たったそれだけで腰がビクンと跳ね、高圧電流を流されたように身体が震えあがる。

「あ、あぁ……ん、ぐぅっ!!」

 激しい快感に翻弄されながら和人は歯を食いしばって耐える。気を抜いたら一瞬で果ててしまいそうなほど気持ちいい。
 しかしシノンの手は容赦なく肉棒を扱きたてる。

「……先輩のおちんちん、ぬるぬるってして……すごくイヤらしい……んっ……♪」

 きゅっと握り込んだシノンの指先が、亀頭から根元までを大きなストロークで滑っていく。一気に股間から全身に甘い痺れが広がっていった。

「やばッ……シノン、それ……やばいッ!」
「はぁ……先輩……はぁ♪ とろとろってっ……エッチなお汁、もうこんなに出てきました……んぁ……気持ちいいですかぁ~♪」

 和人が感じているのが嬉しいのか、シノンは頬を火照らせながら笑みを浮かべる。

「あぁ……♪ 美味しそうな匂い……もっと、たくさんください、先輩……はぁっ♪」
「ちょ、ちょっと待って……ぐ、うぁぁっ!」

 先ほどよりも強めの力でペニスを握り込まれ、和人は思わず情けない悲鳴のような声を漏らしてしまう。
 あまりの快感に陰茎の根元付近の筋肉が小刻みに痙攣を始める。
 それがまさに射精の予兆であると悟った時には遅かった。慌てて下半身に力を込めても、湧き上がってくる熱い衝動を抑えきれない。

「おちんちん、ぷくって大きくなった……ん、はぁ……ふふっ、気持ちいいんですね……はぁっ……もっと、してあげますね……♪」

 シノンの手がペニスの上を先端へ向かい滑った時だった──。
 扱き上げられる快感と共に、尿道の中を熱い塊がかけ上がっていく。
 びゅぶっ! びゅくびゅくっ! どびゅぅぅぅっ!!

「ん、あぁ……♪ あっ、はぁ……やったぁ……♪ 先輩の、射精(で)て……ん、ひゃあっ、手の中で、びくびくって動いてる……♪」
「ぐう~~~ッ、はぁ、あぁっ!!」

 唐突に決壊した快感に、頭が真っ白に塗りつぶされる。
 意思に反して痙攣を起こした和人の身体。ペニスが脈打ち、勢いよく白濁液が溢れ出していく。

「はぁ、あぁ……♪ エッチな匂い、たくさん……んっ……手の中に、びゅくびゅくってぇ……♪ すごい……まだ射精てる……先輩の精液、どろどろって出てくるぅ♪」

 あっという間に吐きだされた和人の精子を、手のひらで受け止めていくシノン。
 熱くなった頭でそれを眺め、呆然と身体を震わせるばかりだった。

「はぁあ……手の中、先輩の熱いのでいっぱい……さっきわたしの中に、こんなに射精されちゃってたんだ……」

 シノンは手のひらの上に溜めたザーメンを見つめながら、恍惚とした表情を浮かべて熱い吐息をもらす。
 そんなシノンを見ていると、射精したばかりなのに股間の疼きはおさまるどころか激しくなっていく。

「……今のシノン。めっちゃエロい……」
「多分、これが本当のわたしなんです……はぁ……♪ イヤらしいなことが大好きな、エッチな子なんです……んっ、だから、先輩……」

 シノンはしなを作るように腰をくねらせ、発情した瞳で和人に見つめる。

「わたしに命令してください……わたし、先輩のためにエッチなこと……なんでもしますから……♪ お願いします……♪」

 煩悩をくすぐる甘い声色でシノンが語りかけてくる。
 ペニスがびくりと反応する。早くまたシノンに気持ちよくしてもらいたい。そのことしか考えられず、無意識のうちに勝手に口が動いていた。

「……シノン。また、そのまま……動かしてくれ……」
「はいっ……はぁ、んっ……♪」

 ぬるりとした感触と共に、シノンの手が膨張した屹立の上を撫でていく。

「はぁッ、あぁ……うぅ、ぐぅ……ッ!」
「ん、あぁっ……♪ おちんちん、精液で滑って……にちゅにちゅって、すごくエッチな音、してる……♪ 先輩、速く動かしても大丈夫ですか?」
「あぁ……だい、じょうぶ……」
「じゃあ、たくさん動かしますよ……んっ♪」

 ぐちゅぐちゅっと音を立て、シノンは手コキのペースを上げていく。
 射精後で鋭敏になったペニスを再び甘美な刺激が包み込み、脳ミソが溶けそうなほどの強烈な快感をもたらしていく。

「あぁ……あ、く……シノン……」
「あっ♪ だめ、先輩……逃げないでください……んっ……そんなに腰引いたらっ……おちんちん、いい子いい子できないじゃないですか……♪」
「いやそれ……刺激、強すぎて……」

 まるで舌なめずりをするように悪戯っぽく笑い、逃げられないようにしっかりと肉棒を握りしめるシノン。
 エッチなことを恥ずかしがっていた普段の姿とあまりにギャップがありすぎる。でもそれが余計に興奮を煽る。

「我慢してください、先輩……ん、はぁ……♪ 先輩が言ったんですよ……たくさん、わたしに精液たくさんくれるって……はぁ♪」
「あぁ、ああぁあ……ッ!」

 ぎゅっとペニスを強く握られ、擦るペースが速まっていく。激しい動きに比例して股間を襲う快感は増していく一方だった。
 しばらくするとガクガクと腰が震え始める。視界がちかちかする感覚と、腰の奥にある疼きが再び肥大化していくのを感じた。

「はっ、はぁ……んっ、先輩……気持ちいいですか、先輩……♪」
「ああッ……それ、やばい……またすぐ射精しそう!」
「いいですよっ……いくらでも、わたしの手の中に……ん、はぁ……♪ どぴゅどぴゅって、精液……たくさん、ください♪」

 亀頭を手のひらで擦り上げ、シノンは別の手で陰茎への刺激を続けていく。
 全身を愛撫されるような快感が射精欲をかき立てる。おかげで根元あたりまで上がってきたドロドロとした塊が、出口を求めて暴れ始める。

「シノン、ハァ……もうッ……」
「はい、んっ……はい、いいですよ……♪ 射精して……先輩、たくさん……射精してください……ん、はぁ……♪」

 シノンも息を荒らげながら射精を催促してくる。ペニスを扱く手の動きもどんどん勢いを増していき、ついに我慢は限界を迎える。

「くッ、シノン……射精(で)るっ!!」

 再び視界が白く霞み、股間の奥から湧き上がる熱い衝動に身をゆだねる。

「んっ、はぁ、はぁ……んんぅ……!! きゃっ……あっ、は、あぁぁ……♪」

 ドク、ドクドクドク……! ドプッ、ドクドクぅぅぅっ!!

「んっ、はぁ、先輩の……またいっぱい、射精(で)てぇ……♪ んっ、はぁ……♪ あんなにたくさん射精したのにぃ……まだこんなに、んっ……!」
「ぐ……はぁ、あぁ……!」

 腰が抜けそうなほどの強烈な快感。眩暈すら覚え、全身を絶頂感に支配される。
 二度目の射精だというのに、肉棒は激しく身震いを繰り返し、大量の精液をぶちまけていく。

「濃い精液、手の中でぷるぷるってしてる……はぁ、すごく美味しそうな匂い……♪」

 感嘆のため息をついて、シノンはじっと和人の射精を手のひらで受け止めていた。

「……んっ……♪ まだ、止まらない……♪ はあっ、はぁ……んっ、あぁ……♪」

 ビクビクと脈打つ和人のペニスを緩くさすりあげ、さらなる射精を促すようにしなやかな指先を動かし続ける。
 和人は身体を硬直させながら、凄まじい絶頂間に酔いしれていた。

「……たくさん射精(で)ちゃいましたね、先輩……♪」

 やがて、長い絶頂の末に、優しい声色が耳をくすぐる。

「気持ちよかった……ですか?」
「はぁっはぁ……ああ……そりゃ、意識が飛びそうな程度に……」

 身体中の生気を搾り取られたかのような感覚に襲われ、ぐったりとする和人。
 そんな恋人の姿を見つめ、興奮からか熱い息を漏らしながらシノンは言う。

「それは……よかったです……♪」
「なぁ……これ、手の中に出しちまったけど……これで補充できるのか……?」
「いえ……精を補充するには、ちゃんと体内に入れなきゃいけないですから……ふふ♪ だから、こうして……んっ♪」

 悪戯っぽく笑うと、シノンは肉棒に張りつく精液を指ですくい取る。そして──。

「あむ……ん、じゅる、ちゅるるるぅ……♪」

 べっとりと精液に塗れた手を口元へ運び、そして舌を動かしながら白濁液をすすり上げるシノン。その舌使いが妙にエロくて、また股間が熱くなってしまう。

「んくっ、ん……はぁ♪ じゅぅ、せんふぁいの、精子……おいし……んっ♪ ん、はぁ……ん、くちゅ、んっ……♪」

 手ですくった精子をちゅるちゅると口に含み、味わうように咀嚼していく。

「くちゅ、んっ……はぁ、ねっとりして……喉に纏わりついてきてぇ……んぅ……♪ クセになりそうな、味……ん、ちゅる、くちゅぅ……」

 美味しそうに口元を動かし、味を楽しむように口の中で転がしている。
 くちゅくちゅと唾液と混ぜ合わせる音と共に咀嚼を繰り返し、そして、ごくりとソレを嚥下する。

「はぁ。はぁ……全部、飲んじゃいました……先輩……♪」
「あ、ああ。うん、ええと……」

 シノンの口元へ僅かに残った白濁液が、とろりと伝う。
 その官能的な光景を内心ドギマギとしながら和人は問いかける。

「……美味しかった?」
「えへへ……はい♪」

 嬉しそうに微笑み、こっちを見つめてくるシノン。
 そこに切羽詰まったような色はすでになく、どうやら本当に、今の『食事』で発作は収まったようだった。

「……先輩?」
「ああ、いや……その、今のシノン、すげぇエロくってさ……なんかドキッとした」
「あ、改めて言われると……その……なんか、ちょっとだけ恥ずかしいです」

 シノンは、むず痒そうに身悶えて、そっぽを向くように視線を逸らす。

「一番いいのは……やっぱり、直接もらうのがいいみたいですけど……その……お腹の中に……アレを……はい……」

 そして頬を赤らめながら、ぽつりとそんなことを言う。
 しかしすぐにこちらに向き直り、ワザとらしく明るい声で話しかけてくる。

「でも、経口摂取でも大丈夫なんです。やっぱり先輩からもらうと全然楽になります、身体がすごく軽い!」

 気を遣わせまいとするシノンに合わせて、和人も冗談ぽく笑う。

「つまり、膣内射精のが効率いいけどフェラ抜きごっくんでも栄養取れるってこと?」
「わっ、わざわざぼかしてたのにっ! なんでそういうこと外で言っちゃうんですかっ……ほんとに先輩は、もうッ……!!」

 ぶつぶつと文句を言いながら口を尖らせるシノン。
 さっきはまるで別人みたいだったのに、今ではすっかりいつもの調子だ。

「まあまあ。お詫びに今度は俺がシノンを気持ちよくしてあげるよ」
「……え? 先輩が、ですか……?」
「うん。嫌か?」
「そ、そんなことはないですけど……ええ、はい……」

 みるみるうちに頬が赤くなり、急にモジモジとしだすシノン。
 そんな可愛い姿を見せられると、こっちも興奮してくる。ついでにちょっとした悪戯心も湧き上がり、思わず和人はニヤけてしまう。

「じゃあさ……ちょっと準備して欲しいことがあるんだけど……」
「準備、ですか……? はい、必要でしたら……」

 期待に目を輝かせるシノンに、和人はさっき思いついたプレイの説明を始める。



 それからしばらく時間が経った──。
 “準備”を終えたシノンはベッドに手をつき、恥ずかしそうにヒップを突き出していた。

「……はっ、あぁ……ンっ……」

 落ち着かないとでも言いたげに、もぞりとお尻を揺らして吐息を漏らすシノン。
 ショーツも脱がされて恥ずかしい部分が丸見えになってる体勢だから、そんな風にしたってこっちからは誘っているようにしか見えない。

「……あ、あんまり……ん、じっと見ないでください……この格好、流石に……恥ずかしすぎる、から……」
「みたいだな。シノンのエッチな穴、どっちもヒクヒク動いちゃってるし」
「……うっ、あぁ~~~っ」

 こちらから表情はよく見えないが、かなりの羞恥心を覚えているようだ。お尻まで真っ赤に染まってしまっている。
 この様子では顔なんてゆでダコみたいになっていることだろう。

「あ、あの……ほんとに……しちゃうんですか、その……あっちの方で……」
「ああ、もちろん。言っただろ、シノンを色々気持ちよくしてあげるって。それよりちゃんと準備してきた?」
「……ん……は、はい……さっき、トイレで……でも……これは……」
「大丈夫だって、俺に任せとけって」

 不安げな表情を浮かべるシノンをなだめて、和人は傍に用意してあったローションのボトルを手に取る。
 そのまま中身を少量手に取り、シノンのお尻付近にそれを塗りたくっていった。

「……ひゃうっ……」
「ちょっと冷たいかもしれないけど、我慢な」
「……は、はい……んっ……ふぅ……」

 なるべくイヤらしい動きを意識して、ぬるぬるとローションを塗り拡げていく。
 その手つきに反応して、ぴくぴくと震えるシノンの身体。それはくすぐったさからか、それとも快感からかは分からないが、恥ずかしそうに腰をくねらせている。

「……それでさ、シノン……今日は『コッチの穴』を気持ちよくしてあげるって言われてさ、どんな気分だった?」

 シノンの反応を見ながら、アナルの周りをなぞっていく。指で窄まりの周辺を撫でられるたびに、シノンは腰をビクつかせて荒い呼吸を繰り返していた。
 セックスはできないけど、シノンを気持ちよくさせたい。先日はオナニーの見せ合いをしたから次はと考えたら、思いついたのがこれだった。

「……そ、それはぁ……んッ……はっ、あぁっ……どんな気分って……」
「なんか思っただろ? 恥ずかしいとか、驚いたとか……興奮したとか……」

 グリっと。少し強めの力で、アナルの中心に指を押しつける。

「あぁッ……は、恥ずかしいとは、思ってます……驚きましたし、それに……」
「……それに?」
「それに……ちょっと、興奮、しました……」
「へぇ~、ちょっとね~」
「あぁ、はぁ……、んっ……♪」

 尻穴の方から秘部の上に指を滑らせる。
 すると、くちゅりと湿った水音が聞こえてきた。

「こんな濡らしてるクセに、よく言うな」
「くぁ、はぁ……やぁっ、せんぱ、い……っ♪」
「まあ、いいや。んじゃシノン、指入れるけど、ちゃんと力抜けよ? 力みすぎると痛いっていうし。こっちもゆっくりしていくからさ」
「はぁっ……はっ……はい……」

 和人はゆっくりと、押し当てた指に力を込めていく。アナルの緊張をほぐすように、ローションに濡れた指先で、丹念にしわを伸ばすように押し込む。

「あ、あぁ……はぁ……あっ……♪」
「ほら、シノン。もっと力抜いて……」
「そんなことっ……言ったって、あぁ……」

 甘い息を吐き出しながら、シノンの身体がふるふると震える。だけど徐々に、徐々にと押し広がっていくシノンのお尻の穴は和人の指を呑み込んでいく。

「はぁッ♪ 先輩の、ゆび……入ってきてぇ……ンンっ……」

 切なげに鼻を鳴らしているシノンのアナルに、つぷりと指の先が沈み込む。
 異物感を確かめるように、指をきゅうと締めつけてくるアヌスの感触になんとも言えない興奮を覚える。

「どうだ、シノン。どんな感じ?」
「……はぁっ……恥ずかしい、です……お、お尻に……こんなッ……あぁっ……」
「みたいだな。俺の指、押し返そうとしてぎゅうぎゅう締めつけてくる」

 腸内にローションを塗りたくるように、指先で浅い抽送を繰り返していく。
 ちょっと指を引き抜くたびに肉づきのいいお尻がふるりと震える。指を挿入するより、引き抜くときの方がいい反応をする。膣とは違う感触と反応に興奮は昂ぶっていく。

「だいぶ、入り口はほぐれてきたみたいだな」
「つっ、はぁ……はっ、はぁ……♪」
「……よし。じゃあ、もうちょっと奥に……」

 第一関節くらいで止めていたが、今度はさらに深くまで指先を挿入する。

「くぁ、んっ……んぅ~~~っ!」

 指先がじわじわとアナルの中に沈んでいくと、シノンはツラそうにうめき声を上げる。
 奥に進んでいくと抵抗を感じるが、ヒクヒクと動きながら指を飲み込んでいくシノンのアヌス。
 生温かい直腸の感触が指先から伝い、和人はごくりと喉を鳴らした。やがて指の奥までが腸内に収まると、手の動きを止めてシノンの反応を窺ってみる。

「あぁ、あぁ……せんぱいの指……全部、入っちゃってる、ううぅ……」
「シノンのお尻のナカ、すげぇイヤらしい……どうだシノン。これ、どんな感じだ?」
「……ふっ、あぁ……ちょっと、変な感じで……んっ……お尻に力入れると、入ってるなーって、分かる感じというか……」
「んー、いまいちエロくない感想だなー」

 本来、性的快感を得る器官ではないので、初心者がいきなり感じるのは難しいかもしれない。でもシノンも痛がったり、嫌がっているわけではないので愛撫を続ける。

「はぁっ……!? んっ、あぁ……っ♪」

 直腸の壁をグリッと押し込んでやると、シノンはぴんと背すじを張って抵抗を示す。
 同時にくねりと尻尾が揺れる。その動きが快感を示すものだと、和人は知っている。
 やはりお尻の穴でも感じる素質があったようだ。

「や、だめ……今ゆび、折り曲げちゃ……あぁ……♪」
「……ん? これ、気持ちいいのか?」
「ち、ちが……ひゃん……っ! わ、分かんな……んっ、ああぁう……っ♪」
「……気持ちいいみたいだな。愛液、さっきよりたくさん溢れてきた」
「あっ、あぁ、やめ……ひゃあっ……せんぱ、んっ……♪」

 小刻みに指を動かして、腸内を押し広げるように刺激を続けていく。
 次第にシノンの声に混じる艶が濃くなっていくのを感じ取る。

「ほら……もっと感じていいぞ、シノン。これは、お前の為にやってることなんだから……今日もウチ、誰もいないし。いくらでも感じてる声出していいから」
「あ、あぁっ……んっ、はぁっ! ん、んっ……♪ はぁ、せんぱ……んっ、だめ……なんか、変な感じ……ぁ、んんぅ……っ♪」

 くちゅくちゅくちゅと腸液とローションが混ざり合って、淫猥な水音を立てる。
 そのイヤらしい音を聞きながら、切なげな吐息と共に快感を訴えてくるシノン。どうやらもう感じ始めているようだ。

「どうだ。いいか、これ」
「は、はい、あぁ……はぃ……」
「じゃあ、もっと続けてやる。ほら……」
「はぁ~~~っ♪ あぁ……はぁあ、はぁ……!?」

 さらなる快感を与えようと、少しずつ強く手を動かしていく。

「あ、あぁ……っ、お尻……へんな感じ……お腹の中、熱くなってぇ♪ あっ、ああ……や、そんなに動かしたら……だめ……っ♪」

 指を出しては入れ、出しては入れを断続的に繰り返す。腸内をごりごりと擦っていく感触が手に伝わってくる。











「……どんな感じするんだよ。ほら、自分の口で教えてくれって」
「んっ、あぁ……♪ な、中が……擦れてぇ……ん、はぁ……♪ からだびくってしちゃって、お尻、エッチになっちゃうからぁ……あん、はぁンっ♪」

 シノンのアナルが、ちゅぷちゅぷと音を立てながら和人の指を飲み込んでは吐き出してを繰り返す。
 お尻で感じることに恥じらいつつ快感を訴えるシノンの声に、和人の興奮がますます高まっていく。指を前後させる速度を上げて、ほぐれてきた直腸内をかき回す。

「ならっ……もっと感じさせてやる!」
「はぁ~~~ッ、ああぁ、やっ……そんな、激しくしちゃ……やぁ……あぁっ♪」

 シノンは甘ったるい声を上げて腰をうねらせる。腸内もギュウギュウと収縮し、和人の指にしゃぶりつく。

「はぁあ……つぅっ……せんぱい……あぁ、なんか……きちゃう……」
「イキそうなのか……?」
「わかんなっ……はぁ、あぁぁっ、だめ……グリグリって、擦っちゃ、あぁ……っ♪」

 指を出し入れして、シノンの腸壁を擦り上げていく。
 段々と増していく抽送のペースに合わせて、断続的に息を吐き出していくシノン。
 太ももをビクビクと震わせ、その痙攣が小刻みなものに変化していく。

「あぁ……やっ、あっ……お尻のなか、はぁ、だめ……そこ、だめぇ……っ♪ 感じすぎて、変になっちゃうぅっ……ン、んんっ……!」
「お……?」

 甘い吐息をもらしながら喘ぐシノン。感じすぎて人間の姿を保っていられなくなったらしく、翼と尻尾が生えたサキュバスの姿になる。

「そんなにアナル感じるんだ?」
「だ、だってぇ……こんなの……あっあっ……ンっ、ふぅ……ダメですってばぁ……♪」

 頭を振り乱し、尻尾をふるふるとくねらせ、シノンは快感を訴える。
 高鳴る心臓の鼓動に合わせて、和人は愛撫の動きを速めていく。

「だめ、せんぱ……きちゃ、へんなの、きちゃ……やっ、あぁあ……♪」
「……いいぞシノン、イけ……ほらッ!」
「あぁ、うぅ……あっ、やっ……あぁああ……っ!!」

 指先をくの字に曲げて、激しく指をピストンさせる。腸液をかき出されるような動きにシノンは背中を大きく仰け反らせ──絶叫した。

「はっ、あぁっ……んんぅ~~~~っ!!」

 シノンはガクガクと身体を震わせ、背すじをピンと反らし盛大に果てる。アナルは食いちぎらんばかりの勢いで和人の指を締め上げてきた。

「あ、ああぁ……ああぁあ……! んっ、はぁ……あぁ、んんぅ~~……っ!」

 膣口から大量に湧き出した愛液が、太ももを伝って床へと垂れ落ちる。
 一気に濃厚な性の香りが強くなる。
 シノンが一つ痙攣をするたびに、愛液がとぽとぽと溢れては零れていく。

「はぁ、ああぁ……イってっ……わたし、お尻で……イっちゃってぇ……あぁあ……♪」

 何度も全身をビクつかせ、シノンは絶頂の快感に浸りきっている。
 熱い腸壁が絡みついてくる感触を楽しみながら、和人はアナルアクメに達したシノンを見つめていた。

「んくっ……はぁ、はあぁ……♪ はぁ……はあっ……はぁ……♪」
「……どうだ、気持ちよかったか?」

 しばらくすると、シノンはぐったりとベッドに沈む。
 まだ荒い呼吸を繰り返しているが、快楽の波は少しおさまってきたようだ。

「……はっ、はぁ……あ……は、い……ぃ♪」
「初めてお尻の中かき回されて、こんなすぐイッちゃうなんてな……やっぱシノンは、俺が思ってた通りにエッチな女の子みたいで安心した。いや、思ってた以上に、か?」
「はあっ……は、あぁ……♪ そんなこと……言わないで、くださいぃ……♪」

 羞恥のあまりベッドに顔を埋めたまま、未知の快感に酔いしれているシノン。
 あまりに淫らな彼女の様子に、和人の興奮もまた高まっている。

「……ほら、大丈夫か? てかさ、俺もまたこんなになっちゃったんだけど……」

 再び硬く勃起した肉棒を取り出すと、シノンは言葉を返す余裕もないほど体力を消耗したのか、ただこくりと小さく頷き、ゆっくりと近づいてくる。

「はぁっ……はぁ、はあ……はい、ん……今……行きますから、先輩……♪」
「ああ、好きなだけしゃぶっていいよ」
「はい……♪ いっぱい……いっぱい先輩の……飲ませてください♪」

 気だるそうに身体を起こしたが、嬉しそうに股間に顔を埋めてくるシノン。
 そして愛しげに肉棒をそっと両手で包み込み、先端にしゃぶりついた。












この続きは、ぷちぱら文庫『彼女が異種族だった場合。~文芸部の真面目な後輩サキュバス~』でお楽しみください!!
(C)MISORA KANZAKI/Casket
パラダイム
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