デリヘルごっこで小悪魔妹に廃課金したら処女をもらえて更生できました
2025年9月22日
wnその他
著:橘トラ
画:高苗京鈴

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女性不信になった引きこもりの兄に
自分のカラダを売り込むことでお小遣いゲットしつつ
兄ラブな一線を超えちゃう美少女妹の極秘計画!!
「はぁ、はぁっ……♪ やだ、ぁ、また気持ちいいのきて……ぁ、あ♪ 寧音、今、イっちゃってるんだぁ」
 拓海の肩に頭を乗せた寧音は、未だに耳元で切なげな息を漏らしている。静脈が透けるほどの白い肌は赤く火照り、汗がじんわりと浮かんでいた。
(俺、寧音を……イカせちゃったのか?)
 そんな妹の痴態に拓海の心臓がばくばくと脈打つ。
 まだ自慰も知らない小悪魔妹に絶頂を覚えさせてしまったのだ。強烈な牡欲と背徳感に煽られた下半身は熱く滾り、肉棒は今や服の中で痛くなるくらいに張り詰めていた。
 しかし、この昂りをどうすれば―。
「えへへ、お兄ちゃんのおちんちん、すごい硬くなってるね?」
 いつの間にか我に返ったのか、寧音が彼の顔を覗き込んできていた。絶頂の余韻の残る汗ばんだ顔は熱っぽく、どこか大人びた視線が彼の思考を読むようにじっと見つめていたかと思うと。
「ね、今度は寧音がお兄ちゃんを気持ちよくしてあげよっか」
「…………いいよ、そんなことっ」
 あけすけな言葉にもごもご答える拓海。すぐに突っぱねることができなかったのは、心のどこかでは妹から言い出してくれるだろう、という打算があったからだ。自身の浅ましさに顔が赤くなるが、下半身は今やぐつぐつと煮えたぎるほどに脈動している。
 そしてそんな打算は当然見抜かれるわけで。
「んー、お兄ちゃんはさっきどんなこと考えてひとりでしてたのかなぁ」
 可愛らしく小首を傾げる寧音は何か思案していたかと思うと、得心したように目を細める。
「もしかして、お口でしてほしいのかな?」
「……っ」
 図星を突かれ息を呑む拓海。まさかそんなことまで見抜いてしまうとは――。
「えへへっ、正解♪」
 そんな兄の反応に計算高い笑みを浮かべる小悪魔が、可愛らしく首をかしげる。
「じゃ、寧音が何欲しいか、もうわかるよね?」
 ここまで見抜かれて言い訳をしても仕方ない。そんな諦めとともに欲望に屈した拓海は恐る恐る切り出すのだった。
「……おいくらでしょうか」

 そして―。
「男の人のってこんなになるんだ……」
 拓海の足元に膝を突いた寧音は、兄が引きずり出したソレを緊張した面持ちで握る。が、すぐに興味津々な手つきに変わった。
「ふんふん……こんな硬くなるんだ、血管が浮き出してどくどくしてるし……あったかくて、先っぽぱんぱんになってる……」
(うぅ、何だこれ……めちゃくちゃ恥ずかしいっ)
 異性、それも妹に局部を見られる羞恥に顔が熱くなる。が、興奮はそれ以上だ。何しろ今まで様々な妄想を巡らせていた妹が本当に自分のモノを握ってくれるのだから。その視線だけで射精してもおかしくないくらいだ。
「それに、ちょっとグロいし……寧音、こんなのが擦られてたの知らないでパンツ履いてたんだ……」
「ご、ごめん……」
 妹に詫びながらも拓海の切迫感は募るばかりだ。早く妹の口に入りたい。その感触を味わいたい。焦れきった肉棒は寧音の手の中で苛立ったようにひくついていた。と、胸いっぱいに兄の匂いを吸い込んだ寧音が、急に訝しげな表情になる。
「……お兄ちゃん、お風呂ちゃんと入ってる? すごい匂いするんだけど……」
「えーと、確か昨日の朝……」
 実際はおとといだが、こんなことになるなんて考えてもいなかった。
 言葉を濁す彼を寧音はうろんげな目でじとっと見上げてくる。
「えー? じゃあ、やっぱやめよっかなぁ、そんなの口に入れるの嫌だし」
「そんな……っ」
 自分でも情けない声になってしまうのがわかった。ここまできてしてもらえないなんて。











 が、不機嫌な表情から一転、寧音はいたずらっぽい笑みを浮かべると。
「なんて、うーそ♪ お兄ちゃんのおちんちんなら全然いーよっ……ちゅっ」
 ぱんぱんに張りつめた亀頭に躊躇なく口をつけた。
「ん、ちゅっ、っちゅぅ、えへへ……ちゅっ、こうかな?」
「うぁっ? ぁ、ひっ」
 妹の唇が亀頭に触れるだけで妙な声が出てしまう。
 が、そんな兄の肉棒に寧音は構わずキスを浴びせてくる。亀頭だけでなく、先端の割れ口、カリ首、竿の裏……。そっと唇を押しつけては軽く吸い上げ、丁寧に口愛撫を続けた。
「ちゅっ、ちゅうぅぅ……このへんとか、このへんも、ん……すごい男のひとの匂いして……っちゅ、ちょっとどきどきしちゃうかも♪ ちゅぅ」
(寧音が、寧音が本当に俺のチンポに口つけてる……っ)
 やはり恥ずかしいのだろう。羞恥に染まった赤い顔も、伏し目がちな睫毛も、時折探るように見上げてくる瞳も……。性感そのものはむずむずする程度でも、妹が唇をつけてくれる姿だけでもたまらないものがあったが。
「寧音、こんなこと、どこで覚えてきたんだっ?」
「べつにひらないよぉ、でも、こうひたら喜んでくれると思って……ちゅっ、お兄ちゃんは幸せものらよ? 寧音、まだ誰ともキスしてないんだから」
「なっ、ぅぅ、こいつ―」
 何の知識もないまま兄を挑発し、口奉仕の真似事をしているのだ。しかも、まだキスも知らない口で。あまりにませているのに、無知なギャップに拓海の肉棒は熱く滾り、びきっ、と張り詰める。先端からもじわりと粘液が染み出した。
「ぁ、お兄ちゃんの先っぽ、お汁出てきた……男のひとも気持ちいいと、ちゅっ、お汁出てきちゃうんだ、んふふ、これ、舐めてあげるともっといいのかな?」
 ちろりと舌を出した寧音は、そのまま兄の先端に這わせ始める。唾液にぬめる粒々の粘膜が様々な部分をちろちろ舐め上げ、こね回した。


この続きは、9月26日から配信(FANZA先行)のぷちぱら文庫Digital『デリヘルごっこで小悪魔妹に廃課金したら処女をもらえて更生できました』でお楽しみください!!
(C)橘トラ / 高苗京鈴