敏感巨乳美少女ツンふわ癒らしマッサージ
2019年11月18日
オトナ文庫
著:神崎美宙
画:H+O
原作:アトリエかぐやCheshire Cat
11月29日発売のオトナ文庫『敏感巨乳美少女ツンふわ癒らしマッサージ』のお試し版です!



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伸び悩む巨乳美少女アスリートを
快楽責めでHにほぐせば身も心も絶好調♪









「はっ……んぅ……ぬるぬる、きたぁ……はぁぁぁ……」

 身体にまぶされたオイルの感触に、金髪の美少女がうっとりとため息を漏らす。
 日本人離れした巨乳にくびれた腰と、存在感たっぷりのヒップ。ハーフ娘の身体が艶めかしく揺らめき、まるで性行為を誘っているようだった。
 しかし桐生猛はその姿に劣情を催すこともなく、自分の指先の感覚に意識を集中させていた。

「まずは身体の状態を確認していくぞ」

 猛はスポーツトレーナーである。オイルのついた手で、ゆっくり患者の全身を撫で、筋肉の状態を確認していく。オイルが間に入ることで、より敏感に筋肉の状態を確認できる。

「うん……あ、んふ……」

 撫でるだけでなく、ときに軽く押し、揉み、筋肉の状態を見ていく。全身を撫でられ、少女は甘ったるい声を上げる。
 まるで愛撫をされているかのような艶っぽい声だった。しかし猛は眉ひとつ動かさず、彼女に話しかける。

「……リオ」
「う、うん? なに、センセー。怖い声出して」

 一糸まとわぬ姿でベッドの上で四つんばいになり、こちらに向かって尻を高く突き出していた結城リオ。怒られると思ったのか、猛の声にビクッと肩を震わせる。

「臀部周辺の筋肉のストレッチが足りていないぞ。少し強張りが感じられる……ケアしにくい場所だが、丁寧に手入れをしろと指導したはずだぞ?」
「ご、ごめんなさい……多分、飛行機で座りっぱなしだったのもあるかも……」
「いや、一日酷使した程度で出てくる強張りではないな。普段の手入れ不足だ。他の箇所は概ね問題ないから……今日は臀部を集中的にほぐしていくぞ」

 猛はかつての教え子であるリオの全身にオイルを塗り広げていく。自分と別れてから、身体のケアをあまりしていなかったらしい。
 ストレッチはしっかりしろと教えたはずなのにと、猛はため息を漏らす。

「うん、お願いします」

 指摘を真摯に受け止めてお願いしてくる。その素直な様子に頷き返しながら、手に力をこめ、ゆっくりと臀部のマッサージを始めた。

「っく……っは……っふ……んぅ……」

 まずは、尻肉の表面をほぐしていく。いきなり奥深くの筋肉をほぐしたりはしない。
 表面から順にほぐしていくことで、身体への負担が少なく、確実に深いところまでほぐしていける。
 尻肉に指を軽く食い込ませると、リオの吐息に少しずつ熱がこもっていく。

「ん……ひぅ……ふっ……はぁあ……セン……セ……気持ちいい……よぉ……」

 久しぶりの施術だが、リオはすぐに猛に全てをゆだねていた。
 その信頼感を心地よく感じながら、さらにオイルを追加して、尻周辺の温度を上げるように揉み込んでいく。
 なにせリオは猛にまた指導してもらうため、わざわざ猛が勤めている学園へ編入してきたのだ。スポーツトレーナーとして数々の選手をサポートしてきたが、ここまで自分を求めてくれる教え子は初めてだ。施術をする手にも自然と力が入る。











「はっ、ふぅ……っ! んんぅ……オイル、また……んぁ……お尻、熱く……」

 尻肉がほぐれて熱を帯びてきた。
 血のめぐりがよくなって、敏感になってきているのだろう。漏れ出る声にも甘さが滲み出てきた。マッサージが上手くいっている証拠だ。
 そしてここからが、猛の領分である。
 敏感になった尻を、的確に──快感を与えるように、揉みこんでいく。

「んぅっ! はぁ、うぁ……んぅ……ああ……っき、たぁ……センセーの、すごいの……お尻、すごい……ふわ、ふわ、してぇ……腰までぇ……んんぁあ……っ!?」

 もう余計な言葉はかけず、リオにはただ快感を味わってもらう。
 先ほどまでの筋肉をほぐすような撫で方ではなく、明らかに性的な刺激を与える手つきへ変化していく。
 これが猛が独自に完成させたマッサージだ。快感によって、本来のマッサージでは届かない筋肉の深いところまでリラックスさせ、内側から余計な強張りを解消していく。
 筋肉繊維一本一本を、自立したものにしていくように、丁寧にほぐし、刺激する。

「ねぇ、センセー……もっとぉ……もっと、強いの……欲しい……奥から……身体の、内側もぉ……ほぐしてぇ……」

 身体に走る快感に、我慢が利かなくなってきたのだろう。秘所から愛液を滴らせながら、リオはとろけた口調でねだってくる。
 たしかにそろそろちょうどいいタイミングだ。

「わかった。膣内もほぐすぞ」

 垂れ落ちる愛液をすくい取り、指に馴染ませる。浮かないように軽くリオの腰を押さえながら、ゆっくり膣内に指を挿入していく。

「んふ、んぅうう……っ! センセ、の、ゆびぃ……ひさしぶりぃ……自分のと、違って、太くてぇ……いいとこに、きてぇ……ふぁあっ!」

 今までの指導ですっかり開発されたリオの膣内は、指二本くらいなら簡単にのみこむ。
 膣内は既に十分に濡れ、ほぐれているが、さらに快感を与え脱力させていく。

「あ、うぁあ……すごい、センセ、すごい、よぉ……っ! リオの、ナカ、どんどん、気持ちよくって……こん、なのぉ……すぐ、イっちゃ、んふぅ……っ!」

 膣から溢れてきた蜜がくちゅくちゅとイヤらしい音を立てて、指先に絡みついてきた。
 彼女の反応に懐かしさを感じながら、猛は膣穴をほじる指の動きを加速させる。

「我慢はしなくていい。俺に全て任せて……感じられるものを、全て感じろ」
「わか、ってるぅ……けど、久しぶり、だからぁ……センセー、にぃ、いっぱい、してほしいからぁ……んふぁ……っ!」
「そんな心配はしなくていい。リオには明日頑張ってもらわなきゃいけないからな……今日は満足するまで、付き合ってやる。だから、遠慮なくイけ……」
「んひぅっ……っ! びん、かんな、とこ……そんなぁ、いっきにぃい……」

 知り尽くしたリオの膣内の弱点を、的確に刺激して絶頂へと導いていく。
 大量に溢れ出る愛液から、メスの匂いが立ち上る。男を刺激する匂いに腰がムズつくが、猛はそれを無視して指先の感触に神経を集中させた。
 最高の快感を与えて、彼女を絶頂させるために。

「ひぅうう……っ! ふぁあ、あ、も、だめぇ……いく、よ……センセ、からだ、じゅう、全部、きもちよくってぇ……んく、んっ……ふぁああっ!?」

 顔を埋めたシーツを握り締め、リオはビクビク腰を震わせる。激しく収縮する膣から愛液が止め処なく溢れてきて、絶頂が近いことを教えてくれた。

「いく、イック、センセーっ……いく、んく……んんぅううーっ!」

 膣壁が指先を締め付けながら震え、リオがついに絶頂を迎える。強烈な快感で筋肉が緩んだ証拠だろう。股間からは透明な潮が吹き出していた。
 そんな彼女の姿を見ていると、初めて指でイカせたときはもらしてたことを思い出す。

「はぁっ、ふぅ……せん、せぇっ……最高、すぎぃ……指で、こんなぁ……自分じゃ、絶対、こんなの、無理ぃ……ひぅんぅうう……っ!」

 さらなる刺激を求めて、膣壁が指先に吸いついてくる。それに対して猛は軽く指をくねらせ、愛撫を返しながらリオに注意しておく。

「自分じゃできないからって、身体の調整の手を抜いていいわけじゃないからな?」
「ふぁあ……っん、はぁい……わかってる、からぁ……んふぅっ……敏感なのぉ……かき回しちゃあ……っ! あっふ……くひぅ、んぅうっ!」

 少し強めに膣内をかき混ぜると、リオは再び絶頂をきめる。それを見ながら、ゆっくりと膣内から指を引き抜いた。

「あふ……センセの、いじわるぅ……んんぅ……」
「身体に覚えさせたほうがいいだろう? お前は根が少し甘い性格してるからな」
「そりゃ、先生に体に覚えさせられたら忘れないけどぉ……スパルタ~……」

 立て続けに指でイかされたリオは、息を荒らげながらぐったりしていた。

「なんとでも言え、リオのためだ」
「……えへへ、知ってる。ありがと。けどぉ、センセーのせいで、私のオマンコ物足りなくなっちゃった……満足させてくれるんだよね、センセー……」

 リオはすっかり発情した顔でこちらを見つめてくる。

「イったばかりのわりに元気だな。なら、上にこい」

 リオと入れ替わりに猛がベッドに寝転んだ。するとリオが股間に跨ってきて、いそいそとペニスを取り出そうとする。
 しかし嬉しそうだったリオの表情は、すぐに不満げなものになった。

「……むー、センセーのチンポおっきくなってなーい」

 猛は勃起させる必要がないときは、意識的に勃起しないようにしている。
 不必要に勃起していたら、教え子への信頼を失う。マッサージの目的が性行為と思われるのは心外だからだ。
 だが、若く魅力的な女を前に興奮していないわけではない。
 その証拠に意識を切り替えると、すぐさまリオへの興奮でペニスは硬くそそり立った。

「あは……おっきくなった……」
「魅力的な教え子だからな。我慢するほうも大変だ」
「私のことは我慢しないで襲ってもいいのに」
「指導以上の関係を持つ気はない」
「ぶーぶー」

 わざとらしい口調で不満を露わにするリオだが、これは言い寄ってきた生徒全員に言っていることだ。
 それをリオもわかっているので、すぐに引き下がる。

「ま、いいけどね。センセー、優しくしてって言えば優しくしてくれるし。一日でいいから恋人になってって言ったら本当になってくれたこともあったし」
「本当に弱っていたからな、あのときは。メンタル維持も俺の仕事だ」
「ホントにそれだけ? 純粋に優しくしようとか、そういう気持ちは?」

 エッチするのも久しぶりなせいか、今日のリオはやたらと絡んでくる。

「……まぁ。多少はある。大事な教え子が落ち込んでいるから、元気づけようっていう気持ちくらいはな」
「んふふ~、だよね!」

 満足げな笑みを浮かべるリオ。誘導尋問に引っかかったようで、こっちはなんとも言えない気になるが、リオのような可愛い子に好かれて悪い気はしない。

「まったく……セックスしないなら、もう止めるぞ?」
「ああっ、待って待って! する、したいからっ! やっぱりセンセーとのエッチが一番効くもんね……」

 リオはいそいそと猛の股間に跨ってきた。

「じゃ……挿れるね……? んっ……はぁ……あぁん……」

 リオはペニスを優しく掴むと、膣口に擦りつけ、愛液をペニスに馴染ませる。ぬるぬると、たっぷりの愛液で濡れた陰唇が吸いついてくる感触が心地いい。

「んぁっ、はぁ……んぅ……ほらぁ……センセーの、指で……いっぱい感じて、ぐちょぐちょだよ……わかる……?」

 目で確認しなくても亀頭に密着する粘膜の感じから、十分すぎるほど濡れているのが伝わってくる。しかもイヤらしい水音まで聞こえてくるせいで、余計に淫らな雰囲気があたりを包み、興奮を煽られてしまう。

「相変わらず敏感だな」
「センセーが私のこと、エッチにしたんでしょ? センセーに指導されるまで、オナニーも知らなかったんだからぁ……」

 あくまでも調整の延長線上で行った行為だが、確かにリオの初めての相手は猛だ。
 トラブルを避けるため、それ以上の感情を持たないように心がけている。ただこうやってわざわざ自分を追いかけてきたリオが特別な存在なのは間違いない。

「センセーのせいで、敏感になっちゃったのぉ……んっ、んんぅ……胸も、お尻も……オマンコ……もぉ……!」

 リオの身体で猛が触れていない場所などない。隅々までマッサージをして筋肉だけでなく、脂肪の付き具合、肌の張りまで全て把握している。
 そんなふうに性感を開発した張本人を目の前に我慢の限界といった様子のリオ。飼い主に飛びつく子犬のような勢いで腰を沈め、一気に膣内へ肉棒を押し込む。

「ひゃうううっ! あ、ああっ……センセぇ……の……はいって、くるぅ……」

 ぴったりとペニスに吸いつく膣壁の感触に、背すじにぞくりと快感が走った。このすっかり膣肉がほぐれ、猛のペニス専用の形になってしまったリオの膣穴。
 懐かしさと純粋な心地よさとが混ざり合い、股間には甘い痺れが広がっていく。

「んぁぁ……ふぁあ……太いの、ナカにぃ……あはぁ……すっごぃい……」

 一方、リオは久しぶりに膣内で感じるペニスの快感に発情してしまったらしく、早速腰を上下させ始める。











「センセ、の、久しぶりぃ……っオマンコ、よろこんでぇ……んふぁあ……!」

 ペニスの形や硬さを確かめるように、膣ヒダを絡み付かせながらゆっくりと腰を揺らめかせる。根元から先端に向かってペニスが扱かれ、射精欲を刺激してきた。
 普通の恋人同士のセックスなら、このまま気持ちよく果ててしまってもいいだろう。
 しかし、こっちも調整の続きがある。楽しんでばかりもいられない。

「そのまま腰、動かしていろ。俺は他のところを少し調整しよう……」
「あふっ……センっ、せぇ……身体、なで……んく、なんか、久しぶりだと、ちょっとくすぐったい……ひぁぁう……」

 腰を動かし続けるリオの身体へ、さわさわとくすぐるように手を這わせる。
 もちろん、筋肉から余計な力を抜かせてリラックスさせるためだ。それに、セックスの間にこうして全身の愛撫を行うことで、快感が高まってストレスも軽減される。
 その効果はすぐに表れ、腰を動かすリオの口から漏れ出る声は、ますます甘いものへ変化していった。

「か、らだぁ……熱いぃ……センセーの、手ぇ、魔法みたいぃ……撫でられた、とこぉ……熱くなってぇ……ぽかぽか、ふわふわ、してぇ……ひぅ、ふぁああ……」

 全身を愛撫される快感に後押しされて、リオの膣内が強くペニスを締め付けてくる。
 精液を求めてうねる膣壁のおかげで、絶え間なく快感が股間を刺激し続けていた。

「オマンコも、びんっ、かんにぃ……んんぅ、うぅんっ……!」

 最初から飛ばし気味のリオは激しく腰を上下させ、ハーフ娘らしく遠慮のない嬌声を響かせる。
 感じているおかげで強張っていた腰回りの筋肉もほぐれてきた。そして彼女の興奮を表すように腰遣いも勢いを増していく。精を搾り取ろうとするメスの腰つきだった。
 だが、まだ堪える。
 射精するにはまだ、リオの感じ方が足りない。
 猛が気持ちよく射精することではなく、リオの身体の調整が目的なのだ。ひとりで気持ちよくなっても仕方がない。

「いい、調子だ、リオ……久しぶりだが……敏感さは変わっていないな……」
「だってぇ……私の、初めての……チンポだもん……私の、ことぉ、何度もきもちよくしてぇ……! 離れられなく、したん、だからぁ……わすれない、よぉ……っ!」

 リオは艶っぽい吐息をもらしながら、大人びた顔に笑みを浮かべる。猛のチンポを膣奥に咥え込み、すっかりご機嫌のようだ。

「今までリオみたいに、別の国まで追いかけてくるようなことはなかったんだが……」
「んはぁ、んんぅう……! わたしは、特別だもん……特別、センセーの、ことぉ、好きで、忘れられないからぁ……だから、センセーも、私のことぉ……」

 トレーナーと教え子という関係をはるかに超えた情愛をリオから感じる。ずっと前から当然彼女の気持ちには気づいていた。しかし彼女をひとりの女性として扱うことはない。
 恋仲になってしまうと、どうしても私情が入る。それはこの仕事に対する猛の矜持を傷つけるものだ。
 だから、あくまでもトレーナーとして、リオに最高のマッサージを施してやる。

「責任もって、面倒みるさ……っ!」

 腰遣いに合わせて跳ねていた、リオの大きな乳房に触れた。滑らかな輪郭を優しくなぞり、それから手のひらで軽く押しつぶすように揉む。
 硬くなった乳首を手のひらの中央で軽く擦ってやると、リオの身体がびくりと跳ねる。

「む、ねぇ、そんなにぃ……あひぅ、うぅ……く、んふぅうっ!」
「リオは胸が大きくて、肩周辺の筋肉も疲れが溜まっているからな……このあたりも、しっかりと……っ!」
「うぁンっ……胸の、よこ、だめぇ……せ、なかぁ、ぞわぞわ、しちゃ、んっ……」

 猛はリオの大きな乳房を持ち上げながら、脇と乳房の間くらいの位置を指先で軽く揉んで刺激していく。さらに、首や、肩にも、優しく手を這わすとハーフ娘の目は理性が蕩けて、とろんとしてくる。

「気持ち、いいっ……もぉ、ぜんぶ、きもちよくってぇ……あっひぅ、ふぁあ……!」

 全身の筋肉が時折ぴくぴくと痙攣して、最高に敏感な状態に仕上がっていくのがわかった。
 ある種のトランス状態になったリオは、膣内の一番敏感な部分をこすりつけ、ペニスを刺激し続ける。

「んぁぁ、ふぁっ……あ、センセ、も、イきたいぃ……センセーの、チンポでぇ……リオ、オマンコ、気持ちよくなるのぉ……っ!」

 挿入したときからずっと感じまくっていたので、さすがに限界だったようだ。リオは声を裏返らせながら、絶頂が迫っていることを訴えてくる。

「いいぞ、このまま最高の状態で……イカせてやる……俺も、合わせるからなっ!」
「あひぅっ! ひぅぁああーっ!?」

 リオの腰遣いに合わせて、猛も小刻みに腰を浮かせて更なる刺激を加える。僅かな変化だが、敏感になっているリオには大きな刺激だ。
 嬌声を漏らし、膣壁を細かく痙攣させ、リオは一気に絶頂へと上り詰めていく。

「セン、っせぇ……ひぁぅ、あん……ちょう、だぁい、センセーの、熱いのぉ……!」

 猛も射精を意識した腰使いになり、リオもそれを感じ取ったようだ。息を荒らげながら、必死に中出しをせがんでくる。

「なかぁ……ナカでぇ……! 熱いの、感じて、イキたいぃぃ……っ!」
「ああっ、中で出すから……いいぞ、イケっ!」

 股間の奥からこみ上げてくる射精欲に身をゆだね、猛はひたすら腰を突き上げる。

「んはっ、ふぁ、ああっ……いく、いくぅう……あうぁ、くる、奥、くるぅう……チンポ、くる、気持ちいいの、おくでぇ……んんぁああーっ!」

 リオの昂ぶりに猛もこらえきれず、発射する寸前、子宮口へ亀頭を叩きつけた。

「あひぅうっ! んっ、ひぅんぅうぁあーっ!?」

 びゅぶっ! びゅるるっ! どく、どぴゅっ……びゅぶぶぅぅぅっ!
 次の瞬間──ふたり同時に絶頂に達した。
 強烈な快感が背すじを突き抜けて、尿道から精液を押し出す。思わず少し気を緩めてしまうが、リオのほうはそれ以上に放心したような様子だった。

「あ、あはぁ……あつ、いのぉ……きたぁあ……んっ、くひぅん……おくで、せんせぇの、はじけてぇ、しみこんでぇ……んぁ、オマンコ、とけるぅ……ひぅんぅ……」

 膣内に精液が打ちこまれるたび、リオは体を震わせ何度も絶頂の快感に打ち震える。
 射精の勢いが弱まってくると、名残惜しそうに弾力のある尻を擦り付けてきたが、それ以上求めてくる様子はなかった。

「んふぁ……はぁあ……センセー……気持ち、よかったぁ……身体が全部センセーのチンポで満たされてぇ……んぁあ……しあわせぇ……」

 とろけた声を上げて甘えるように猛の身体に手を這わせるリオ。そんな姿が愛おしくて、猛も教え子を軽く抱き寄せてその肌を撫でた。
 それから、リオのやる気を引き出す言葉をかけていく。ピロートークもモチベーションを上げるために重要だからだ。

「可愛かったぞ、リオ。それに、俺も気持ちよかった。もう少しこのままでいようか……マッサージの続きをしなきゃいけないが……」
「やーだー……まだセンセーと繋がってたい……」
「……ああ。俺もだ。だからもう少しだけな」
「うん。えへへ……センセー、好きぃ……んぅ……はぁ……」

 指導中は常に厳しい猛が優しい言葉をかけてくれる。それがとても嬉しいらしく、リオは子猫のように身体を擦りつけて甘えてくる。
 その火照った肌を撫でて、こっそりと微調整を施しておく。
 これで、明日は万全の状態で試合に臨めるだろう。試合のときが、楽しみだ──。





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(C)MISORA KANZAKI/Atelier KAGUYA