イイナリ姉色
~お姉ちゃんさえいればいい!~
2019年4月18日
オトナ文庫
著:蝦沼ミナミ
画:ねたろぅ
原作:INTERHEART
彼女を鳴かせるやりかたは、拓哉の指がはっきりと覚えている。人差し指をつばで濡らし、結花の下腹へ。指先に触れた大陰唇のぷくぷくした感触を割り開き、その中の小孔に触れる。
「やだっ……触らないで……指、入れないでっ……」
唾液をまぶした人差し指が、膣口をぬちりと押し拡げ、結花の内部に侵入する。
最初は第一関節まで。そこを指先でこじってやると、指の動きを追いかけるようにして、結花も腰をもじつかせる。
「やめてっ……あ、くう、あっ……あっ、んんっ……!?」
簡単だな、と改めて思う。
柏木結花は、女としても優等生だ。美人だし、プロポーションも最高だし、身体の中だってとびきり敏感だ。だから自分のようなクズに触られたって、すぐに感じて甘い声で鳴き始めてしまう。
「昨日より、すんなり入っちゃったね。一本じゃ足りないかな?」
そのほぐれ始めた穴に、今度は中指も突き入れる。
「やぅっ……無理っ……そんなにっ……」
「大丈夫だよ。ここは本当は、ペニスが入る穴なんだから。指二本ぐらい余裕でしょ?」
二本の指に膣粘膜が吸いつき、強い圧迫を感じる。
その締め付けに逆らい、数度ばかり指を前後させる。
硬い膣内が、じんわりと湿っている。その液で滑らせるようにして抽挿を繰り返すと、少し、少しずつ、彼女の内部が潤みを増していくのがわかった。
「ほら、やっぱり大丈夫だった。中も濡れてきてるでしょ?」
「やああぁっ、違うっ……そ、そんなこと、ないっ……!」
恥じらいの言葉とは裏腹に、ぬちゅっ、にちゅっ、と淫らな汁音が響く。
この上なく敏感な肉体だった。ぢゅぽぢゅぽと指を前後させるたび、膣奥から熱い汁がとめどなくあふれ出る。さらには手首をひねったり、膣内で二本指を閉じたり開いたり……そんなふうに刺激してやるたび、結花は鳴き、悶え、淫汁を垂れ流す。
なにをしても敵わなかった姉が、自分の指先で隠しようもない痴態を晒している。
その暗い昂揚が、拓哉を衝き動かしていた。
やめなさい、ばかなことしないで、今止めたら許してあげるから……懸命な訴えも、今は嗜虐の快感をかき立てるばかり。結花の哀れな鳴き声を聞いていると、もっと、もっと心地よい声で鳴かせたくなってしまう。
「男のペニスの太さって、指三本分くらいかな。このまま、処女も奪っちゃおうか?」
「や、やだ……いやっ……」
今や拓哉は、彼女のすべてを支配していた。
結花の身体は正直すぎる。口ではどんなにいやがっても、身体はまちがいなく喜んでいる。彼女の反応を見ていると、それがはっきりと見て取れるのだ。今の拓哉はなんだってできる。彼女を濡らすことも、あえがせることも、痛めつけることも。
「ひゃ、あ、あぁ、んぅあああぁっ!?」
それに、潮を噴きながらイき狂わせることだって。
差し込んだ二本指を膣内で曲げ、仔猫ののどをくすぐるような手付きで内壁を刺激してやる。次の瞬間、結花の両膝がガクガクと揺れた。と同時に、ぷぢゅっ、と飛び出した淫液が床に転々と水玉模様を作る。
「そらみろ。お姉ちゃんを思い通りにするぐらい、簡単なんだ!」
拓哉の指が、彼女の弱点を覚えている。膣口から数センチ入った膣道の天井部分。
そこにほかとは違う、ざらついた場所がある。
いわゆる、Gスポットというやつだ。
ここが彼女の弱点であることは確認済みだ。指の腹で軽く押し込むように撫でてやると、それだけで結花は甘鳴きを止められなくなる。
「あうっ……やっ、あぁっ……あっ、くぅ、うんっ……!」
激しくする必要はない。
敏感な場所に指の腹を押し当て、軽く刺激してやるだけ。
すると彼女は拓哉の指の動きを何十倍にも拡大したかのように、ビクビクと身体を波打たせる。肩をにじらせ、背骨をくねらせ、腰を蠢かせるのだ。そんなふうに身をよじりながら、ビュッ、ビュッ、ビュルッ、と断続的に潮を飛び散らせる。スイッチひとつでどうにでもなる生きた放水器となって、部屋中に牝臭さを撒き散らすのだ。
「やだ……やだ……なんで、こんなふうになっちゃうのっ……おもらし、いやっ……」
真っ赤に茹で上げられた美貌を歪めながら、結花が喘ぐ。羞恥に眉を歪める。硬く眉を寄せながら、ビュルッ、と牝潮を噴き出す。潮噴きを終えた彼女は安堵に表情を弛め??だがその弛みきったところを愛撫され、また羞恥心で眉を歪める。
数秒おきに繰り返される、緊張と弛緩のループ。その螺旋がひと巡りするたびに、結花の肌は赤みを増し、全身の痙攣はなお激しく、声音はなお切迫してゆく。
「くふっ……は、あうっ……ん、あぁあぁっ……!?」
ビクン、と結花の腰が跳ねた。
キュウウウッ、と激しく収縮した膣内が、拓哉の指を喰い締める。
内ももがピクピクと震え、ビュッ、ビュッ、ビュビュッ、ビュルルッ、と大量に噴き出した汁が空中にきらめくアーチを描く。
「ほら、簡単にイっちゃった」
彼女の膣内が激しく蠢いているのを感じる。
きっとこれも、愛撫絶頂のなごりなのだろう。しばらくするとその蠢動も収まり、膣肉がしどけなく弛んでゆく。激しくイかされて余計な力が抜けたのだろうか、差し込んだ二本指を拡げてVの字を作り、弛んだ肉圧を押し退けグニグニとかきまわしてやる。
「はぁ……ああ、あぅ……んんっ……」
その刺激に、結花はか細いあえぎ声を返してくる。まるで張りのない、まさしく「漏れ出ている」といったふうのだらしない牝声。
「最低よ……あんた、どこまで腐ってるの……」
「へえ? まだ意地を張れるんだ?」
普段は苛立つ上から目線も、今は気にならない。それどころか、愉快な気分にさえなってくる。
「なら、おっぱいもおまんこも丸出しで、好きなだけお説教していればいいよ」
この続きは、4月26日発売のオトナ文庫『イイナリ姉色 ~お姉ちゃんさえいればいい!~』でお楽しみください!!
(C)Minami Ebinuma / INTERHEART
「やだっ……触らないで……指、入れないでっ……」
唾液をまぶした人差し指が、膣口をぬちりと押し拡げ、結花の内部に侵入する。
最初は第一関節まで。そこを指先でこじってやると、指の動きを追いかけるようにして、結花も腰をもじつかせる。
「やめてっ……あ、くう、あっ……あっ、んんっ……!?」
簡単だな、と改めて思う。
柏木結花は、女としても優等生だ。美人だし、プロポーションも最高だし、身体の中だってとびきり敏感だ。だから自分のようなクズに触られたって、すぐに感じて甘い声で鳴き始めてしまう。
「昨日より、すんなり入っちゃったね。一本じゃ足りないかな?」
そのほぐれ始めた穴に、今度は中指も突き入れる。
「やぅっ……無理っ……そんなにっ……」
「大丈夫だよ。ここは本当は、ペニスが入る穴なんだから。指二本ぐらい余裕でしょ?」
二本の指に膣粘膜が吸いつき、強い圧迫を感じる。
その締め付けに逆らい、数度ばかり指を前後させる。
硬い膣内が、じんわりと湿っている。その液で滑らせるようにして抽挿を繰り返すと、少し、少しずつ、彼女の内部が潤みを増していくのがわかった。
「ほら、やっぱり大丈夫だった。中も濡れてきてるでしょ?」
「やああぁっ、違うっ……そ、そんなこと、ないっ……!」
恥じらいの言葉とは裏腹に、ぬちゅっ、にちゅっ、と淫らな汁音が響く。
この上なく敏感な肉体だった。ぢゅぽぢゅぽと指を前後させるたび、膣奥から熱い汁がとめどなくあふれ出る。さらには手首をひねったり、膣内で二本指を閉じたり開いたり……そんなふうに刺激してやるたび、結花は鳴き、悶え、淫汁を垂れ流す。
なにをしても敵わなかった姉が、自分の指先で隠しようもない痴態を晒している。
その暗い昂揚が、拓哉を衝き動かしていた。
やめなさい、ばかなことしないで、今止めたら許してあげるから……懸命な訴えも、今は嗜虐の快感をかき立てるばかり。結花の哀れな鳴き声を聞いていると、もっと、もっと心地よい声で鳴かせたくなってしまう。
「男のペニスの太さって、指三本分くらいかな。このまま、処女も奪っちゃおうか?」
「や、やだ……いやっ……」
今や拓哉は、彼女のすべてを支配していた。
結花の身体は正直すぎる。口ではどんなにいやがっても、身体はまちがいなく喜んでいる。彼女の反応を見ていると、それがはっきりと見て取れるのだ。今の拓哉はなんだってできる。彼女を濡らすことも、あえがせることも、痛めつけることも。
「ひゃ、あ、あぁ、んぅあああぁっ!?」
それに、潮を噴きながらイき狂わせることだって。
差し込んだ二本指を膣内で曲げ、仔猫ののどをくすぐるような手付きで内壁を刺激してやる。次の瞬間、結花の両膝がガクガクと揺れた。と同時に、ぷぢゅっ、と飛び出した淫液が床に転々と水玉模様を作る。
「そらみろ。お姉ちゃんを思い通りにするぐらい、簡単なんだ!」
拓哉の指が、彼女の弱点を覚えている。膣口から数センチ入った膣道の天井部分。
そこにほかとは違う、ざらついた場所がある。
いわゆる、Gスポットというやつだ。
ここが彼女の弱点であることは確認済みだ。指の腹で軽く押し込むように撫でてやると、それだけで結花は甘鳴きを止められなくなる。
「あうっ……やっ、あぁっ……あっ、くぅ、うんっ……!」
激しくする必要はない。
敏感な場所に指の腹を押し当て、軽く刺激してやるだけ。
すると彼女は拓哉の指の動きを何十倍にも拡大したかのように、ビクビクと身体を波打たせる。肩をにじらせ、背骨をくねらせ、腰を蠢かせるのだ。そんなふうに身をよじりながら、ビュッ、ビュッ、ビュルッ、と断続的に潮を飛び散らせる。スイッチひとつでどうにでもなる生きた放水器となって、部屋中に牝臭さを撒き散らすのだ。
「やだ……やだ……なんで、こんなふうになっちゃうのっ……おもらし、いやっ……」
真っ赤に茹で上げられた美貌を歪めながら、結花が喘ぐ。羞恥に眉を歪める。硬く眉を寄せながら、ビュルッ、と牝潮を噴き出す。潮噴きを終えた彼女は安堵に表情を弛め??だがその弛みきったところを愛撫され、また羞恥心で眉を歪める。
数秒おきに繰り返される、緊張と弛緩のループ。その螺旋がひと巡りするたびに、結花の肌は赤みを増し、全身の痙攣はなお激しく、声音はなお切迫してゆく。
「くふっ……は、あうっ……ん、あぁあぁっ……!?」
ビクン、と結花の腰が跳ねた。
キュウウウッ、と激しく収縮した膣内が、拓哉の指を喰い締める。
内ももがピクピクと震え、ビュッ、ビュッ、ビュビュッ、ビュルルッ、と大量に噴き出した汁が空中にきらめくアーチを描く。
「ほら、簡単にイっちゃった」
彼女の膣内が激しく蠢いているのを感じる。
きっとこれも、愛撫絶頂のなごりなのだろう。しばらくするとその蠢動も収まり、膣肉がしどけなく弛んでゆく。激しくイかされて余計な力が抜けたのだろうか、差し込んだ二本指を拡げてVの字を作り、弛んだ肉圧を押し退けグニグニとかきまわしてやる。
「はぁ……ああ、あぅ……んんっ……」
その刺激に、結花はか細いあえぎ声を返してくる。まるで張りのない、まさしく「漏れ出ている」といったふうのだらしない牝声。
「最低よ……あんた、どこまで腐ってるの……」
「へえ? まだ意地を張れるんだ?」
普段は苛立つ上から目線も、今は気にならない。それどころか、愉快な気分にさえなってくる。
「なら、おっぱいもおまんこも丸出しで、好きなだけお説教していればいいよ」
この続きは、4月26日発売のオトナ文庫『イイナリ姉色 ~お姉ちゃんさえいればいい!~』でお楽しみください!!
(C)Minami Ebinuma / INTERHEART