ヒトヅマサイミンカウンセリング
2019年1月30日
オトナ文庫
著:神崎美宙
画:saxasa/PAZMA/如月なな
原作:INTERHEART glossy
「あの……これも、治療なんですか……? 恥ずかしくて、もう爆発しそうです……」
治療用の椅子に座り、両足を大きく開く格好をさせられ、心海は顔を真っ赤にして身もだえしている。
「今から簡単なストレッチをしましょう。セックスをするときに欠かせない運動です。心海さんはどうしてもネガティブになってしまう印象があるので、そこを改善するたのストレッチです」
心海が恥ずかしがっているのは当然わかっている。しかし正典はお構いなくマッサージを進め、彼女の太ももを撫でていく。
「身体中に巡る血流をよくして心海さんを快活な人に変え、いつでも旦那さんを受け入れられるようにしましょうね」
「だからって、夫以外に見られるとやっぱり……あまり見ないでくれませんか……?」
「大丈夫。僕なんかは男と認識しなくて大丈夫ですからね」
「無理です無理です……!」
正典と視線が合うと、心海の羞恥心は一気に増し、ムズムズと身体をくねらせて両手でなんとか隠そうとする。
「大丈夫だから、綺麗ですよ」
「綺麗だなんて……夫にも言われてないです。そんな言葉で私、気分よくするわけありません……」
「ほら、足を閉じようとしちゃダメ。見えなくなったら意味ないですから。僕はストレッチの補助をしますから……さあ、行きますよ?」
正典は心海の膝小僧に手を置くと、さらに開脚をさせていく。
「ちょっと足が動かしづらいですね。ショートパンツ脱がせちゃいますね」
「え……ちょっと待ってください!」
正典は何事もなかったかのように、心海のショートパンツを脱がした。そこを重点的に見ることはなく、ストレッチに集中しているふりを続ける。
そうでないと目の前の人妻は、恥ずかしさで全身が真っ赤になってしまいそうだ。
「はぅぅ、くっふぅ……恥ずかしい……股を広げるのは、血流に関係あるんですか……?」
「もちろんですよ。旦那さんのセックスを受け入れられるように、より大きく開脚できる必要はありますね」
「えっ、エッチって、そんな格好あるんですか? 全然、知らなかった、です……」
心海は驚いたように目を見開く。しかし恥ずかしそうに身体を捩り、必死に足を閉じようとしている。
「色々な体位も覚えておきましょうか。挿入されるペニスは同じでも体位で気分は変わりますから」
「こんな格好、見ないでください……ッ! 開脚だけだったら脱ぐ、必要なんて……」
「恥ずかしさも克服しないといけませんから」
「夫じゃない人に見られてるんですから、あっ、当たり前じゃないですか……ッ!」
心海は羞恥と抵抗感のせいで、必死に脚を閉じようとする。そんな彼女をなるべく優しい声でなだめながら、正典は開脚のストレッチを繰り返していく。
「さあ、想像してください。僕は心海さんの旦那さんです……今まさに、正常位でセックスをしてます。足を開かないとペニスは受け入れられません」
「はうぅぅ、うっ、んぅ、先生……ちょっと待ってください……! さっきから、膨らみが、あっ、当たってます……!」
セックスカウンセラーと言っても、やはりペニスを持ったひとりの男。勃起だけは隠せず、さりげなく押しつけていたらやはり気づかれていたようだ。
「どうですか? 僕のペニスは……大きさとか、硬さとか旦那さんと比べてどうですか?」
「比べてどうなるっていうんですかっ! あぅぅ……こんな、こっちは恥ずかしいのに」
「いえいえ、ペニスの大きさは重要ですよ? 勃起力ひとつでセックスは向上しますから。心海さんが魅惑的になれば旦那さんの勃起も向上しますから、恥じらいは捨ててどんどんいきましょう」
半ば強引に正典はマッサージを進めていく。羞恥のあまりに顔を真っ赤にしている心海の開脚運動を促しつつ、片手で自身のペニスを取り出してみる。
「きゃああっ! なっ、なにを取り出してるんですかぁっ!」
突然、目の前に突き出された肉棒を見て、心海が可愛らしい悲鳴を上げる。そんな反応が欲情を誘い、さらにそり返ったペニスをグイグイと心海のパンツ越しの割れ目に擦りつけていく。
「ううっ、い、いやらしい動き、やめてくださいっ! こんなストレッチ、あっ、頭おかしいです……!」
「全然おかしくありませんよ。ペニスの感触をもっと理解しないといけません……ちゃんと見ててくださいね。ペニスをよく意識してください」
ストレッチをしたままでペニスを延々と擦りつけていく。心海は不安そうにペニスを見つめ、入れられないかを警戒している。
「そんな押しつけないで……ううっ、入れたら、怒ります……っ! い、いいいいいくら、セックスカウンセラーでも、やっていいことと、悪いこと、ぐらいは……!」
心海の表情に少し恐怖の色が滲んでくる。怖がられてはせっかくの治療が台無しになってしまう。
正典は努めて穏やかな声で、心海を落ち着かせようと話しかける。
「僕はあなたの旦那さんです。想像力を働かせて、僕を僕として見ないでくださいね」
「そんな上手くできるわけありません……はぅぅっ」
恥ずかしそうに悶えて必死に股間を隠そうとする心海。このままではショーツにシミができてしまう、そんな不安で心海はペニスを押しのけようとした。
その結果、薄布越しに膣肉と肉棒がむちっと密着する。
「おっと……自分から押しつけるなんて積極的なんですね」
「押しつけたんじゃありませんっ! くふぅ、うぅ……食い込んじゃう……硬い……あっ、熱い、ので、これ以上は……不倫になっちゃ……ひゃふぅぅ……!」
心海は恥ずかしそうに下半身を捩っているが、本気で暴れたりはしない。戸惑いはあるものの、身体の反応を自覚し始めているようだ。
「感触を理解する余裕も出てきましたね。その調子でストレッチを続けましょう」
「だから、あまり押しつけないで……!」
ペニスから逃げようと腰を引く心海。しかし診察用の椅子の上ではすぐに逃げ場を失ってしまう。正典はそれを見て余裕をもって、ゆっくりと下半身を近づけていく。
「セックスには様々な種類がありますから、この程度で嘆いちゃいけません。さあ、どんどん行きますよ……ペニスに触れて血流をよくしていきましょう」
「じっ、直になんてダメですっ! 入っちゃったらどうするんですかぁっ!」
「大丈夫ですよ。僕を信じてください」
パンツをずらして直接擦りつけられるペニス。筋張った剛直が今現在、夫にしか触れることを許していないワレメに擦りつけられる。なにかのはずみで膣内に入ってしまったらどうしよう、夫に申し訳ない、そんな不安で心海の瞳が潤んでくる。
「あぁぁ……ちょっと、待ってぇぇ……! 嫌ぁ、匂いがついちゃいます……夫の以外で、こんなの嫌ですぅぅっ!」
「大丈夫ですよ、感情をもっとさらけ出してくださいね……ほら、イチ、ニ、イチ、ニ、セックスみたいにいっぱい擦りつけていきますよ」
太ももを撫でられ、熱くいきり勃った生ペニスを膣に擦りつけられている。どうすればいいのかわらかない──そんな感情を露わにする心海。ペニスがワレメに食い込んで睾丸が尻肉に触れると、いっそう恥ずかしそうに腰を震わせた。
「もう十分満足しました、から……いいです、今日はこれで……」
「それじゃあこのまま旦那さんに不倫をされてもいいんですか?」
「嫌ですっ! 不倫なんて……絶対嫌っ! でもぉっ、こんなのどうすればっ……もう、頭がグラグラしててなにがなんだかわかんないですっ!」
夫のことを口にした瞬間に不安や羞恥、罪悪感などが飽和し感情を抑えきれなくなり、軽くパニック状態になる心海。しかし身体は明らかに性的な刺激に反応しており、ますます彼女の頭を混乱させる。
それでも正典はワザとらしいほど冷静に振舞う。
「セックスになると緊張するタイプなんですか?」
「そ、それもありますけどぉっ! それより先生のおちんちんが恥ずかしいからに決まってますっ! いつまでおちんちん勃ってるんですかぁっ!」
ペニスから逃げようと腰を浮かせても、かえって正典の股間に快楽を生む。しかし真面目さを演出するセックスカウンセラーは、あくまでもストレッチに集中し続ける。
「正常位とバック以外を旦那さんに求められないんですか? ほら、体位を変えるときに旦那さんが変な動きをする瞬間とか、ないですか?」
「……仰向けに、なろうとしてることは多々……」
「騎乗位を求められてるみたいですね。じゃあ、頑張って開脚に慣れておきましょう」
「それとどう関係が……あうぅぅっ……」
正典があえて吐息を零しつつ、気持ちよさそうに腰を振る。心海はその様子を察知し、このままではスルッとペニスが入るのではと不安げな声を上げる。
「はぁ、はぁ……ストレッチだけ、もう、開脚だけします、から……お願い、です、おちんちんは……!」
「はーい、じゃあストレッチを加速させてどんどん血流よくしますよー」
言質を取ったとばかりに正典はストレッチを加速させ、反り返る肉棒を擦りつける腰の動きも荒々しくなっていく。
「ちなみにこれもれっきとした治療ですからね。恥じらいや発情で身体を上気させれば血流もよくなりますので」
「発情なんかしてませんよぉっ! 先生のおちんちんで発情したら、いっ、淫乱じゃないですかっ!」
「構えなくていいですから……さあ、激しくしていきますよ?」
正典は猛然と腰を振り、湧き上がってきた欲望の塊を放出する。
どびゅ! びゅっ、びゅぶぶっ! びゅるっ、びゅるぅっ!!
大量に吐き出されていく精液は、容赦なく心海の身体に降り注ぐ。肢体を夫以外の白濁液で汚され、涙目になる心海。
「先生……うぅぅ、これで治ったんですよね? 治ってないのに、こんな思いしたんじゃ……私、ただ辛いだけです……」
「旦那さんは、普段ゴムの中で射精ですか?」
「はい……だから中で果てても、ゴムの中なので、あの……かけられたのも、初めてで……こんなかけられたら匂いついちゃう……」
果てたばかりのペニスを延々と秘部に擦りつけていく。そして下着には精液だけでなく、内側からもシミが広がっている。心海も軽く達してしまったのか苦しげだ。
「まだ、おちんちんのこと……好きに、なれません……なんか……んぅぅ、匂いも、感触も……早く、どうにか、したいです……」
この続きは、2月13日発売のオトナ文庫『ヒトヅマサイミンカウンセリング』でお楽しみください!!
(C)MISORA KANZAKI / INTERHEART
治療用の椅子に座り、両足を大きく開く格好をさせられ、心海は顔を真っ赤にして身もだえしている。
「今から簡単なストレッチをしましょう。セックスをするときに欠かせない運動です。心海さんはどうしてもネガティブになってしまう印象があるので、そこを改善するたのストレッチです」
心海が恥ずかしがっているのは当然わかっている。しかし正典はお構いなくマッサージを進め、彼女の太ももを撫でていく。
「身体中に巡る血流をよくして心海さんを快活な人に変え、いつでも旦那さんを受け入れられるようにしましょうね」
「だからって、夫以外に見られるとやっぱり……あまり見ないでくれませんか……?」
「大丈夫。僕なんかは男と認識しなくて大丈夫ですからね」
「無理です無理です……!」
正典と視線が合うと、心海の羞恥心は一気に増し、ムズムズと身体をくねらせて両手でなんとか隠そうとする。
「大丈夫だから、綺麗ですよ」
「綺麗だなんて……夫にも言われてないです。そんな言葉で私、気分よくするわけありません……」
「ほら、足を閉じようとしちゃダメ。見えなくなったら意味ないですから。僕はストレッチの補助をしますから……さあ、行きますよ?」
正典は心海の膝小僧に手を置くと、さらに開脚をさせていく。
「ちょっと足が動かしづらいですね。ショートパンツ脱がせちゃいますね」
「え……ちょっと待ってください!」
正典は何事もなかったかのように、心海のショートパンツを脱がした。そこを重点的に見ることはなく、ストレッチに集中しているふりを続ける。
そうでないと目の前の人妻は、恥ずかしさで全身が真っ赤になってしまいそうだ。
「はぅぅ、くっふぅ……恥ずかしい……股を広げるのは、血流に関係あるんですか……?」
「もちろんですよ。旦那さんのセックスを受け入れられるように、より大きく開脚できる必要はありますね」
「えっ、エッチって、そんな格好あるんですか? 全然、知らなかった、です……」
心海は驚いたように目を見開く。しかし恥ずかしそうに身体を捩り、必死に足を閉じようとしている。
「色々な体位も覚えておきましょうか。挿入されるペニスは同じでも体位で気分は変わりますから」
「こんな格好、見ないでください……ッ! 開脚だけだったら脱ぐ、必要なんて……」
「恥ずかしさも克服しないといけませんから」
「夫じゃない人に見られてるんですから、あっ、当たり前じゃないですか……ッ!」
心海は羞恥と抵抗感のせいで、必死に脚を閉じようとする。そんな彼女をなるべく優しい声でなだめながら、正典は開脚のストレッチを繰り返していく。
「さあ、想像してください。僕は心海さんの旦那さんです……今まさに、正常位でセックスをしてます。足を開かないとペニスは受け入れられません」
「はうぅぅ、うっ、んぅ、先生……ちょっと待ってください……! さっきから、膨らみが、あっ、当たってます……!」
セックスカウンセラーと言っても、やはりペニスを持ったひとりの男。勃起だけは隠せず、さりげなく押しつけていたらやはり気づかれていたようだ。
「どうですか? 僕のペニスは……大きさとか、硬さとか旦那さんと比べてどうですか?」
「比べてどうなるっていうんですかっ! あぅぅ……こんな、こっちは恥ずかしいのに」
「いえいえ、ペニスの大きさは重要ですよ? 勃起力ひとつでセックスは向上しますから。心海さんが魅惑的になれば旦那さんの勃起も向上しますから、恥じらいは捨ててどんどんいきましょう」
半ば強引に正典はマッサージを進めていく。羞恥のあまりに顔を真っ赤にしている心海の開脚運動を促しつつ、片手で自身のペニスを取り出してみる。
「きゃああっ! なっ、なにを取り出してるんですかぁっ!」
突然、目の前に突き出された肉棒を見て、心海が可愛らしい悲鳴を上げる。そんな反応が欲情を誘い、さらにそり返ったペニスをグイグイと心海のパンツ越しの割れ目に擦りつけていく。
「ううっ、い、いやらしい動き、やめてくださいっ! こんなストレッチ、あっ、頭おかしいです……!」
「全然おかしくありませんよ。ペニスの感触をもっと理解しないといけません……ちゃんと見ててくださいね。ペニスをよく意識してください」
ストレッチをしたままでペニスを延々と擦りつけていく。心海は不安そうにペニスを見つめ、入れられないかを警戒している。
「そんな押しつけないで……ううっ、入れたら、怒ります……っ! い、いいいいいくら、セックスカウンセラーでも、やっていいことと、悪いこと、ぐらいは……!」
心海の表情に少し恐怖の色が滲んでくる。怖がられてはせっかくの治療が台無しになってしまう。
正典は努めて穏やかな声で、心海を落ち着かせようと話しかける。
「僕はあなたの旦那さんです。想像力を働かせて、僕を僕として見ないでくださいね」
「そんな上手くできるわけありません……はぅぅっ」
恥ずかしそうに悶えて必死に股間を隠そうとする心海。このままではショーツにシミができてしまう、そんな不安で心海はペニスを押しのけようとした。
その結果、薄布越しに膣肉と肉棒がむちっと密着する。
「おっと……自分から押しつけるなんて積極的なんですね」
「押しつけたんじゃありませんっ! くふぅ、うぅ……食い込んじゃう……硬い……あっ、熱い、ので、これ以上は……不倫になっちゃ……ひゃふぅぅ……!」
心海は恥ずかしそうに下半身を捩っているが、本気で暴れたりはしない。戸惑いはあるものの、身体の反応を自覚し始めているようだ。
「感触を理解する余裕も出てきましたね。その調子でストレッチを続けましょう」
「だから、あまり押しつけないで……!」
ペニスから逃げようと腰を引く心海。しかし診察用の椅子の上ではすぐに逃げ場を失ってしまう。正典はそれを見て余裕をもって、ゆっくりと下半身を近づけていく。
「セックスには様々な種類がありますから、この程度で嘆いちゃいけません。さあ、どんどん行きますよ……ペニスに触れて血流をよくしていきましょう」
「じっ、直になんてダメですっ! 入っちゃったらどうするんですかぁっ!」
「大丈夫ですよ。僕を信じてください」
パンツをずらして直接擦りつけられるペニス。筋張った剛直が今現在、夫にしか触れることを許していないワレメに擦りつけられる。なにかのはずみで膣内に入ってしまったらどうしよう、夫に申し訳ない、そんな不安で心海の瞳が潤んでくる。
「あぁぁ……ちょっと、待ってぇぇ……! 嫌ぁ、匂いがついちゃいます……夫の以外で、こんなの嫌ですぅぅっ!」
「大丈夫ですよ、感情をもっとさらけ出してくださいね……ほら、イチ、ニ、イチ、ニ、セックスみたいにいっぱい擦りつけていきますよ」
太ももを撫でられ、熱くいきり勃った生ペニスを膣に擦りつけられている。どうすればいいのかわらかない──そんな感情を露わにする心海。ペニスがワレメに食い込んで睾丸が尻肉に触れると、いっそう恥ずかしそうに腰を震わせた。
「もう十分満足しました、から……いいです、今日はこれで……」
「それじゃあこのまま旦那さんに不倫をされてもいいんですか?」
「嫌ですっ! 不倫なんて……絶対嫌っ! でもぉっ、こんなのどうすればっ……もう、頭がグラグラしててなにがなんだかわかんないですっ!」
夫のことを口にした瞬間に不安や羞恥、罪悪感などが飽和し感情を抑えきれなくなり、軽くパニック状態になる心海。しかし身体は明らかに性的な刺激に反応しており、ますます彼女の頭を混乱させる。
それでも正典はワザとらしいほど冷静に振舞う。
「セックスになると緊張するタイプなんですか?」
「そ、それもありますけどぉっ! それより先生のおちんちんが恥ずかしいからに決まってますっ! いつまでおちんちん勃ってるんですかぁっ!」
ペニスから逃げようと腰を浮かせても、かえって正典の股間に快楽を生む。しかし真面目さを演出するセックスカウンセラーは、あくまでもストレッチに集中し続ける。
「正常位とバック以外を旦那さんに求められないんですか? ほら、体位を変えるときに旦那さんが変な動きをする瞬間とか、ないですか?」
「……仰向けに、なろうとしてることは多々……」
「騎乗位を求められてるみたいですね。じゃあ、頑張って開脚に慣れておきましょう」
「それとどう関係が……あうぅぅっ……」
正典があえて吐息を零しつつ、気持ちよさそうに腰を振る。心海はその様子を察知し、このままではスルッとペニスが入るのではと不安げな声を上げる。
「はぁ、はぁ……ストレッチだけ、もう、開脚だけします、から……お願い、です、おちんちんは……!」
「はーい、じゃあストレッチを加速させてどんどん血流よくしますよー」
言質を取ったとばかりに正典はストレッチを加速させ、反り返る肉棒を擦りつける腰の動きも荒々しくなっていく。
「ちなみにこれもれっきとした治療ですからね。恥じらいや発情で身体を上気させれば血流もよくなりますので」
「発情なんかしてませんよぉっ! 先生のおちんちんで発情したら、いっ、淫乱じゃないですかっ!」
「構えなくていいですから……さあ、激しくしていきますよ?」
正典は猛然と腰を振り、湧き上がってきた欲望の塊を放出する。
どびゅ! びゅっ、びゅぶぶっ! びゅるっ、びゅるぅっ!!
大量に吐き出されていく精液は、容赦なく心海の身体に降り注ぐ。肢体を夫以外の白濁液で汚され、涙目になる心海。
「先生……うぅぅ、これで治ったんですよね? 治ってないのに、こんな思いしたんじゃ……私、ただ辛いだけです……」
「旦那さんは、普段ゴムの中で射精ですか?」
「はい……だから中で果てても、ゴムの中なので、あの……かけられたのも、初めてで……こんなかけられたら匂いついちゃう……」
果てたばかりのペニスを延々と秘部に擦りつけていく。そして下着には精液だけでなく、内側からもシミが広がっている。心海も軽く達してしまったのか苦しげだ。
「まだ、おちんちんのこと……好きに、なれません……なんか……んぅぅ、匂いも、感触も……早く、どうにか、したいです……」
この続きは、2月13日発売のオトナ文庫『ヒトヅマサイミンカウンセリング』でお楽しみください!!
(C)MISORA KANZAKI / INTERHEART