親友が気づかぬ内に彼女を寝取るボク
2018年12月19日
オトナ文庫
著:雑賀匡
画:深泥正
原作:Waffle
「や、やるぞ……美結ちゃんに挿れてやる……っ!」
かつて経験したことがないほどの興奮に包まれながら、浅ましく血管を浮かせた肉竿を握り、パンパンになった亀頭を彼女の割れ目に押しつけるが──。
「あれ……あれ……っ!?」
唾液と愛液に濡れた陰唇の上を、肉棒がぬるっと虚しく滑り続ける。
焦りを覚えながら何度か繰り返してみたが、初めての経験とあって、なかなかうまく挿入することができなかった。
「畜生……ここまできて、どうして……」
「んんっ、お、落ち着いて……」
無理やり腰を押し出そうとしたとき、美結がはっきりと意味のある言葉を口にした。
広志はドキリとして、思わず身体を硬直させる。
「大丈夫だから……んんっ、焦らないで……誠人くん……」
どうやら寝言のようだ。彼女はまだ眠ったままであり──おそらくは、夢の中で誠人とセックスをする夢でも見ているのだろう。
熱い興奮と欲望はそのままに、奇妙なほど酷薄な気持ちになる。
「そうだよ……もう美結ちゃんのオマンコは、誠人が使った後の中古品なんだ」
だから気を使う必要などない。
ひたすら自分が気持ちよくなることだけを考えればいい。
据え置きのオナホールだと思えばいいのだ。
広志はそう思い直し──改めて美結を攻撃するようなつもりで、ペニスの先端を濡れた膣穴へと食い込ませていった。
「んぐぅっ……うっ、うう……んぐぅ……」
「は、入った!」
それまでの苦労が嘘だったように、亀頭が陰裂に入り込んだ。
「なんだこれ……くっ、すごく気持ちいいっ!」
ヌメヌメとした熱い粘膜が亀頭を包み込んでくる。きつい感触は侵入を拒んでいるようだが、それが鮮烈な快感をもたらしてきた。
広志は夢中になって腰を突き出していく。
ズブズブと肉棒が膣内へと潜り込み、やがて根元まで美結の中へと収まった。
背すじがゾクゾクするほどの快感だった。まだ繋がっただけだというのに、そのまま射精してしまわなかったのが奇跡に思えるほどの心地よさだ。
思わず腰が震えてしまい、反射的に自らの股間に視線を落とす。
「え……?」
結合部から──赤い血が滲み出ていた。
「美結ちゃん、どうして……え? まだ処女……?」
「んぐぅう……んぅ……ふぅーッ」
視線を戻すと、美結は表情を歪めて苦しそうな息を漏らしていた。
「そんなまさか……いや、でもこれは……」
どんな事情があったのかは分からないが、彼女が処女であったことは間違いない。
この破瓜の血こそがなによりの証拠だ。
「そ、そうか! 誠人のヤツ、まだ美結ちゃんとセックスしてなかったのか!」
その事実に誠人は興奮した。
全身を駆け巡っていた熱い血が股間に集中し、ペニスがひとまわり大きくなっていく。
「やった……美結ちゃんの初めての相手は、誠人じゃなくてボクだ! ボクのチンポが、美結ちゃんのバージンを奪ったんだ!」
広志は有頂天になりながら、本能の赴くままに腰を使い始めた。
「うぐっ……あうぅ、いた……痛い……!」
美結の唇から寝言混じりに苦痛の声が漏れる。
あまり派手に動くと起こしてしまう。そう思いながらも、身体の内側から込み上げてくる興奮を抑えることができなかった。
膣穴に出入りする肉竿に愛液と血が絡みつき、テラテラと卑猥な光を反射させている。
熱く火照ったペニスと膣壁が擦れ合い、ますます熱を帯びていく。
その熱に浮かされ、快感に駆り立てられ──広志は腰を動かし続けた。
「んぐっ……痛い……んぁ、誠人くん……ッ」
「ふふふ、残念だったね、美結ちゃん。処女は誠人にあげたかったんだろうけど」
苦悶の表情を浮かべる彼女を見下ろしながら、広志は膣内の感触を堪能した。最初こそギクシャクしていた腰の動きも、次第にスムーズなものになってくる。
肉と肉のぶつかる音が、ソファの軋む音に重なりながらリズムを刻む。
単に広志が慣れてきたというだけではない。
美結の膣内も、挿入したばかりの頃に比べて、かなりぬめりを増している。そのおかげで摩擦が軽減され、抽挿が滑らかになっているのだ。
「彼氏以外のチンポで、こんなにオマンコを濡らしちゃうなんて……ふふふ、美結ちゃん、どれだけスケベなんだよっ!?」
「んんんッ……んぅうう……ッ!」
もちろん彼女は反論などしない。
それどころか、ますます息遣いを甘く湿ったものにしている。意識はなくても、身体は広志とのセックスで感じ始めているのだろう。
「ボクのチンポで気持ちよくなってるってわけだ? まったく、こんなに可愛い顔をしているくせに、美結ちゃんの本性はドスケベなんだね」
広志は笑いながら腰の動きを激しくしていった。
「んうっ、うッ、うぅッ、んくッ……んぅうう……ッ!」
彼女の声がさらに艶を増し、抽挿に合わせて、たわわな乳房がいやらしく揺れる。
それは意識のない美結の身体が、広志の欲望を挑発しているかのようだった。
「美結ちゃんも感じちゃってるんだね」
誠人のチンポじゃなくても──。
笑いをこらえながら、広志は彼女の膣を突き上げ続けた。
その都度、半開きになった美結の唇から喘ぎ声が漏れ出してくる。秘部からは破瓜の血を洗い流すほどの愛液があふれ、ほんのりと上気した肌には汗が滲んでいた。
その姿は、全身でセックスの快感を訴えているようだ。
「んふっ……はぁ……んぐっ……んぅううッ」
彼女が身動ぐたび、膣内の幾重にも重なった肉ヒダが雁首と擦れ合い、広志にゾクゾクとする快感をもたらしてくる。
「うぐっ、中が吸盤みたいに吸いついてきて……すごいっ! まるで美結ちゃんのオマンコがザーメンをオネダリしてるみたいだよ」
広志の勝手な物言いに、当然ながら彼女はなにも言い返さない。
けれど、美結の膣は牝としての反応を示し、肉棒を包み込んで刺激し続けている。
腰を一往復させるたび、快感がどんどんペニスの芯に溜まっていき、身体の奥底からはマグマのような熱い欲望がせり上がってきた。
「ヤバい……もう、出そうだ!」
高まる射精欲求にペニスが膨らんでいった。
フィニッシュに向けて、無意識のうちにピストンが加速していく。
「んぅ、はぁ……んぅ、はぁああッ、んはぁああッ!」
ひときわ膨らんだ肉棒に膣内を蹂躙され、美結の喘ぎも切羽詰まったものになる。
「このまま出すよ、美結ちゃん。スケベなオマンコの中にザーメン出すからね!」
「ンううッ、うう~ッ!」
「嫌だったら、嫌って言ってよね。そうしないとマジで膣出しするよ?」
返事が返ってこないことを承知しながら、広志は美結に卑猥な言葉を投げかける。
「なにも言わないってことは、オッケーってことだよね。まったく……美結ちゃんのオマンコは本当にいやらしいなぁ」
「んぐッ、んぅううう……!」
彼女の膣内が収縮し、パンパンに腫れ上がったペニスを締め上げる。
突かれたことによる偶然の反応だろう。けれど広志には、なんだか美結の身体が本気で射精を求めているように感じられた。
「ううっ、この淫乱ザーメン便女め……っ!」
ずっと憧れていた相手を口汚く罵りながら、広志は最後のスパートをかける。
ペニスの先端が膣壺の一番深いところを連続して叩くと、そのリズムに合わせて美結の膣肉がギュッと肉棒を圧迫してきた。
「うぐっ、もうダメだ……限界だっ!」
一秒でも長くセックスの快感を味わっていたかったが、込み上げてくる射精衝動を抑えることができず、広志は欲望のすべてを美結の膣内にぶちまけていった。
「あッ、あッ、あッ、あああッ……んぁああああッ!」
膣奥に精液の迸りを感じたのか、彼女がひときわ大きな声を上げた。
色っぽく身体をよじられると射精がますます勢いづき、呆れるほど大量の精液が肉壺へと流れ込んでいった。
「んはぁ……はぁああ……はぁ、はぁあああ……」
美結の唇から、どこか満足そうに聞こえる吐息がこぼれる。
その反応の淫らさに触発され、射精はいつまでも終わらなかった。
彼女が絶頂したのかどうかは分からない。けれど、肉壺はいつまでもいやらしく蠢き続け、射精直後で敏感になったペニスをしゃぶり続けている。
広志はだらだらと射精を続け、まだ硬さを保っている肉棒を前後に動かした。
「くっ……美結ちゃんのオマンコは、ボクのものだ……っ!」
マーキングをするように、膣壁に精液を塗り込める。そうして最後まで意地汚く射精の快感を味わった後、広志は名残を惜しみつつ──ゆっくりと腰を引いた。
「あ、はぁあああ……」
美結の唇から可愛らしい声が漏れる。
だが、その声とは対照的に、犯された直後の陰部は悲惨な有様だった。
きれいに閉じていた陰唇は淫らにまくれ上がり、ぽっかりと開いたままになっている膣穴からは、血の混じった大量の白濁液がゴポゴポとあふれ出している。
「ふふふ……我ながらすごい匂いだな」
嗅ぎ慣れたザーメンの匂いが鼻腔を刺激した。
このくさい匂いのする精液を、たっぷりと美結の大事な場所に注ぎ込んでやったのだ。
しかも、誠人によって奪われる前の処女穴に。
そう思うと再び笑いが込み上げてくる。
美結の無惨な姿を見ると、たまらない満足感と征服感を覚えた。
「さて……いつまでも余韻に浸ってはいられないぞ」
美結が起きる前に、色々とやっておかなければならないことがある。
広志はペニスをズボンの中にしまい、まずは美結のカバンの中を漁ってスマートフォンを見つけ出した。眠っている彼女の指紋を使って起動させ、中に入っているデータを自分の家にあるパソコンと同期するように細工する。
「脅迫のネタは、どれだけあってもいいからな」
それに広志としては、美結のすべてが知りたかった。どんな些細な情報であっても共有したい。そのためにはスマートフォンの中を見るのが一番だ。
「お……美結ちゃんは、スマホで日記をつけてるのか」
好都合だった。彼女が日記にどんなことを書いているのか──さすがにいまは確認することができないので、家に戻ってからの楽しみにする。
「よし、次は」
「んぅううん……」
美結がソファの上でもぞもぞと身体を動かし始めた。
そろそろ目覚めそうだと気付いた広志は、少し迷ってしまった。現在の彼女にはショーツを穿かせておらず、胸も剥き出しになったままである。
この後、撮影したビデオを材料にして美結を脅迫するつもりだったが、その前に騒ぎ立てられたら厄介だ。とりあえず身なりを整えてやるべきだろうか。
広志は彼女のショーツを手に取ったが──。
「いや、いまさら取り繕ったところで意味はないか」
どうせ目覚めたら、美結はすぐに自分が犯されたことに気付くだろう。
騒ぐようなら力尽くで黙らせればいい。
それよりも、寝ぼけて可愛い声を上げている彼女を撮影するほうが有意義だ。
なにも知らずに眠りこけている美結が現実を知ったとき、いったいどんな反応を見せるのだろうか──と想像しただけで興奮する。
三脚に固定していたビデオカメラを手に取り、彼女の撮影を続けていると。
「んっ……」
まだ寝ぼけたままの彼女が小さな声で呟いた。
寝言なのだろうが──その内容がとても面白くて、広志はつい笑ってしまう。なるほど、そういうことだったのかと納得する。
「んん……あ、あれ? 私、眠っちゃってた……」
やがて美結がゆっくりとまぶたを開いた。
「やあ、おはよう美結ちゃん」
「え……なに?」
目の前でビデオカメラを構えている広志を見て、彼女は怪訝そうな顔をしながらソファの上で姿勢を直そうとしたが──。
「あ、痛……ッ!?」
途端に顔をしかめる。
おそらく、股間に激痛が走ったのだろう。
「──えっ!? なにこれ……キャッ!? 私、なんで……」
美結は剥き出しになったままの胸を慌てて隠し、乱れたままだったスカートの裾を直しながら、戸惑いの表情を広志に向けてきた。
「美結ちゃんの処女喪失シーン、ばっちりと撮影させてもらったよ」
「しょ、処女喪失……?」
彼女は驚いたように目を見開いた。
「それに撮影……って……ど、どういうこと……?」
「だからさ、さっき渡した麦茶に睡眠薬を入れて、眠っている美結ちゃんとセックスさせてもらったんだよ。ボクのモノにするためにね」
「白田くんのって……そんなこと……」
この続きは、12月27日発売のオトナ文庫『親友が気づかぬ内に彼女を寝取るボク』でお楽しみください!!
(C)TASUKU SAIKA/Waffle
かつて経験したことがないほどの興奮に包まれながら、浅ましく血管を浮かせた肉竿を握り、パンパンになった亀頭を彼女の割れ目に押しつけるが──。
「あれ……あれ……っ!?」
唾液と愛液に濡れた陰唇の上を、肉棒がぬるっと虚しく滑り続ける。
焦りを覚えながら何度か繰り返してみたが、初めての経験とあって、なかなかうまく挿入することができなかった。
「畜生……ここまできて、どうして……」
「んんっ、お、落ち着いて……」
無理やり腰を押し出そうとしたとき、美結がはっきりと意味のある言葉を口にした。
広志はドキリとして、思わず身体を硬直させる。
「大丈夫だから……んんっ、焦らないで……誠人くん……」
どうやら寝言のようだ。彼女はまだ眠ったままであり──おそらくは、夢の中で誠人とセックスをする夢でも見ているのだろう。
熱い興奮と欲望はそのままに、奇妙なほど酷薄な気持ちになる。
「そうだよ……もう美結ちゃんのオマンコは、誠人が使った後の中古品なんだ」
だから気を使う必要などない。
ひたすら自分が気持ちよくなることだけを考えればいい。
据え置きのオナホールだと思えばいいのだ。
広志はそう思い直し──改めて美結を攻撃するようなつもりで、ペニスの先端を濡れた膣穴へと食い込ませていった。
「んぐぅっ……うっ、うう……んぐぅ……」
「は、入った!」
それまでの苦労が嘘だったように、亀頭が陰裂に入り込んだ。
「なんだこれ……くっ、すごく気持ちいいっ!」
ヌメヌメとした熱い粘膜が亀頭を包み込んでくる。きつい感触は侵入を拒んでいるようだが、それが鮮烈な快感をもたらしてきた。
広志は夢中になって腰を突き出していく。
ズブズブと肉棒が膣内へと潜り込み、やがて根元まで美結の中へと収まった。
背すじがゾクゾクするほどの快感だった。まだ繋がっただけだというのに、そのまま射精してしまわなかったのが奇跡に思えるほどの心地よさだ。
思わず腰が震えてしまい、反射的に自らの股間に視線を落とす。
「え……?」
結合部から──赤い血が滲み出ていた。
「美結ちゃん、どうして……え? まだ処女……?」
「んぐぅう……んぅ……ふぅーッ」
視線を戻すと、美結は表情を歪めて苦しそうな息を漏らしていた。
「そんなまさか……いや、でもこれは……」
どんな事情があったのかは分からないが、彼女が処女であったことは間違いない。
この破瓜の血こそがなによりの証拠だ。
「そ、そうか! 誠人のヤツ、まだ美結ちゃんとセックスしてなかったのか!」
その事実に誠人は興奮した。
全身を駆け巡っていた熱い血が股間に集中し、ペニスがひとまわり大きくなっていく。
「やった……美結ちゃんの初めての相手は、誠人じゃなくてボクだ! ボクのチンポが、美結ちゃんのバージンを奪ったんだ!」
広志は有頂天になりながら、本能の赴くままに腰を使い始めた。
「うぐっ……あうぅ、いた……痛い……!」
美結の唇から寝言混じりに苦痛の声が漏れる。
あまり派手に動くと起こしてしまう。そう思いながらも、身体の内側から込み上げてくる興奮を抑えることができなかった。
膣穴に出入りする肉竿に愛液と血が絡みつき、テラテラと卑猥な光を反射させている。
熱く火照ったペニスと膣壁が擦れ合い、ますます熱を帯びていく。
その熱に浮かされ、快感に駆り立てられ──広志は腰を動かし続けた。
「んぐっ……痛い……んぁ、誠人くん……ッ」
「ふふふ、残念だったね、美結ちゃん。処女は誠人にあげたかったんだろうけど」
苦悶の表情を浮かべる彼女を見下ろしながら、広志は膣内の感触を堪能した。最初こそギクシャクしていた腰の動きも、次第にスムーズなものになってくる。
肉と肉のぶつかる音が、ソファの軋む音に重なりながらリズムを刻む。
単に広志が慣れてきたというだけではない。
美結の膣内も、挿入したばかりの頃に比べて、かなりぬめりを増している。そのおかげで摩擦が軽減され、抽挿が滑らかになっているのだ。
「彼氏以外のチンポで、こんなにオマンコを濡らしちゃうなんて……ふふふ、美結ちゃん、どれだけスケベなんだよっ!?」
「んんんッ……んぅうう……ッ!」
もちろん彼女は反論などしない。
それどころか、ますます息遣いを甘く湿ったものにしている。意識はなくても、身体は広志とのセックスで感じ始めているのだろう。
「ボクのチンポで気持ちよくなってるってわけだ? まったく、こんなに可愛い顔をしているくせに、美結ちゃんの本性はドスケベなんだね」
広志は笑いながら腰の動きを激しくしていった。
「んうっ、うッ、うぅッ、んくッ……んぅうう……ッ!」
彼女の声がさらに艶を増し、抽挿に合わせて、たわわな乳房がいやらしく揺れる。
それは意識のない美結の身体が、広志の欲望を挑発しているかのようだった。
「美結ちゃんも感じちゃってるんだね」
誠人のチンポじゃなくても──。
笑いをこらえながら、広志は彼女の膣を突き上げ続けた。
その都度、半開きになった美結の唇から喘ぎ声が漏れ出してくる。秘部からは破瓜の血を洗い流すほどの愛液があふれ、ほんのりと上気した肌には汗が滲んでいた。
その姿は、全身でセックスの快感を訴えているようだ。
「んふっ……はぁ……んぐっ……んぅううッ」
彼女が身動ぐたび、膣内の幾重にも重なった肉ヒダが雁首と擦れ合い、広志にゾクゾクとする快感をもたらしてくる。
「うぐっ、中が吸盤みたいに吸いついてきて……すごいっ! まるで美結ちゃんのオマンコがザーメンをオネダリしてるみたいだよ」
広志の勝手な物言いに、当然ながら彼女はなにも言い返さない。
けれど、美結の膣は牝としての反応を示し、肉棒を包み込んで刺激し続けている。
腰を一往復させるたび、快感がどんどんペニスの芯に溜まっていき、身体の奥底からはマグマのような熱い欲望がせり上がってきた。
「ヤバい……もう、出そうだ!」
高まる射精欲求にペニスが膨らんでいった。
フィニッシュに向けて、無意識のうちにピストンが加速していく。
「んぅ、はぁ……んぅ、はぁああッ、んはぁああッ!」
ひときわ膨らんだ肉棒に膣内を蹂躙され、美結の喘ぎも切羽詰まったものになる。
「このまま出すよ、美結ちゃん。スケベなオマンコの中にザーメン出すからね!」
「ンううッ、うう~ッ!」
「嫌だったら、嫌って言ってよね。そうしないとマジで膣出しするよ?」
返事が返ってこないことを承知しながら、広志は美結に卑猥な言葉を投げかける。
「なにも言わないってことは、オッケーってことだよね。まったく……美結ちゃんのオマンコは本当にいやらしいなぁ」
「んぐッ、んぅううう……!」
彼女の膣内が収縮し、パンパンに腫れ上がったペニスを締め上げる。
突かれたことによる偶然の反応だろう。けれど広志には、なんだか美結の身体が本気で射精を求めているように感じられた。
「ううっ、この淫乱ザーメン便女め……っ!」
ずっと憧れていた相手を口汚く罵りながら、広志は最後のスパートをかける。
ペニスの先端が膣壺の一番深いところを連続して叩くと、そのリズムに合わせて美結の膣肉がギュッと肉棒を圧迫してきた。
「うぐっ、もうダメだ……限界だっ!」
一秒でも長くセックスの快感を味わっていたかったが、込み上げてくる射精衝動を抑えることができず、広志は欲望のすべてを美結の膣内にぶちまけていった。
「あッ、あッ、あッ、あああッ……んぁああああッ!」
膣奥に精液の迸りを感じたのか、彼女がひときわ大きな声を上げた。
色っぽく身体をよじられると射精がますます勢いづき、呆れるほど大量の精液が肉壺へと流れ込んでいった。
「んはぁ……はぁああ……はぁ、はぁあああ……」
美結の唇から、どこか満足そうに聞こえる吐息がこぼれる。
その反応の淫らさに触発され、射精はいつまでも終わらなかった。
彼女が絶頂したのかどうかは分からない。けれど、肉壺はいつまでもいやらしく蠢き続け、射精直後で敏感になったペニスをしゃぶり続けている。
広志はだらだらと射精を続け、まだ硬さを保っている肉棒を前後に動かした。
「くっ……美結ちゃんのオマンコは、ボクのものだ……っ!」
マーキングをするように、膣壁に精液を塗り込める。そうして最後まで意地汚く射精の快感を味わった後、広志は名残を惜しみつつ──ゆっくりと腰を引いた。
「あ、はぁあああ……」
美結の唇から可愛らしい声が漏れる。
だが、その声とは対照的に、犯された直後の陰部は悲惨な有様だった。
きれいに閉じていた陰唇は淫らにまくれ上がり、ぽっかりと開いたままになっている膣穴からは、血の混じった大量の白濁液がゴポゴポとあふれ出している。
「ふふふ……我ながらすごい匂いだな」
嗅ぎ慣れたザーメンの匂いが鼻腔を刺激した。
このくさい匂いのする精液を、たっぷりと美結の大事な場所に注ぎ込んでやったのだ。
しかも、誠人によって奪われる前の処女穴に。
そう思うと再び笑いが込み上げてくる。
美結の無惨な姿を見ると、たまらない満足感と征服感を覚えた。
「さて……いつまでも余韻に浸ってはいられないぞ」
美結が起きる前に、色々とやっておかなければならないことがある。
広志はペニスをズボンの中にしまい、まずは美結のカバンの中を漁ってスマートフォンを見つけ出した。眠っている彼女の指紋を使って起動させ、中に入っているデータを自分の家にあるパソコンと同期するように細工する。
「脅迫のネタは、どれだけあってもいいからな」
それに広志としては、美結のすべてが知りたかった。どんな些細な情報であっても共有したい。そのためにはスマートフォンの中を見るのが一番だ。
「お……美結ちゃんは、スマホで日記をつけてるのか」
好都合だった。彼女が日記にどんなことを書いているのか──さすがにいまは確認することができないので、家に戻ってからの楽しみにする。
「よし、次は」
「んぅううん……」
美結がソファの上でもぞもぞと身体を動かし始めた。
そろそろ目覚めそうだと気付いた広志は、少し迷ってしまった。現在の彼女にはショーツを穿かせておらず、胸も剥き出しになったままである。
この後、撮影したビデオを材料にして美結を脅迫するつもりだったが、その前に騒ぎ立てられたら厄介だ。とりあえず身なりを整えてやるべきだろうか。
広志は彼女のショーツを手に取ったが──。
「いや、いまさら取り繕ったところで意味はないか」
どうせ目覚めたら、美結はすぐに自分が犯されたことに気付くだろう。
騒ぐようなら力尽くで黙らせればいい。
それよりも、寝ぼけて可愛い声を上げている彼女を撮影するほうが有意義だ。
なにも知らずに眠りこけている美結が現実を知ったとき、いったいどんな反応を見せるのだろうか──と想像しただけで興奮する。
三脚に固定していたビデオカメラを手に取り、彼女の撮影を続けていると。
「んっ……」
まだ寝ぼけたままの彼女が小さな声で呟いた。
寝言なのだろうが──その内容がとても面白くて、広志はつい笑ってしまう。なるほど、そういうことだったのかと納得する。
「んん……あ、あれ? 私、眠っちゃってた……」
やがて美結がゆっくりとまぶたを開いた。
「やあ、おはよう美結ちゃん」
「え……なに?」
目の前でビデオカメラを構えている広志を見て、彼女は怪訝そうな顔をしながらソファの上で姿勢を直そうとしたが──。
「あ、痛……ッ!?」
途端に顔をしかめる。
おそらく、股間に激痛が走ったのだろう。
「──えっ!? なにこれ……キャッ!? 私、なんで……」
美結は剥き出しになったままの胸を慌てて隠し、乱れたままだったスカートの裾を直しながら、戸惑いの表情を広志に向けてきた。
「美結ちゃんの処女喪失シーン、ばっちりと撮影させてもらったよ」
「しょ、処女喪失……?」
彼女は驚いたように目を見開いた。
「それに撮影……って……ど、どういうこと……?」
「だからさ、さっき渡した麦茶に睡眠薬を入れて、眠っている美結ちゃんとセックスさせてもらったんだよ。ボクのモノにするためにね」
「白田くんのって……そんなこと……」
この続きは、12月27日発売のオトナ文庫『親友が気づかぬ内に彼女を寝取るボク』でお楽しみください!!
(C)TASUKU SAIKA/Waffle