あらすじ
母親に命じられ、男でありながら聖應女学院へ転入することになった千早。寮生たちとも対面して、なんとか学院での生活をスタートさせようとしていたが、慣れない女の子の姿では戸惑うことも多い。ある日、人の少ないトイレを探して彷徨っていた千早は、女生徒と抱き合っている香織理の姿を目撃した。校内での評判はあまり良くないと自ら口にする香織理は、千早にとってもミステリアスな存在だ。帰り道で香織理と一緒になった千早は、雨の中の出来事から、彼女に疑問を抱かせてしまう。香織理からの「貴方は男でしょう?」という指摘に反論できず、認めてしまった千早。しかし香織理が怒ることはなく、逆に協力を申し出てくれた。そしてその言葉通り、常に千早を助けてくれる香織理。そんな彼女の助力もあってエルダーに選ばれた千早だが、香織理が停学処分になるという話を聞いてしまい…。