あらすじ
私立薊学園には「心療クラブ」というサークルがあった。学生たちの心身安定を目的としていたが、いつしか様々な顔を持つようになり、得体の知れないサークルとして、不穏な噂だけが流れるようになっていた。早島つばきもまた、とくに興味を持つことなく過ごしていたが、偶然から新入生歓迎のパーティに参加させられてしまう。そしてそれが、抜けようのない悲劇への入り口だった。自由を奪われたまま、陵辱されるつばき。思いを寄せる青年にも隠さねばならない秘密を持たされ、つばきは苦悩の日々に突き落とされた。命じられるまま奉仕を続けても、次から次に、つばきを求める者が現れ、陵辱は終わる気配がなくて…。