天之村で暮らす伊萩滝は、月夜の晩に不思議な少女と出会う。自分には名前が無いという少女は、言葉を話すぬいぐるみのメデスを抱えていた。お腹をすかせていたその少女を、勢いで自宅に連れ帰る滝。記憶喪失らしい少女の身寄りを捜してみたが、村では手がかりが得られず、そのまましばらく預かることになった。だがそんな滝自身も、最近はおかしな夢に悩まされている。どこかの廃墟で何者かと争う自分。その夢は、滝に不安と暗い予感を抱かせるのだ…。 |
ありきたりの日常からの脱却を求めて旅をしていた明人は、沖縄で金髪碧眼の美少女と出会い、ピンチから救われた。彼女との約束で元の学生生活に戻ることにしたが、転校先で早くもその少女・しずかと再会することができた。なぜか黒髪で瞳の色も違っていたが、しずかは沖縄にいたのが自分であることを認める。冷たい態度をとるしずかだったが、明人はあこがれていた非日常的な世界への可能性を彼女に感じ取り、興味津々でアタックし始めるのだった。 |
店での仕事を覚え始めた純一だったが、毎日疲れ果てていた。それというのも、アルバイトのさなに強引に迫られたり、家出少女の燕のめんどうを見たりと、気をつかう出来事が多いせいだった。そんなある日、期間限定のフェアに合わせてアルバイトの募集を行うPiaキャロットに、小春がやってきた。お菓子作りが好きで、パティシエになりたいという小春は、知り合ったばかりの純一の何気ない言葉から、Piaキャロットで働くことにしたと言うのだが…。 |
* レオには3人の幼なじみがいる。悪友の新一とスバル、そして紅一点の蟹沢きぬだ。しかしきぬは言葉遣いも男勝りで、彼のケンカ友達でもあった。従姉の乙女に、強引に加入させられた生徒会の合宿で、レオはそんなきぬの意外な一面に気づく。いつもレオに突っかかってばかりのきぬと、お互いを意識しあう出来事があったのだ。体育武道祭で二人三脚のペアを組み、ますます彼女への想いに気づいてしまったレオは、幼なじみたちとの関係に悩み始めて…。 |
田神辰也は恋人の葵にフラれ、人生のどん底にいた。だが、ドライブ中の事故で過去へと戻り、人生をもう一度繰り返すチャンスを得た。身長などは初学生時代の大きさになっていたが、記憶や知識は大人のままだったのだ。上手く立ち回れば、成長後の姿や性格をよく知る少女たちを、全員自分のモノにできるはずだ。そして子孫を増やせば、世の中を思いのままにできるのではと考える辰也。まずは幼なじみたちを孕ませようと、辰也の野望がスタートした! |