御門財閥の御曹司である和人は学園でも孤高の存在だ。そんな彼の興味を唯一引いたのが、同じ学園に通う椛だった。6年前に両親を亡くし、引き取られた親戚でも厄介者扱いの椛は、すべてを諦めなんの自己主張もしない、感情のない人形のような少女だった。ほんとうの椛とはどんな人間なのだろう。和人はそれを知るため、椛の養父から彼女をお金で買い取り、その日のうちに処女を奪ってしまう。怯えながらも素直に従う椛に、和人は陵辱を繰り返すが…。 |
武は腹痛で平沢総合病院に運び込まれた。そこで偶然再会したのは、看護婦となった昔の恋人・桜子だった。この病院にはかわいい看護婦やセクシーな女医など、魅力的な女の子がいっぱい。根っからの女好きの武は退屈な入院生活を充実させるため、かたっぱしからアタックしていく。だがいつも肝心なときに桜子に邪魔されてしまうのだった。武も以前よりきれいになった桜子のことが気になるが、フラれた原因を思い出すと胸が痛み、素直になれずにいた。 |
全寮制の鷹宰学園に通う慎吾は、選択授業の化学実験を澪と二人組ですることになった。『氷の美女』などとうわさされる澪は、実験中も必要なことしかしゃべらず、なかなか打ち解けようとはしてくれない。そんなときに、メル友だったNANAが、慎吾に会うために男子生徒になりすまして転校して来て、慎吾と同室になってしまう。そこに幼なじみの美月も加わり、慎吾の気持ちは3人の女の子の間で行ったり来たり。でもやっぱりいちばん気になるのは…。 |
究極の悪戯奥義には体を癒すフシギな力があるという。自らのバイク事故で失明させた美少女・夢村小夏のために、その究極奥義をマスターしようと、キャンギャル・女子アナ・看護婦さんなど、制服が魅力的な女性ばかりを相手に、電車内で悪戯しまくる北手駿掌正統継承者・古森敢太。天国から見守る曾祖父・江戸作に導かれて、苦難の末、敢太はついに究極奥義を習得する。その行く手に立ちはだかる、宿敵の罠とは? ヒット作『悪戯』シリーズの最新作。 |
稲葉宏は、複雑な家庭環境から家を飛び出したが、毎年夏の間だけは実家のある常盤村で過ごすことにしている。実家には幼いころから胸を患っている妹のちとせがいて、自室で静かに暮らしているのだ。そんなある夜、宏は神社で銀髪の少女と出会う。自分の名前すら覚えていない少女が、一人で野宿していることを不憫に思った宏は、滞在先の民宿へ連れて帰ることにした。しゃべるぬいぐるみのアルキメデスに「お嬢」と呼ばれる不思議な少女の正体は!? |