藤堂隆道には大切な妹がいる。名前は加奈。幼いころから病弱な加奈は、入退院を繰り返す生活を送っている。子供時代のある事件により隆道は、妹が弱くて脆い、自分が守るべき存在だと気づいた。それ以来、子供ながらにも妹を護り続けてきたのだ。入院中は毎日のように見舞い、退院時にも学校や生活の世話をした。小学生の加奈も、中学生の加奈も、高校生になった加奈もずっと見守ってきたのだ。それなのに、快復を見せていた加奈の病状が急変して…。 |
朝礼で倒れてしまった勘太郎。保健室で目を覚ますと、なぜか保健医に童貞を奪われている最中だった…。その理由は、彼の逸物が経験豊富な彼女でさえ理性を失うほどに、すごいモノだったからだ。それ以来、なぜか美人姉妹のお嬢様にねらわれたりと、いきなり美少女たちにモテモテ(死語)に!! だが、勘太郎の心の中では、幼なじみの里穂のことがずっと引っかかっていた。はたして里穂との関係は進展するのだろうか? 勘太郎の熱い夏が始まった! |
一条恵美は私立探偵だ。小梅が部長を務める、聖白鳥学園の「美少女探偵倶楽部」名誉顧問でもある。最近、学園内に変質者が出るという噂があり、小梅たち探偵倶楽部はその調査をすることになった。学園での事件はのぞきや下着泥棒から始まり、ついには女生徒へのレイプにまで発展してしまう。その一方で、恵美は浮気調査の依頼を受け、行動を開始する。恵美と小梅、それぞれが追う一見関連のない調査に、ある危険な組織が絡んでいることがわかって…。 |
大輔は両親が海外赴任するため、弟とともに武術家の祖父の家で暮らすことになった。通っていた学校も転校し、桜陵学園での新しい生活を送り始める。そして、祖父の道場で「誠心道」を学ぶ少女の舞とも、一つ屋根の下で暮らすことに…。クラスメートの舞やゆずか、合コンで知り合った琴たちと、楽しい毎日を過ごす大輔。女の子たちもそれぞれ大輔と接するうちに、彼の優しさに惹かれてゆく。そんななか、さまざまなアクシデントが彼女たちを襲い…。 |
ある日、明日香の下駄箱に届いた一通の強迫状。女の子たちのあこがれの的・神村良介から告白され、明日香は幸せの絶頂にあるはずだった。しかし、その脅迫状がきっかけとなって、ありとあらゆる凌辱を受ける、地獄のような毎日を送ることに…。 前作『脅迫』をさらに発展させ、新キャラクターを加えた新たな展開で登場の『脅迫〜終わらない明日〜』。好評だった雑誌連載に書き下ろしシーンやカットを加えて、明日香が選んだもう一つの結末がここに! |